KOBITブログ

Facebook広告新指標 「auction overlap」と「audience saturation」とは?「デイリー結果予測(Estimated Daily Results report)」にも注目!!

この記事は約 5分 で読めます。

Advertising Commercial Promotion Digital Marketing Concept. Improving statistics.

以前からFacebookの広告ビジネスの成長は減速するという話しをしてきましたが、その兆しはまだまだ見えそうにありません。今月4月にFacebook社は、マンスリーFacebookビジネス広告主数が500万を超えたことを発表しました。この数は半年毎に100万ペースで増えています。2016年3月のマンスリー広告主は300万、2016年9月は400万でした。

さて成長が減速すると言われても、尚同じページで広告主が増えている要因は、やはりFacebook社が広告プラットフォーム常に向上させている点にあると思います。同月、Facebookは広告機能に大きなアップデートを2つ加えました。1つは、広告インサイトの指標に「auction overlap」と「audience saturation 」が加入したこと。そして、もう1つが広告の「デイリー結果予測(Estimated Daily Results report)」を配信前に見ることができるようになったこと。

それでは2つのアップデートを詳しく説明していきましょう。

「auction overlap」と「audience saturation 」

複数の広告キャンペーンを運営している時、それらが同じオークションに競合してしまうケースがあります。例えば、広告キャンペーンAとBがあって、同じオークションに参加してしまうと、パフォーマンスや課金金額が高い方だけユーザーのニュースフィードに表示され、もう一方は表示され辛くなります。これは非常に管理の手間を増やすだけですね。

こういった同じ広告主の複数の広告が競合してしまっていることを「auction overlap」と言います。今回加えられた指標は、各広告キャンペーンのオーバーラップ率を見ることができます。もし、オーバーラップ率が高い広告があれば、パフォーマンスの高い広告と統合したりするアクションが取れ、管理しなければならない広告を減らすことができます。

続いて「audience saturation 」ですが、これはフリクエンシーの広告効果の影響をみる指標です。フリクエンシーとは、各ユーザーに何回広告が表示されたかを確認する指標です。広告は1回だけの接触だけでは効果は出ません。何回かニュースフィードに現れることで、「この広告最近よく出るなー。なんだろう!クリックしてみよう」となるものです。しかし、その回数が増え続け、ユーザーは完全にその広告、広告のクリック先のコンテンツを認知してしまうと、クリックしなくなります。

つまり、適度なフリクエンシーを見極めることが、広告運用では必要となります。「audience saturation 」は、フリクエンシーの増加が、CPCやクリック率をどの程度下げているかを表示してくれます。これで、広告キャンペーンの内容を変えるタイミングが分かりますね。

デイリー結果予測(Estimated Daily Results report)

これまで、広告配信する前に推定リーチオーディエンス数を確認することは出来ましたが、正直どの程度の結果を得ることができるのかも見たかったと思います。デイリー結果予測(Estimated Daily Results report)は、それを実現した広告機能となります。

17634237_243942282746185_4914318734182580224_n

画像参照:facebook business, Introducing Better Insights into How Your Ads Work

上記の画像のように、1日の予算に対して、いくつのコンバージョンを得られるかを予測してくれます。これを基にすれば、最適なターゲティング設定や課金金額を定めることができますね。もちろん、結果の指標はコンバージョンだけでなく、動画の閲覧回数を目的としている場合、その動画の再生回数が表示されます。

まとめ

このように、Facebookは新たな広告機能を追加し、多くの広告主を惹き付けています。特に広告主数が増えているのは東南アジアです。現在アメリカのFacebook広告主の割合は全体の30%です。十分過ぎる数値ですが、逆に考えれば、70%はアメリカ外の広告主となります。その中心は東南アジアで、中でもタイでのFacebook広告主が急激に増えているようです。今後も、こういった地域を中心にFacebook広告主は増えていくでしょう。

他に面白いデータとして、スマホでFacebook広告を作る人が増えているという点です。2016年の9月、スマホやタブレットで広告を作成する割合が40%だったのが、今は50%まで増えています。こういった手軽さも、Facebook広告の人気の秘密かもしれませんね。

参照:
Marketing Land, 
Facebook adds new Estimated Daily Results report, upgrades Delivery Insights
Facebook now has more than 5 million monthly advertisers 
facebook business, 
Introducing Better Insights into How Your Ads Work

 


CATEGORY:

さあ、KOBITをスタートしよう。