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Facebookダイナミック広告がホテルに加えて航空券にも対応可能に!!

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Facebookの代表的な広告の1つにダイナミック広告があります。ダイナミック広告とは、インターネットユーザーが訪問したサイトやアプリに応じて、Facebook側がそれを基にユーザーにとって最適な広告を表示させる仕組みです。当初は、ファッション系や家電系などのリテール商品に限られていた広告でしたが、去年2016年5月にホテル、そして今回2017年4月に航空券もダイナミック広告の対象商材となりました。

この記事では、簡単にダイナミック広告の仕組みを紹介した上で、今回のアップデートで旅行業界はどのようにダイナミック広告を利用していけるかについて説明していきたいと思います。

ダイナミック広告の仕組み

最初にも述べたように、ダイナミック広告はリターゲティングのようなもので、ユーザーのサイトやアプリの訪問履歴データを基に最適な広告を表示される仕組みです。

例えば、あるユーザーがシューズAの商品情報を閲覧した後、購入せずに離脱してしまったら、再度そのシューズAの広告をそのユーザーに見せて戻ってきてもらいたいところです。通常のリターゲティング広告の場合、マニュアルで「このページに訪問してきたユーザーに、この広告を配信」といった設定を行う必要があります。

しかし、リテールビジネスのようにたくさんの商品を扱っている場合、全商品広告のリターゲティング設定を行うのは非常に手間です。その手間を解決してくれているのがダイナミック広告です。

ダイナミック広告は、Facebook側がユーザーの訪問履歴データを自動で解析し、アップしてある商品情報を基に最適な商品広告を表示してくれます。先ほど例で、ユーザーがシューズAを購入したとします。すると、Facebook側は「このユーザーは次は靴下が必要かもしれない」と自動で判断して、靴下の広告を配信してくれます。また、関連商品だけでなく、各商品の在庫状況なども判断して広告が配信されます。

この際、広告主がすべきことは、しっかり商品情報をFacebookのシステム内でアップすることだけです。多くの商品を扱うビジネスにとっては、非常に効率的で便利な広告ですね。

旅行業界のダイナミック広告

多くの商材を扱っていると言えば、旅行業界も含まれますね。去年2016年5月に、まずFacebookはダイナミック広告の対象にホテルを加えました。ホテルの場合、Facebook上に登録されている各ホテルの場所、グレード、空室状況を基に、Facebook側が自動で最適なユーザーに最適な広告を表示してくれます。

例えば、あるユーザーが京都周辺で1泊10,000円程のホテルを探していたとすると、Facebookは広告主側の情報から、京都周辺にある10,000円程のホテルを、空室状況も含めて、自動で探してきて、幾つかをユーザーのニュースフィード上に表示してくれます。

そして、今回ホテルに加えて航空券がダイナミック広告の対象となりました。それでは、航空券のダイナミック広告はどのように使えるかを説明していきます。

あるユーザーが、ゴールデンウィーク期間の日本からロサンゼルスまでの往復便チケットを2名分探していたとします。基本的な仕組みは変わらず、Facebookは広告主が持つフライト情報(日時、目的地、値段)を基に、ゴールデンウィーク期間の日本からロサンゼルスまでの往復便の広告を、そのユーザーに表示して提案してくれます。また、空席状況もFacebookは把握します。この例に従えば、ユーザーは2名分のチケットを探しています。そのユーザーに2席まとまったスペースがない航空券は提案できませんよね?Facebookはそれも判断して、2名が一緒に座れるスペースがあるフライトの広告だけをユーザーのフィードに表示してくます。

もちろん、ユーザーが1人分しか探していなかったら、1席だけ孤立して残っているフライトも提案されます。最後の1席まで埋める手伝いをしてくれるので、広告主にとっては非常に助かる仕組みだと思います。

さらに航空会社が売上を上げられるように、既にフライトを予約したユーザーにはさらなるオプションの広告を配信します。例えば、Wi-Fiアクセスや席のグレードアップの広告を、「予約したユーザー」のみに配信されます。また、会員になっているユーザーには、会員限定のサービスも広告してくれます。

このように、ユーザーのフライト検索状況や購入状況に応じて、最適なフライト商品を提案してくれるので、航空会社もさらなる売上向上のためにも、今後はダイナミック広告の運用は欠かせませんね。

まとめ

今回のアップデートは、広告主にとっても旅行者にとってもプラスになるアップデートだと思います。広告主は空席在庫を減らせ、効率的にオプションサービスの売上を伸ばせますし、旅行者もわざわざ検索しなくても自分の求めるフライトがFacebook上で提案されますからね。

ちなみにダイナミック広告は、FacebookだけでなくInstagramやオーディエンスネットワークにも配信されますので、広い範囲で広告が配信されます。また、課金法は通常の広告と同じで、クリックベース、インプレッションベース、そして最適CPMベースで選ぶことができます。

参照:
Marketing Land, 
Facebook begins retargeting potential travelers with ads featuring flight info
Facebook brings its retargeted ads to Instagram, travel brands


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