ウェブサイトの効果測定に欠かせないアクセス解析。Google Analyticsなど無料で使用できるものがありますが、無料のため機能やサポートが十分でない場合があります。ウェブサイトの効果を十分に引き出すために有料のアクセス解析を探しているマーケターが多いかと思いますが、気になるのは料金や機能。アクセス解析によって利用できる機能や受け取れるデータが異なります。
今回は有料アクセス解析ツール「Adobe Analytics」と「Google Analytics プレミアム版」に加えて、弊社「KOBIT」が提供するGoogle Analyticsからページ改善レポートを自動で生成するサービスを紹介します。
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画像出典:Adobe Analytics
Adobeが提供するデジタルマーケティングソリューションAdobe Marketing Cloud。その中でアクセス解析の役割を果たすのがAdobe Analyticsです。Adobe Marketing CloudではAnalytics以外にもキャンペーンやA/Bテストに役立つツールが提供されています。Analyticsは他に提供されているAdobeツールと相性が良いので、Adobe製品を多く使っているならAdobe Analyticsが使いやすいです。
実際のところアクセス解析ツールでGoogle Analyticsと人気を二分しているAdobe Analytics。どちらも大手企業が管理しているのが信頼されるポイントです。
サーバコール数によって料金が異なります。基本的に料金は高額ですが、サイトの規模によってGoogle Analyticsのプレミアム版(月130万円)より安価で導入できる場合もあり。質は高いので費用対効果を考えて導入を検討するのがおすすめです。
詳しい費用についてはAdobe Analyticsのサイトで相談してください。
Adobe AnalyticsがGoogle Analyticsに勝るポイントは、レポートを詳細に設定できることです。原則・訪問者・単一ヒットなど1つのレポートに設定できるセグメントがGoogle Analyticsより多く、取得したデータを細分化することに長けています。
分析対象によってそこまでデータ取得を細分化する必要がなくGoogle Analyticsで十分な場合もあるので、サイト規模や分析対象を考慮してAdobe Analyticsの導入を検討してください。
Adobe Analyticsの機能やプランの確認はこちらから。
画像出典:Google Analytics
無料で利用できるGoogle Analyticsですが、有料のプレミアム版が存在します。現在はGoogle AnalyticsプレミアムからGoogle Analytics 360に名前が変更になりました。
無料版のGoogle Analyticsが利用できるのは1月あたり1,000万ヒットという上限が設けられています。そのためそれ以上のヒット数がある場合はプレミアム版の利用がおすすめ。有料版と無料版の機能で大きな違いはそこまでありませんが、有料版はデータの更新間隔が短くなりサポートが充実するというメリットがあります。有料版か無料版の選択はヒット数で決定しましょう。
無料版と有料版の違いはこちらから詳しく比較できます。
月10億ヒットまでなら月額130万円で利用可能。ヒット数が10億を上回る場合は、応相談とのことです。
Google Analyticsはレポート機能は基本的なテンプレートがあって、Adobe Analyticsほど詳細にグループ分けできません。それでもGoogle Analyticsの人気が高い理由は導入の手軽さにあります。分析したいページにコードをコピーペーストすればアクセス解析がすぐ利用できることに加えて、レポート機能の設定も比較的簡単です。
利用者の多さからレポートでおすすめのセグメント設定などを多くのユーザーがブログなどで共有していることもポイント。取得したいデータのアイデアを他ユーザーを参考にゲットできます。
Google Analytics プレミアム版の機能やプランの確認はこちらから。
画像出典:KOBIT
弊社が提供するKOBITはアクセス解析レポートの自動生成ツールです。先ほど紹介した2社がサイトをアクセス解析してデータを取得するツールであったのに対して、KOBITはGoogle Analyticsのデータを利用して図や表で分かりやすくレポートを作成するツール。アクセス解析ツールのデータだけでは分かりづらい改善点を可視化します。
アナリティクスレポートは、1レポート5,000円/月。PowerPoint形式で発行します。
またSEOキーワード分析レポートにも対応していて、こちらも1レポート5,000円/月。Excel形式で発行します。
Google AnalyticsとAdobe Analyticsは自身でレポートを設定してデータを取得していました。しかしデータは改善点の可視化に役立ちますが、具体的な問題点は自身で探し出す必要があります。
この問題点を抽出する手間を省くのがKOBITの役割です。KOBITはGoogle Analyticsのデータをもとにレポートを作成します。レポートにはユーザーの属性や新規ユーザーとリピートユーザーの比率などマーケティングに活かせるデータをレポートで抽出可能。さらに図や表をつけてデータだけで分かりにくい部分を分かりやすくまとめます。
レポートはPowerPointですぐに発行できるので、毎月のデータ提出の手間が省けるところもポイントです。
KOBITの機能やプランの確認はこちらから。
設定できるレポートや料金はツールによって異なります。欲しいデータやサイト規模、分析する対象によって適したアクセス解析ツールを選択してください。