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UIとUXはどう違う?UXの基本と、優れたUXを構成する7つの要素

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UX User Experience Background concept with Doodle design style :user interfaces, guidelines, solutions, creative thinking. Modern style illustration for web banners, brochure and flyers.

UI/UXについて理解を深め、優れたUI/UXを持ったWebサイトを構築するためにお送りする本連載。
前回の記事では、多くの有名サイトを例に挙げ、「良いUI/UXとは何か」ということについて考えていきました。

第二回となる今回は、引き続きUI/UXの基本として、UIとUXの両者の違いや、UXの構成要素として広く引用されている「UXハニカム」についてご紹介します。

「UI/UXを知り、優れたWebサイトを構築する」連載一覧

第一回:良いUI/UXとは何か?Amazonと楽天に見るユーザー体験の違い

UIとUXの違い

UIとUXは関連した概念であるため、それぞれの定義が曖昧に使われている場合があります。まず、UIの定義から見てみましょう。

UIの定義

“ユーザインターフェースとは、機器やソフトウェア、システムなどとその利用者の間で情報をやり取りする仕組み。システムから利用者への情報の提示・表示の仕方と、利用者がシステムを操作したり情報を入力したりする手段や方式、機器、使い勝手などの総体を表す。”

引用元:ユーザインターフェースとは – IT用語辞典

インターフェースとは、もともと接点・接触面といった意味を持っているので、UIはユーザーへ提示されるWebサイトの視覚要素を指しています。例えば、ECサイトで商品情報を提示する際に含まれる画像や価格情報などのテキスト、あるいは、ユーザーが顧客情報を入力する際のフォームといった画面要素がUIに該当します。

UXの定義

次に、UXは以下のように定義されます。

“UXとは、ある製品やサービスを利用したり、消費した時に得られる体験の総体。個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念である。

引用元:UXとは- IT用語辞典

ECサイトでは「欲しい商品が分かっているときに、すぐに商品を見つけて購入したい」といったユーザーの目的を実現できるかがUXに該当します。「株主が企業サイトを訪問して、決算情報を閲覧する」といったシナリオもUXとして検討するべき例です。

UXが包括的な概念であるため、UIはその一部分であると考えられます。ユーザーがWebサイトを訪問した目的を達成できる体験(UX)を得るための手段が、最適化されたインターフェース(UI)となるのです。

前回の記事でGoogleやAmazonの例で見たように、UXはユーザーのIT習熟度やニーズに強く依存します。その文脈によって、シンプルなUIが好まれたり、煩雑なUIが評価されたりと、異なる結果が得られるのです。

優れたUXを構成する7つの要素

優れたUXを持った製品・サービスとは、どのようなものでしょうか。2004年、Peter Morvilleが優れたUXを構成する7つの要素を提案し、広く引用されるようになりました。

要素名

要素名(日本語)

概要

Useful

役に立つか

革新的なアイデアによって有用性の高いサイトが作成されている

Usable

利用できるか

利用しやすいインターフェースが提供されている

Desirable

望ましいか

好意的な感情を持って受け入れられる

Findable

見つけられるか

ナビゲーション等を通して、ユーザーが必要な情報へ到達できる

Accessible

アクセスできるか

視覚障がい等を有しているユーザーでも情報を取得する手段が提供されている

Credible

信用できるか

情報発信者の身元や専門性が確認できる

Valuable

価値があるか

顧客が満足できる情報を提供している

出典:WebサービスのUXを改善するUXハニカム | UIUX JAPAN

まとめ

UI(ユーザーインターフェース)はUX(ユーザー体験)の一部分と考えられ、最適なUIは、優れたUXを得るための手段となります。

優れたUXを構成する要素の中でも、特にUsableと表される「利用しやすいインターフェースが提供されているか」、Findableと表される「ナビゲーション等を通して、ユーザーが必要な情報へ到達できるか」といった項目については、達成できるかどうかはUIにかかっていると言っても良いでしょう。

UIはUXに対し、良くも悪くも、大きな影響力を持っているのです。


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