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LinkedInを潰しにいくか?Facebookで遂に仕事を探せるように!?

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Jobs

先週Facebook社が、Facebookアプリ内で仕事を探せるJobsという機能を追加しました。まだ、アメリカとカナダでしか利用出来ませんが、今後企業は有能な人材をFacebook内で発見できるようになる一方で、ユーザーはFacebook内で気軽に仕事を探すことが出来ます。

私の個人的な意見としては、Facebookがこれまで蓄積してきたデータを上手く活用することが出来れば、その他のリクルートサイトやアプリを凌駕する潜在能力を持つのではないか?と考えています。

特に、Jobsはアメリカやカナダよりも日本に大きなチャンスがあるとも考えています。この記事では、新機能Jobsの概要を説明した上で、Facebookがやるからこそ持つ潜在性と日本市場での可能性について説明していきたいと思います。

Facebook Jobs 機能概要

ユーザーは、企業が投稿した求人投稿をその企業のFacebookページとJobsページから閲覧することから出来ます。既に興味ある企業があれば直接Facebookページに飛び、いろんな職を探したい場合はJobsページを見るという使い分けになります。

Jobsページでは、業界や雇用形態そして場所でフィルターを掛けて仕事を探すことができます。応募するときは「Apply Now」というボタンを押します。すると、自分の基本情報(名前、居住地、メールアドレス)、カバーレター、経歴、学歴を打ち込むページに飛びます。基本情報や学歴はFacebookに登録している情報がデフォルトで既に記入されていますが、変更することが可能です。非常に簡単なフローで応募することができますね。

もともと、Facebook社は人材集めに苦しんでいる中小企業向けにJobsを追加したのですが、大企業も求人情報を掲載することができます。ちなみに掲載は無料です。応募があれば、応募者とFacebookメッセンジャーを通じてコンタクトを取り合えます。

Facebook Jobsが持つ潜在性

世界最大級のソーシャルメディアであるFacebookは、どのプラットフォームよりもユーザーデータを保有しています。これまで、この強みを活かしたアルゴリズムでユーザーの興味・関心を把握し、ニュースフィードに投稿や広告を表示させてきました。Facebookの興味・関心を認識するアルゴリズムは非常に高いレベルにあります。この強みをJobsにも適応できるのでは?と私は考えています。

「いいね!」しているFacebookページやエンゲージしている投稿タイプを基に、そのユーザーが興味持ちそうな仕事を提案することが可能だと思います。また、先ほど紹介したように、応募する際自分の経歴を記入します。一度記入すれば、これまでユーザーがしてきた経験を基に最適な仕事を表示させることもできそうですね。

もちろん、世界で代表的なリクルーティングプラットフォームLinkedInも、この類いのアルゴリズムで仕事の提案してくれます。しかし、ビジネスに特化しているソーシャルメディアなので、Facebookに比べるとベースとなるデータカテゴリーが狭くなります。

自分の趣味を仕事にしたいと思っている人もいます。例えば、旅行が好きで多くの旅関連のページに「いいね!」しているユーザーに、Facebookは旅行代理店のリクルート情報を提案することが出来ると思います。つまり、プライベートからビジネスまで幅広いデータを蓄積しているFacebookは、LinkedInよりも多岐にわたる仕事をユーザーに提案することができるのではないでしょうか?

日本での可能性

Facebook Jobsの潜在性を説明したものの、やはりアメリカやカナダでこの機能が浸透することは難しいのでは?とも考えています。日本ではそこまでLinkedInは流行っていませんが、欧米諸国では「ビジネスプラットフォームと言ったらLinkedIn」だと完全に根付いています。一度人々の生活に浸透したものを取り除くのは簡単ではありませんからね。だからこそFacebook Jobsは日本に大きな可能性があると思います。

日本版のLinkedInも存在しますが、日本ではあまり普及しませんでした。その代わりに、何故だかFacebookをビジネスコミュニケーションで利用する20代後半〜30代のユーザーが非常に多いです。

日本では、多くのビジネスマンが仕事関係や経済関係の投稿をしていますね。つまり、日本でのFacebookは既にビジネスプラットフォームとしての一面があるのです。そういう意味で、Facebook Jobsは欧米諸国ではなく日本に大きな可能性を秘めていると、私は考えています。

まとめ

かつてFacebookはエンターテイメントメディアとして人気を博しましたが、今ではその役をInstagramに譲って、ニュースプラットフォームとしてその人気を維持しています。Jobsの追加もニュースプラットフォーム計画の一貫かもしれません。もしこのJobsが浸透したら、またFacebookの特性がガラッと変わりますね。

参照:Marketing Land, Facebook Jobs makes having a Page that much more valuable for SMBs

 


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