KOBITブログ

ウェブアナリストに必要な力(その4):情報収集力

この記事は約 7分 で読めます。

image001

こんにちは。ウェブアナリストの小川 卓です。

ウェブアナリストに必要な5+1の力の第4回として「情報収集力」を紹介いたします。5+1つの力の概要に関しては以下の記事をご覧ください。

ウェブアナリストに必要な5+1の力とは?

2種類の「情報収集力」

より成果に繋がりやすい分析と改善提案を行うために「情報収集」は欠かせません。情報収集には主に2種類の内容があります。その2つとは「社内やクライアントの情報収集」そして「社外でのの情報収集」です。

片方だけでは不十分で、それぞれについて定期的に情報を集める場や機会を用意していきましょう。では、それぞれの情報収集の概要と、具体的な収集方法について紹介をします。

社内やクライアントの情報収集

1つは「社内やお客さんの情報収集」に関してです。分析対象サイトを知ることも大切ですが、それを運用している人、そして責任者に関する情報収集が大切です。

  • 今後の機能やコンテンツ、デザイン変更などの進捗状況
  • 改善を進める上で課題となっているポイント(ボトルネック)
  • サイト運用に関する課題や不満
  • 分析に関わりそうなホットなトピックス(例:検索順位・ソーシャル・アプリ・同業他社など)
  • 責任者が持っているサイト改善に向けての課題や仮説

週次や月次ミーティングなどで情報収集する、あるいは社内のメールや口頭で話されている内容などを参考にすると良いでしょう。もちろん直接担当者と話をしてみるのも良いです。可能であれば、四半期に1回棚卸しをするミーティングが用意できるとベストです。

聞くだけで終わるのではなく、課題やポイントとなることをリストアップしておくことをオススメします。そしてそれに対して箇条書きやメモ程度でもよいので、自分の考えや、想定出来得る改善案や意見などを残しておきましょう。

その内容をすぐに共有しても良いですし、必要に応じで出しても良いです。しかし、このような気付きを残しておいても必ずしも妙案や解決方法が出てくるとは限りません。そこで大切なのがもう1つの情報集である「社外での情報収集」です。

社外での情報収集

社内やお客さんから得られる情報は、課題や次を考える上で大切ですが、解決方法や改善案を考えるヒントになることは決して多くありません。また社内で分析に携わっている人が少なければ少ないほど、相談する相手もいません。

そこで大切なのが、外に目を向けることです。社外での情報収集も大きく2つに分けると「ウェブやメルマガでの情報収集」と「セミナー・イベント・交流会などによる情報収集」です。筆者がどういったリソースや機会を使っているかを紹介いたします。

【ウェブやメルマガでの情報収集】

いろいろなサイトが国内外あるため1つに絞ることはできませんが、国内で全般的な情報収集が出来るという観点で3つ選ぶとすれば

1)アナリティクスアソシエーションのトピックス

http://a2i.jp/topics/

⇒アクセス解析全般のニュースや情報が更新されています。後述するアナリティクスアソシエーションのイベント情報等もあります。

2)「GA Forum」のRSSあるいはメルマガ

RSS:http://feeds.feedburner.com/gaforumjp

メルマガ:https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=128796

サイトはこちらから:http://gaforum.jp/

Googleアナリティクスを中心とした様々な記事を紹介しています。メルマガは週刊となっています。

3)「運営堂」メルマガ【毎日堂】

http://www.uneidou.com/melmaga

アクセス解析⁺ウェブマーケティング関連のヘッドラインニュースが毎日送られてきます。

そして当然ですが、本ブログKOBITブログも平日はほぼ毎日更新されており、ウェブマーケティング全般のテーマをさくっと読めるので、おすすめです!! 🙂 

筆者は主にRSSリーダーを使って情報収集を行っており、「Inoreader」というサービスを利用しております。登録しているRSS一覧は以下OPMLファイルにまとめてありますので、興味がある方はご利用されているRSSリーダー等に取り込んでいただければ幸いです。

https://www.dropbox.com/s/djiwy31angyaoqx/Inoreader%20Subscriptions%2020170514.xml?dl=0

※現在30サイト・ブログ程登録しています&半分以上は英語&総合ウェブマーケティング系は入れておらずウェブアナリティクス寄りの内容となっていますが、それでもよろしければ。。。

【セミナー・イベント・交流会での情報収集】

日本では主に「ウェブアナリティクス」に関しては2つの大きな団体が存在します。

アナリティクスアソシエーション」そして「ウェブ解析士協会」です。この2つ団体では定期的にセミナー・イベント・交流会が行われておりますので、まだ参加したことが無い方は、ぜひこの2つの団体をウォッチしておくことをオススメします(と言いながら、本記事を読んでいる方の多くはこの2つの団体のことを既にご存知かとは思いますが)。

なお、筆者も定期的にセミナー・勉強会で登壇させていただいておりますので、興味がございましたら筆者の個人ブログ「リアルアナリティクス」をご覧いただければ幸いです!

オフラインでの情報集のメリットは「同じ悩みを抱えている人たちと意見交換が出来る」そして「講師の方などに悩みを直接聞くことが可能」にあるかと思います。社内だと出てこない解決案が一瞬で見つかるかもしれません。

内部と外部情報を接続して価値を生む

image001

情報収集はあくまでも手段です。大切なのは内部と外部で得られた情報をリンクすることです。「内部の課題が、外部の情報によって解決する」「外部で見つけたサービスやツールを社内に導入して、より分析・改善を行いやすくする」といった形で、繋げることで価値に変えることができます。

今回は「情報収集力」を紹介いたしました。次回は「情報発信力」について紹介いたします。お楽しみに!

小川卓 プロフィール画像

【プロフィール】

小川 卓(おがわ たく)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト・ウェブマネー・リクルート・サイバーエージェント・アマゾンで勤務後、フリーに。複数社の社外取締役やデジタルハリウッド大学院の客員教授として活動.。コンサルティング・勉強会・執筆に従事。

主な著書に「ウェブ分析論」「ウェブ分析レポーティング講座」「漫画でわかるウェブ分析」「Webサイト分析・改善の教科書」「あなたのアクセスはいつも誰かに見られている」など。

 

次の記事ウェブアナリストに必要な力(その5):情報発信力

ウェブアナリストに必要な力(その5):情報発信力


さあ、KOBITをスタートしよう。