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FaceBook1Qの業績が発表!広告収益は順調!?今後の伸びは?

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Facebook社の2017年第1四半期の業績が発表されました。トータル収益が80億ドル(約8000億円)という結果となりました。そのうち、広告収益が78億ドル(約7800億ドル)と、97%占めています。

気になるのは成長率です。少し前から、Facebookアプリの広告枠が不足していてい、出稿広告数がほぼ飽和しているということが話題になっています。広告枠が減っている中、Facebook社は今回の四半期でしっかりとした成長をみせることができているのでしょうか?

この記事では、2017年第1四半期のFacebook社の業績状況を分析した上で、今後Facebook社がどう動いていくかを考えていきたいと思います。

過去の業績との比較

まず前四半期(2016年第4半期)を見てみると、トータル収益が88億ドル(約8800億円)、内トータル広告収益は86億ドル(約8600億円)となっています。前四半期よりは今四半期の業績は減っていますが、過去2年(2015年と2016年)の傾向を見てみると、第1四半期は最も収益が低い時期となっていて、第4四半期が最も収益が多い時期ですので、通常通りと言えます。下の画像を見てもらってもわかるように、毎年第1、第2、第3、第4と業績が上がって、年が明けて少し業績が落ちているという傾向が見れますね。

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画像参照:Marketing Land, Facebook’s Q1 2017 earnings report in 6 charts

続いて、前年2016年の第1四半期と比べてみましょう。2016年第1四半期の収益は58億ドル(約5800億円)、そのうち広告収益は52億ドル(約5200億ドル)という結果でした。広告収益の成長率は51%となっています。2016年の成長率は57%であったので、少しその値の減少に対する心配の声もありますが、51%の成長率は順調だと言えるのではないでしょうか?

一応、ユーザー数の状況も見ておきましょう。2017年第1四半期のマンスリーアクティブユーザー数は19億人、デイリーアクティブユーザー数は12億人という結果となっています。前四半期2016年第4四半期と比べると、マンスリーとアクティブユーザー数の値が各々17億人と11億人ですので、約10%の成長率を見せています。前年2016年第1四半期と比べても、それぞれが16億人と10億人となっているので、かなり順調にユーザー数も伸ばしていると言えます。ユーザー数の増加は、東南アジアなどの発展途上国の新規Facebook登録者の増加によるものです。

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広告飽和の問題点

さて先ほど成長率が減少傾向にあることに不安な声もあると述べましたが、それは広告飽和問題からきています。その問題について、まず少し説明しましょう。

Facebook広告はここ数年で異常なスピードで成長していきました。しかし、広告ビジネスのデメリットの1つには、枠の限界というものがあります。どんなに顧客が増えても、枠が埋まってしまったら、それ以上の収益を見込めないという落とし穴があるのです。

まさにFacebookはその問題点に昨年から打ち当たっていたのです。ネット広告なので、枠は増やそうと思えば増やせますが、広告枠を増やしてしまったら、今度はニュースフィード上のオーガニックポストの枠が減ってしまうという問題が起こってしまいます。ですので、そう簡単に広告枠を増やすことが出来ないのです。

しかし、Facebook社はこの問題点をいち早く認識し、去年から対応策に取りかかっています。その対応策は、ニュースフィード広告以外のコンテンツに広告を流すというものです。最近リリースした広告にアドブレイクというmid-roll広告を発表しました。アドブレイクとはライブ動画専用の広告で、長いライブ動画を流している配信者のブレイクのために設けられた広告です。配信者がブレイクしたい時に、15秒の広告動画を流して休憩することが出来ます。

他にも、Facebook社はFacebookグループ上にも広告を流すことを検討しています。このように、今まで流していなかった、コンテンツ上に広告を流すことで、Facebookは広告飽和の問題点を解決しようとしています。

また、Facebook社はFacebookだけでなく、Instagramやオーディエンスネットワークに広告を回すように、これらの利用を広告主に促しています。その中でもInstagramは大きな活躍を見せています。毎日2億人が利用しているストーリー上の広告も本格化して、普段よく見掛けるようになりました。

今後は、Facebook社はFacebookニュースフィード広告以外で、広告収益を伸ばしていくことに尽力していくでしょう、

まとめ

Facebookニュースフィード上に増やすことが出来なければ、他の場所に流せばという考えの基、Facebook社は今後も広告収益を伸ばそうとしています。心配の声もありますが、その心配ももうしばらくは必要ないのではないか?と個人的に考えています。今年1年の業績が、どう動いていくか楽しみです。

Marketing Land, The most important thing to know about Facebook’s ad load problemFacebook’s Q1 2017 earnings report in 6 charts

 


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