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Facebookでさらなる売上を!?新たなモバイル専用広告フォーマット「コレクション広告」とは?

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Close-up view on white conceptual keyboard - Online catalog (blue key)

モバイルでショッピングする人は確かに増えてきていますが、その環境は未だ完璧とは言えません。1つの課題はローディング時間です。見たい商品ページに飛ぶのに長い時間待たされると、ユーザーは離脱してしまう傾向が非常に強いです。

Facebookでも、自社商品をアップロードしてカタログのように写真を表示させる機能や広告が存在し、同様のローディングに関する問題は抱えていました。しかし、今回Facebookはこの課題を解決する新しい広告フォーマットを発表しました。名前は「コレクション広告」といいます。リテーラー向けで、ダイナミック広告に似ているのですが、かなりグレードアップした広告と言えます。

それでは概要説明していきましょう。

「コレクション広告」の概要

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(画像引用:Facebook’s shoppable ‘Collection’ ad is its latest iAd-like format

「コレクション広告」は、上の画像の様に、3つのステップで遷移していきます。まず、他の広告フォーマットの様に、メイン画像や動画がニュースフィードに広告が表示されます。しかし、「コレクション広告」はそれに加えて、メインコンテンツの下に4つの商品画像が表示されます。4つの画像はダイナミック広告でアップロードした在庫リストから引っ張り出されます。

自分で広告内に表示される画像を選択することもできますし、Facebookにそれを委ねることもできます。どういうことかというと、アップロードされている在庫商品リストから、Facebookが最も人気のものを認識し、自動で4つ画像を選んでくれるということです。メインコンテンツは、画像の場合、サイズは1.9:1の横長サイズとなり、画像内に20%以上のテキストを加えることを禁じられています。動画の場合、正方形か16:9の横長タイプをアップできます。今回Facebookは、「コレクション広告」では今人気の縦長動画をお勧めしていません。

ニュースフィードに流れてきた「コレクション広告」をユーザーがクリックすると、次はカタログページに進みます。カタログページでは、トップにメインコンテンツがフィーチャーとして表示され、その下に企業がFacebookにアップロードした商品が最大50個表示されます。その50個もFacebookが人気のある、もしくは購入される可能性が高い商品を自動で選んでくれます。

第2ステップで最も注目すべきなのはローディング時間です。このページはインスタント記事と同じキャッシュコンテンツとなっていて、クリックしてすぐに表示されるようになっています。これが、今回Facebookがモバイルコンバージョンを増やすきっかけになると考えている「コレクション広告」の特徴の1つです。

最後に、ユーザーがキャッシュコンテンツのカタログページをクリックすると、その広告主の企業ページに遷移します。そこからユーザーは商品を購入することができます。ただ、企業ページはキャッシュコンテンツとならず、ローディング時間は通常通りとなります。

「コレクション広告」の課金方法

課金方法は「クリックベース」と「最適インプレッションベース」の2つあります。「クリックベース」は、皆さんも馴染みのある課金方法で、ニュースフィードに表示された広告をユーザーがクリックしたら課金されます。

「最適インプレッションベース」は、ニュースフィードに表示された時点で課金されますが、Facebookが第3ステップの企業ページに飛ぶ可能性が最も高いユーザーに絞ってインプレッションしてくれます。

新たな指標アウトバウンドクリックも登場

「コレクション広告」のリリースに同時に、Facebookは新たな効果測定指標アウトバウンドクリックを発表しました。これは「コレクション広告」だけではなく、「キャンバス広告」にも採用される指標です。

「キャンバス広告」も「コレクション広告」も2つのクリックが存在します。1つは詳細な広告コンテンツを見るためのクリック(「コレクション広告」の場合インスタント記事型の商品カタログページ)、2つ目は広告コンテンツから企業ページに飛ぶクリックです。企業ページまで飛ぶユーザーもいれば、詳細な広告コンテンツで離脱してしまうユーザーもいます。これまでのFacebookのインサイトでは、この2つのユーザー行動を一緒にしてクリック数をカウントしていました。

アウトバウンドクリックとは、企業ページまで遷移した広告クリック数をカウントしたものとなります。つまり、2パターンのユーザー行動を分けて測定することを可能にした指標となっています。これは「キャンバス広告」だけでなく、前回の記事(さらに広がる!?Instagram Shoppingを浸透させる新たな機能とは?)で紹介したInstagram Shoppingにも利用していくと、Facebookは述べています。

まとめ

Instagram Shoppingの拡大もあり、2017年Facebook社は、Facebook/Instagramからの商品購買を盛り上げることに力を入れているような気がします。ただ「コレクション広告」に関して一点だけ指摘すると、企業ページもキャッシュコンテンツに出来れば、さらにFacebookコマースは活性化すると思います。

企業ページに移る際は、通常と同じローディング時間が掛かるわけで、もちろん、そこで離脱してしまうユーザーもいるでしょう。企業ページのインスタント記事化が無理なら、Googleが提供しているAMPフォーマットと連携が取れると良いのですが、それが出来るかはまだわかりません。

参照:
Marketing Land, Facebook’s shoppable ‘Collection’ ad is its latest iAd-like format
facebook business, Inspire Shoppers to Purchase with a Collection

 


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