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Googleだけじゃない!?AMPフォーマットの普及に尽力しているサービスやプラットフォームとは?

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AMP

AMP(Accelerated Mobile Pages)は、Googleが開発した革命的にローディングスピードが速くなるコンテンツフォーマットのことを指し、当初はGoogle検索エンジンからでしかAMPフォーマットコンテンツにアクセスすることはできませんでした。

しかし、去年2016年から全てのWebサイトでAMPフォーマットのアクセスが可能となり、AMPフォーマットが急増するにつれ、AMPフォーマットを反映するプラットフォームが増えてきました。

言い換えれば、リンクを貼付けてシェアされたページがAMPフォーマットを持っていれば、そこからAMPフォーマットにアクセスすることができるプラットフォームが増えているのです。AMPフォーマットの反映を試しているプラットフォームは、Facebook、Twitter、LinkedIn、Flipboardなどが例としてあげられます。

さて、そんなAMPフォーマットがアクセスできる場所が増えている中、Relay MediaというAMPフォーマットの構築支援を行う会社が、AMPコンテンツのトラフィック先を調べました。その結果、徐々にGoogle検索エンジン以外からのトラフィックが増えていることが分かりました。

増えるGoogle以外のリファラルソース

今回行われた調査は、Relay Mediaが作成してきたAMPコンテンツのトラフィックソース(Google検索エンジン以外)を調べたものです。その結果が下記の画像となります。

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見ても分かるように、どのリファラルメディアも2017年に入り、AMPコンテンツへのトラフィックを増やしていますね。特にFlipboardからのアクセスは今月2月に入って急増しています。

全体的にFlipboardが現時点でメイントラフィックソースとなっていますが、パブリッシャーによっては、LinkedInからのAMPフォーマットのアクセスの割合が25%と、コンテンツのトピックやテーマによってメイントラフィックソースは異なるようです。

ちなみに、Pinterestからのアクセスもあるようで、全体的には今回の調査で高いパフォーマンスを見せていたわけではありませんが、ライフスタイルコンテンツのAMPフォーマットに関しては非常に高いトラフィックを記録していたようです。

もちろん、Googleを含めたトラフィックソースの割合は、Googleが80%を占め、FacebookやTwitter、LinkedInなどのGoogle以外のリファラルメディアからのトラフィックは10%と未だ多くはありません。ですが、2017年から伸び率を見ると、今後他のリファラルメディアからのアクセスの割合も増えていくことが予想できます。

Google検索結果上に表示されるAMPコンテンツは、タイトルの近くに表示されている「雷マーク」がAMPフォーマットの印となっています。このマークは、AMPコンテンツを優先的に探すユーザーの助けとなります。

今回の調査対象となったLinkedInも、投稿されたコンテンツのタイトル欄の中にこの「雷マーク」を採用し、ユーザーに「これはAMPコンテンツですよ!」ということを伝えています(下記のアニメーション参照)。しかし、Flipboardの投稿には「雷マーク」は記載されていないようです。

LinkedIn’s mobile app loads AMP articles when available.

フォーマットの普及における他の取り組み

FacebookやLinkedIn以外のビッグリファラルメディア以外にも、AMPフォーマットを広める動きは盛んになっています。例えば、自社アプリのコンテンツ全てをAMPコンテンツに変換している企業もいます。

ドイツのニュースメディアShz.deは、自社のメディアをアプリ化し、アプリを通じてコンテンツの閲覧を可能にしています。AMPの重要度が増していく中、Shz.deはそのアプリ内に表示されるコンテンツをAMPフォーマットにするために再開発を行いました。

全てのコンテンツをAMPフォーマットで閲覧できるようになったことで、パフォーマンスやエンゲージメント、そしてブランディングの向上に繋がったようです。

あとAMPフォーマットの普及に関して欠かせないのがAccelerated Mobile Linkです。これは、「AMPをより便利で速くする!? AMP LiteとAccelerated Mobile Linkとは?」という記事でも紹介しました。

簡単に説明すれば、Cloudflareという会社が開発したAMPフォーマット専用のURLを発行できるサービスです。Accelerated Mobile LinkからAMPフォーマットのURLを発行すれば、AMPに対応していないプラットフォーム上でも、AMPコンテンツに繋がるリンクを貼付けることができます。

まとめ

このように、AMPフォーマットを普及させるべく、あらゆるサービスやプラットフォームが尽力しています。あらゆる場所でAMPフォーマットがアクセスできるようになると同時に、今後一般ユーザーからの認知も上がり、AMPの需要も増えると思います。もう2017年はAMPから逃げることの出来ない年になりそうですね。

参照:Search Engine Land, Links to AMP content are showing up outside of search result

 


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