KOBITブログ

さらに広がる!?Instagram Shoppingを浸透させる新たな機能とは?

この記事は約 6分 で読めます。

hand holding the phone tablet on blurred in shop or restaurant background;Transactions by smartphone concept

去年2016年の11月に、Instagramはオーガニックの「Shop now」投稿(以下Instagram Shopping)のテストを開始しました。11月の記事(Instagramがオーガニックでの「shop now」投稿をテスト!!広告費なしでもインスタコマースが可能に!?)では、このテストに参加できたのはMacy’sやKate Spadeなどのトップリテール企業やブランドの全20社のみでした。

しかし今回、Instagram Shoppingを利用出来る企業を拡大することが分かりました。Instagramは、現在Facebookで商品カタログをアップロードしているアパレル、ジュエリー、ビューテーブランドをピックアップして、Instagram Shoppingの利用を促していくそうです。また、ShopifyやBigCommerceなどの企業とも協力して、さらなる拡大を図っていくようです。

11月のテスト開始から今回のニュースがでるまで結構な時間が掛かりましたが、それはテスト期間中にいくつかの課題が見つかり、それを解決する作業を行っていたからだと考えられています。既にその課題解決の目処は立っていて、Instagramも同機能を広める準備が整ったので、利用企業の拡大を決めたようです。

それでは、Instagram Shoppingの機能概要を説明した上で、テスト期間中に発見された課題、そして今後拡大に向けたInstagramの取り組みについて開設していきます。

Instagram Shoppingの概要

screen-shot-2016-11-02-at-1-31-10

(画像引用:Shopping Coming to Instagram

Instagram Shippingとは上記の画像のように、写真に写っている商品にタグ付けして、そこに商品名や値段を加えることができる投稿です。投稿できるのは写真一枚だけで、動画やカルーセルフォーマットは利用出来ません。

大きな特徴は、一枚の写真の中に複数の商品が含まれる場合、全ての商品にタグ付けできるという点です。タグをクリックすれば、詳細な商品情報を閲覧することができ、横にスワイプしていくと写真に写っている商品情報を順に閲覧することができます。さらに「Shop Now」というボタンをクリックすれば、その企業のECサイトに飛んで購入プロセスに入ることができます。

大きな利点が2つあります。1つ目は、ユーザーは企業のECサイトに飛ぶ際、Instagramアプリから離脱してブラウザに移らなくても良い点です。ブラウザに移ることは、それなりに時間が掛かることですし、1つのアプリ内でページ遷移ができるなら、ユーザーストレスを軽減することができます。2つ目は、マージンがInstagramに取られない点です。今後どうなるかは分かりませんが、現時点ではInstagram Shoppingを通じてコンバージョンを得た際、その売上の一部の金額をInstagramに支払う必要はありません。

以上がInstagram Shoppingの概要です。詳しいことは、11月の記事(Instagramがオーガニックでの「shop now」投稿をテスト!!広告費なしでもインスタコマースが可能に!?)で紹介しているので、是非参考にして下さい。

テスト期間中に見えてきた課題とその解決

テスト期間中に見えてきた課題は主に2つです。1つは思ったようなユーザーの反応が得られていないことで、もう1つはInstagram Shoppingを利用して投稿することが困難であったことです。1つずつその詳細とInstagramの取り組みを説明していきます。

まずユーザーの反応ですが、Instagram Shoppingの投稿をフィードで見て、商品の詳細情報を見るためにクリックするユーザーは、当初4%しかいなかったようです。商品詳細を見てから「Shop Now」を押して企業のサイトに飛ぶユーザーの比率は19%と十分なのですが、商品詳細に飛ぶユーザーは少ないですね。この機能はまだテスト段階で認知されていないので、もっとユーザーに注目してもらうために、Instagramは写真内にある商品の上にドットボタンを加えるようにしました。この取り組みに関する効果については、未だInstagramは公言していませんが、「クリック出来るよ」ということを大きく表現するば、より多くのユーザーに気づいてもらうきっかけとなりそうですね。

2つ目が、企業がInstagram Shoppingを利用する際、Instagramのエンジニアと協力しないと、コンテンツを作成しアップロード出来なかったという点です。つまり、通常投稿のように、自分で自由にアップロードしてタグ付けすることが出来ないので、1つ1つの投稿に時間と手間が大きく掛かっていました。この課題もInstagramはしっかり認知していて、今後Instagram Shoppingを拡大するために、自分で投稿し、商品タグ付けし、詳細情報を掲載できる機能を加えていくようです。恐らく、これはもうすぐ公開されると予想されています。

まとめ

以上が2つの課題と解決策です。両方とも、ユーザー側と企業側の利用を拡大する取り組みですね。利用する企業を増やす準備は整ったといえるでしょう。あと、Instagramは同機能専用のインサイト機能も近いうちに公開する予定です。何人のユーザーが投稿をチェックして、クリックしたかを、企業は見ることができるようになります。

そうなると、よりInstagram Shoppingを利用したがる企業は増えそうですね。Instagramコマースがトレンドになるのも、もう時間の問題でしょう。

参照:
Marketing Land,
Instagram opens shoppable organic posts to more businesses in the US

Instagram tests shopping outside of ads with 20 retailers in the US

Instagram for Business, Shopping Coming to Instagram (画像含む)


さあ、KOBITをスタートしよう。