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ページスピードはSEOにおいて本当に必要なのか!?トップサイトの平均ページスピードに驚愕!!

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Laptop computer with Loading bar - 3D illustration

Googleがページランキングを決める要素の1つにページスピードがあります。これは2012年にGoogleが正式に発表していることです。ページスピードはサイト上のユーザー体験に大きく影響していて、実際消費者の40%は3秒以上ローディングで待ったら離脱してしまうと答えています。

Googleは非常にユーザー体験を重要視しています。ですので、普通に考えれば、ページスピードが速ければ速い程、Google検索結果は高くなるというわけです。しかし、今回Search Engine Landが行った調査をみてみると、その仮定は大きく覆されそうです。この記事では、Search Engine Landが行った調査を紹介した上で、ページスピードの重要性について考えていきたいと思います。

トップサイトのページスピード

今回行われた調査は、SEMrushのリストにある、オーガニックトラフィックが多いトップ1000のページスピードを調べたものです。これらのサイトの93%はモバイルフレンドリーです。現在、多くのユーザーがデスクトップではなくスマートフォンでサイトにアクセスしているので、モバイルフレンドリーはSEOの最重要項目と言って良いでしょう。

ちなみに2015年の時点では、モバイルフレンドリーのサイトは40%しかなかったので、そこからもモバイル化が進んでいることがわかりますね。さて、下の図はトップ1000のサイトの平均モバイルページスピードのスコアです。このスコアは、Google’s page speedというツールで測られています。screen-shot-2017-03-12-at-3-04-36
画像参照:Search Engine Land, Mobile page speed is important, but not (yet) for SEO

驚きかもしれませんが、スコアが50〜60ぐらいのサイトが、図を見る限り多いのが分かりますね。その平均スコアは、なんと55という結果となりました。90〜100のスコアを獲得したサイトは僅か2%です。ちなみに、だいたいローディングスピード9秒ぐらいで、スコア60獲得できるようです。つまり、トップサイトの平均モバイルローディングスピードは9秒〜10秒ぐらいになるということです。

続いて、デスクトップの結果です。

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画像参照:Search Engine Land, Mobile page speed is important, but not (yet) for SEO

デスクトップは、もちろんですが、モバイルより速く、平均スコアは67という結果となりました。90スコアを獲得したサイトも4%に上がっています。

Googleによれば、検索エンジンにインデックスされている全ページの平均ローディングスピードは7〜11秒のようです。先ほども述べたように、スコア60ぐらいのローディングスピードは9秒です。つまり、トップサイトとそうでないサイトでは、ページスピードはあまり変わらないことになります。

コンテンツの重要性

上記の調査から、そこまでページスピードは重要ではないことがわかります。スコアが5〜10のサイトでもトップ1000の仲間入りをしているわけですからね。それでは、どの要素がSEOにおいて重要になってくるのでしょうか?

それは、やはりコンテンツです。いかに質の高いコンテンツを提供できているかどうかが、検索結果ランキングを大きく左右します。実際、Googleはコンテンツをランキングの最重要要素としてあげています。トップ1000に入っているサイトは、コンテンツの質がしっかり評価されているということでしょう。

コンテンツの質を高めようとすると、ページスピードは遅くなります。高いコンテンツを作成しようとする際、よく画像や動画を埋め込むと思います。画像や動画はページスピードを遅くする要因の1つです。もちろん、サイズの調整などで最適化を図れますが、限界はあります。トップ1000のサイトの平均ローディングスピードが速くないのも、きっと少なからず画像や動画の影響があるのでしょう。

テキストだけで構成されたローディングスピードが速いページと、スピードは多少遅いけど画像や動画をふんだんに使った表現豊かページとでしたら、皆さんはどちらのページを高く評価しますか?もちろん、多くが後者を選ぶと思います。きっとGoogleも同じ考えでしょう。

つまり、画像や動画を使ってコンテンツの質が高まっているのならば、スピードを犠牲にしてもGoogleは目をつむってくれていると、私は考えています。

本当にGoogleはページスピードを重要視していないのか?

Googleはページスピードを全く重要視していないわけではないと思います。その姿勢がよく見えるのが、AMP(Accerelate Mobile Pages)です。AMPとは革命的にローディングスピードが速くなるコンテンツフォーマットで、Googleはユーザー体験を上げるものとして非常にAMPの普及に力を入れています。

GoogleはAMPの利用はSEOに全く影響していないと言及しています。その理由は、Googleは全部のサイトがAMPフォーマットを持たせることを狙っているからなのではないか?と考えています。全サイトがAMPフォーマットになれば、またコンテンツ勝負になりますからね。

GoogleがAMPフォーマットを開発したのは、ユーザーにとってネットサーフィンし易い環境をつくることだけでなく、サイト運営者が速いローディングスピードを維持しながらも、質の高いコンテンツを作れる環境を整えることも目的にあったのではないでしょうか?

SEOへの影響度は少ないにしても、Googleも我々サイト運営者と同様ページスピードの向上に一生懸命ということです。

まとめ

コンテンツを向上させれば、サイトスピードのSEOの影響はそれほど大きくありません。それは、「コンテンツが何より重要だから」というわけではなく、「コンテンツの質を高めるためには、多少のスピードも遅さもやむを得ない」というGoogleの真意があると思います。だからGoogleはAMPを開発して、「コンテンツの質」と「サイトスピードの速さ」を両立する環境を整えているのではないでしょうか?

今後もスピードよりコンテンツの方が、検索ランキングにおいて重要視され続けると思いますが、Googleのこういった意志を考慮すると、やはりサイトスピードも犠牲にはできませんね。

参照:Search Engine Land, Mobile page speed is important, but not (yet) for SEO

 


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