導入事例

“マンガでわかるWebデザイン”の湊川あいが語る、マーケティングとKOBITの魅力とは

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湊川 あい(みなとがわ・あい)

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初めてWebサイトを作ったのは中学生のとき。「会ったこともない遠くの人が、作ったものを見てくれるっておもしろい」という気持ちからWebデザイナーを志す。
大学卒業後はベンチャー企業に入社。企画・制作・運用まで戦略を一貫させることの重要性を学ぶ。その経験を「マンガでわかるWebデザイン」としてインターネット上に公開していたところ、出版の声がかかる。
マンガと図解の力で、物事をわかりやすく伝えることが好き。
楽しみながら学べるコンテンツを制作・配信中
Twitter:@webdesignManga

絵を描くWebデザイナーとして、「マンガでわかるGit」等の人気Webマンガの連載や技術書執筆を行う湊川あいさん。
マーケティングが好きで、現在はアクセス解析にKOBITを利用していただいているとのこと。

今回はそんな湊川さんに、Webマンガを描き始めたきっかけについて伺いつつ、マーケティングの魅力やKOBITを使ってみた感想についても語っていただきました。

Webマンガを描くようになったきっかけ

階段の一段目のような本が作りたかった

――まず、湊川さんご自身についていくつかお伺いしたいと思います。
元々は会社勤めで、働きながら「マンガでわかるWebデザイン」を描きはじめたということですが、描こうと思ったきっかけは何でしょうか?

湊川あい(以下、湊川):新入社員さんが入ったときに、これ一冊読めば基本は大丈夫!みたいな本があればいいと思ったんです。

初心者の方が「勉強しよう!」と思って本屋さんで技術書を開いてみても、ソースコードと文章がメインで「自分には難しすぎるかも」と挫折してしまう人が多いと思うんです。
でも、実のところ、HTMLもCSSもそんなに難しいものではないんですよね。最初のハードルが高いだけで、イメージを掴めば誰でも書けるようになるんです。
そう思ったので、Webデザイナーである私の脳内イメージを、マンガや図解に落とし込んでWeb上に投稿することにしました。

投稿を始めてから半年で、突然出版社から書籍化の声がかかりました。
そこから本格的に原稿を作成し、2016年6月に1冊目「わかばちゃんと学ぶWebサイト制作の基本」を出版したという流れです。

わかばちゃんと学ぶWebサイト制作の基本.png (310.2 kB)
(引用元:わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本

技術書としては異例のイラスト・図解量に加え、実際に手を動かしてWebサイトを作りながら学べるフェーズや、Googleアナリティクスの基本やPDCAの回し方までWebサイト制作の全体を網羅して解説しています。
なかなか一歩が踏み出せない方々にとって、わかばちゃんの本が、階段の一段目になれたら嬉しいですね。

マンガなら見てくれるだろう、と思って描いたら連載が決まった

――なるほど。ちなみに現在「マンガでわかるGit」という連載マンガを描いていらっしゃいますが、Gitを題材にしようと思ったきっかけは何でしょうか?

湊川:以前勤めていた会社で、私から「Gitを入れましょう」と提案して導入したんです。
そこまでは良かったんですけど、その後、わからないことがあるとみんな私に聞きにきてしまう。使い方のドキュメントとかも書いたんですけど、忙しいからかなかなか見てもらえなくて。
そこで、「テキストで見てくれないならマンガにしよう。マンガなら見てくれるだろう」と思ったのがきっかけです。
こういう、身近な困り事をきっかけにマンガを描きはじめることが多いですね。

最初は個人ブログにアップしたんですけど、それが800ブクマくらいついて、たくさんの人に見てもらえたんです。
それをきっかけに、連載しないかって声をかけてもらえて、2話目からCodeIQさんの方で連載することになりました。それが昨年の4月頃ですね。

マンガでわかるGit一話
(引用元:マンガでわかるGit 第一話「Gitってなあに?」 | マンガでわかるWebデザイン

ーー 第一話からちょうど1年なんですね。

湊川:そうですね。ちょうど来月、2017年4月にはマンガでわかるGitの書籍も出版できることになりました。本当にありがたいです。

Web連載も引き続き、書籍版とは別の内容でやっていく予定です。
現在Web上で公開されている9話までを序章とすると、書籍にはそれプラス本題を収録しています。マージやリベース、プルリクエストなど、Gitを使う上で必要不可欠な概念を「マンガ+実践」で学べます。
Web未公開の内容が大半ですので、損はさせません(笑)

Web連載の10話目以降は、発展編にしていく予定です。
Gitの内部構造のマンガなんて作れると面白そうですよね。多分まだこの世にないですよね、そんなの。
書籍を買っていただいた方にも、Web連載だけをずっと読んでくれている方にも引き続き楽しんでいただけるような内容にするつもりです。

Googleアナリティクスやマーケティングについて

デザインもしてコーディングもして、アナリティクスも見る

ーー続いて、KOBITのサービスにも関係するGoogleアナリティクスやマーケティングについて伺っていきたいと思います。
「わかばちゃんと学ぶWebサイト制作の基本」でもGoogleアナリティクスを紹介されていますが、湊川さんご自身は、いつ頃からGoogleアナリティクスを使いはじめたのでしょうか?

湊川:会社に入社した頃から触ってましたね。デザインもしてコーディングもして、アナリティクスも見る、みたいな感じで。トータルでやってました。

ECサイトの運営をしていたので、全体的な数値を見るのはもちろん、担当している商品カテゴリごとの目標に対して、今進捗がどれくらいかチェックしたりもしていました。
ただ見るだけでなく、数値が足りていなければ別の施策を打つとか、充分足りていれば来月用の施策を打つとか、そういうことをやっていましたね。

バットを振って「当たる」瞬間が楽しい

ーーデザインからマーケティングまで、全て担当されていたんですね。
マーケティングも好きとのことですが、湊川さんにとってマーケティングの魅力とは?

湊川:マーケティングって、私は「みんなが欲しいものを作る」ことだと思っていて。
マーケティング自体もいくつか階層に分かれていると思うんですけど、その中で私が重視しているのが「3C」という考え方です。

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(引用元:ゼロから始める技術書執筆 by 湊川あい

湊川:3Cには色々な考え方があるんですけど、「誰に何を売るか」の「誰に」の部分。図でいうと「市場」の部分なんですけど、ここを絞るのが難しくもあり、面白いところだと思っています。

例えば、KOBITさんの場合だと、ターゲットはいきなりアクセス解析を任された新入社員さんや、ずっとWeb担当者だけど仕事が忙しくなってきて、そろそろアクセス解析を自動化したい中堅社員さんなど、いろんなパターンが考えられると思うんですよね。
そういうお客さんたちに対して、じゃあ、この人たちはどんな情報があったら喜ぶのかな、とか、何されると嬉しいんだろう、みたいなところを考えながらやっていく、なんというか、想像上の人物をもてなすみたいな(笑)。そういうのが好きなんですよね。

それで、そういう人たちに向けて記事を書いたり、商品を作ったりするんですけど、大体は外すんですよね(笑)
ただ、打率の話っていうのがあって、例えば有名な野球選手だと打率は3~4割だと思うんですよ。マーケターも同じで、一流の人でも、大体成功するのは3~4割だという話を聞いたことがあって。

私は全然まだまだなので、もっと当たらないんですけど、それでも当たることがあるんですよ。
自分の想像上のお客さんが実際にいて、ニーズにばっちりハマることがある。それがもう、喜びですよね。「こういうお客さん、やっぱりいたじゃん!」って。そういうのがとても楽しいです。

KOBITを使ってみた感想

KOBITには5つの良い点がある

――続いて、現在アクセス解析にKOBITを利用していただいているということで、KOBITについて伺っていきたいと思います。
まず、使ってみた感想としてはいかがでしたでしょうか。

湊川:KOBITには、5つの良さがあると思っています。

  1. 連携がラク
  2. PDCAの「C→A」が資料に組み込まれている
  3. 客観視
  4. 効率的
  5. 習慣化

の5つなんですが、順番に説明していきますね。

まず、1.連携がラク。使いはじめるときに、色々設定が必要なのかなと思っていたんですけど、Googleアナリティクスのアカウントを入れるだけだったので、ログインをするような感覚で登録できて、それがまずびっくりしましたね。

2つ目、PDCAの「C→A」が資料に組み込まれている
PDCAの「C」は「Check」で、評価や計測のことですよね。計測するとこうでした、というような。アナリティクスでもそこまではできるんです。
でもKOBITの場合は、「C」だけじゃなく、その先の「A」、「Act」が資料に入ってるんですよね。こういう結果でした、だから来月はこうしましょう、というのが。
ただページビューなどの数値を出すだけじゃなく、その先のAct、改善提案まで入っているのが素晴らしいところだな、と思いました。

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(↑KOBITのサンプルレポート。KOBITのレポートにはこのような改善提案も含まれています。)

3つ目が、客観視
自分で自分を見るって、すごく難しいんですよね。わかっちゃいるけどできてない。
例えば私の場合、優先順位1にはコンテンツマーケティングって出てるんですけど、「そうだよね、わかってるけど、忙しくて…」って感じで、自分が目を背けていた問題点をズバリ資料で指摘してくれるんですよね。それが良いと思っていて。
個人的な感覚かもしれないんですが、私はちゃんとしたプロの方だとしても、他人にいきなり「このサイト良くないね」って言われたらちょっと傷つくので(笑)、自動生成の資料で指摘してくれるというのも心理的には嬉しいです。

4つ目、効率的
KOBITはいろんな数値をパワーポイントで一気に見られるけど、これをGoogleアナリティクスでやろうと思ったら、いちいち階層を下って、単位はユーザー数で…とか、色々指定しなくちゃいけないですよね。
KOBITだと毎回同じ指標で同じ期間、必要な数値を一気に見られるので、比較もしやすいし、効率的だなと思いました。

最後が、習慣化
さっきの効率的とも関わってくるんですけど、まさに小人さんが勝手に自動でやってくれるので、今月は原稿作業が忙しいからそんなにアナリティクスチェックしなくていいや、みたいになりがちなときでも、一ヶ月に一回はアクセス数の全体像をチェックできるようになった。
もちろん、本来は毎日チェックするのがサイト分析の担当者の仕事だと思うんですけど、私はフリーランスなので、毎日チェックするわけにもいかない。だから一ヶ月に一回、こうして全体像が見られるのはありがたいですね。

会社員だけでなく、フリーランスやクリエイターにもKOBITは”アリ”

ーー今のお話にも少しありましたが、湊川さんは会社員とフリーランスの両方を経験しているということで、それぞれの視点から見たKOBITの良い点などがあれば、お伺いしたいです。

湊川:会社にいた頃の話、ということでまずお話させていただくと、別の会社にSEOコンサルティングを1~2回してもらったことがあるんですよ。
しっかり調べて資料も作ってくださって、ミーティングの場でアドバイスなどもしてくださるんですけど、すごい料金が高いんですよね。
だからどうしても、予算的に継続依頼するのは難しくて。
コンサルは高すぎるけど、次のAct、改善提案を提示してくれるところが欲しいということであれば、KOBITさんという選択肢はアリなんじゃないかと思いますね。

個人としてだと、やっぱりアクセス解析は後回しになりがちになっちゃうんですけど、これをやってると「あ、この記事が人気だったんだな」とかがわかって、「じゃあこの方面の本を書いてみようかな」とか、次の企画のヒントになったりするんですよね。
だから、物書きさんや漫画家さんなど、何か作品を作って公開しているという方にもいいんじゃないかな、と思います。
値段が手頃な点や、Googleアナリティクスに詳しくなくても使えるという点もいいですよね。

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(アナリティクスに詳しくなくてもわかりやすいレポートを提供しています。)

「もっとこうだったらいいな」と思うところ

――良いところをたくさん挙げていただきありがとうございます。
逆に、KOBITのサービスやレポートの中で「もっとこうだったらいいな」と思うところはありますか?

湊川:特に大きい不満はないんですけど、しいていうなら「流入キーワード分析」のページに表示される(not set)や(not provided)が、何かわかりやすい言葉に置換されているといいなと思いました。

私一人で使う分には全く問題ないんですけど、もしアナリティクスに詳しくない方に資料として渡す場合、その辺りの説明が必要になってしまうので、詳しくない方にも伝わる言葉に変換されていたら助かりますね。

「KOBIT」と「HTML」のコラボイラストについて

――最後に、以前KOBITのTwitterアカウント@kkobit用に描いていただいた、KOBITと湊川さん作のキャラクター「HTML」ちゃんのコラボイラストについてお伺いします。
イラストについてこだわった点、ここは見てほしい!という点はありますか?

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湊川:小人さんが勝手にレポートを作ってくれて驚いている、という状況を描きたかったので、そこを意識しましたね。
あとは、小人さんが「CVR」という文字を持っていたりするので、アナリティクスを知っている人にはそういう部分も楽しんでいただけるかなと思います。

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(↑打ち合わせの内容を元に、最初に描いていただいたラフ。
完成版ではここから「CVR」という文字などが追加されています。)

インタビューを終えて

多くの興味深いお話を伺えたと同時に、KOBITを活用していただけていることをとても嬉しく思いました。
いただいた感想や意見を踏まえ、更に便利なサービスと感じていただけるよう、今後も努力していきたいと思います。

インタビューに快く応じてくださった湊川あいさん、ありがとうございました!


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