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音声検索がSEOに与える影響とその対策と心構えとは?

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音声検索のアイデアが生まれたのは2002年と言われています。最近よく耳にするようになったワードなので、こんなにも前から音声検索が開発されていたことに驚く人も多いかもしれません。今のSiriやCortanaはかなり洗練されていて、言語の認識力の精度も年々着実に向上しています。お陰で今やSiriやCortanaを利用して、ネット検索をする人がどんどん増えてきています。

タイピングでの検索と声での検索方法は異なってきます。そのため、この変化はSEOにも大きな影響をもたらすと考えられています。Google HomeやAmazon Echoの登場で、音声検索は今後もどんどん盛り上がっていくことでしょう。同時に、SEO担当者もその変化の流れについていき、対応していかなければなりません。

この記事では、音声検索がSEOに与える影響を述べた上で、その対策や心構えについて書いていきます。

SEOへの影響

従来のキーワード対策が通用しなくなる

SEO対策の大きな基盤となるのがキーワードです。2011年のパンダアップデートでコンテンツが重要視されるようになったり、ハミングバードアップデートやRank Brainによってキーワードではなくコンテキスト(文脈)が重要視されるようになったりと、キーワード対策の重要性は現時点で既に少しずつですが落ちてきています。音声検索になると、ユーザーの検索ワードはよりアバウトなものになっていき、さらにキーワードよりコンテキストの重要性が高まります。

現在、皆さんはキーワード対策でキーワードプランナーなどを利用して、最適化を図っていると思います。しかし、Googleがコンテキストに重きを置くようになっていくにつれ、その努力は今までのようには報われなくなります。

ユーザーの検索行動が読み辛くなる

タイピング検索の場合、ユーザーはなるべく少ないワード、回数で自分の求めるページを見つけようとしますで、利用されるキーワードは限定的でした。ですので、SEO担当者もある程度ユーザーが打ち込みそうなキーワードを予測し、最適化できたと思います。

ですが、音声検索の場合、その範囲が非常に広がります。ユーザーは誰かと話している程度で質問を投げかけるので、利用するキーワード、組み合わせ方はこれまで以上に広がります。話し言葉は書き言葉よりも、人によって異なってきます。その分、SEO担当者も自分のコンテンツがユーザーにヒットするような検索ワード何なのかを予測することが困難になってきます。

そもそも検索ランキングの意味がなさなくなる

SEOのメインの目的は、検索結果ランキングでいかに上位を獲得できるかです。PPC広告も利用して最も重要なキーワードの検索結果ページのスクリーン一面を、自分のコンテンツで独占する企業もいます。しかし、音声検索となるとユーザーは検索結果を見なくとも、自分が求めている答えに辿り着けるようになります。ですので、音声検索が一般化していくと、そもそも検索結果ランキングの上位を獲得する価値がどんどん下がってきます。

音声検索最適化対策

ここまで読んで、音声検索が盛り上がってくると、今後これまでのような保守的なSEO対策に頼ることが出来ないことが分かると思います。そもそも、Webトラフィックという概念がなくなりそうですからね。検索エンジンやアプリを通じたユーザーとのコミュニケーションが変化する中、SEO担当者はそれに対する打つ手はあるの?と思われる方もいるかもしれません。もちろん、これまで以上に大変にはなりますが、音声検索に対する対策はあります。

1つはロングテールキーワード戦略です。先にも述べたように、特定のキーワードをいくつか組み合わせて検索するのではなくて、会話のようにしっかりとした文章で音声検索を行っていきます。そうなると重要になるのが、ロングテールキーワードですよね。より限定的なフレーズを何パターンもブレインストームすることによって、音声検索でヒットする頻度を増やせると思います。ただ、やはり会話での検索は、タイピング検索よりもパターンが多くなるので、大変な対策になることは間違いありません。

もう1つは、各コンテンツトッピックに5W1Hの全てのパターンを用意することです。音声検索の多くは質問形式となります。ですので、ある商品Aをトピックにコンテンツを作るなら、「商品Aは何なの?」、「誰に向けた商品なの?」、「どこで変えるの?」、「なんで商品Aが人気なの?」、「どうやって使うの?」、「いつ使うの?」などの質問パターンに合わせたコンテンツを用意すると良いでしょう。

まとめ

このように音声検索はSEOに大きな影響力をもたらし、SEO担当者の仕事量を増やしていきます。よりコンテキストが重要になることから、従来のキーワード対策に力を入れていた人は苦しむかもしれません。キーワード対策を全くせずに、質の高いコンテンツにフォーカスしていた人は、逆にコンテキストが一致しているコンテンツとして選ばれる可能性は大いに有り得ます。

GoogleとAmazonは、これから音声アシスタントデバイスの販売に力を入れていきます。音声検索がタイピング検索と完全に取って代わるかどうがは分かりませんが、確実に音声検索対策を行わなければならない時期は来ます。音声検索トレンドにキャッチアップできるかどうかが、SEO効果を左右する鍵となるでしょう。

参照: Forbes, Is Voice Search Killing The Power Of SEO?


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