KOBITブログ

失恋したばかりのユーザー行動とは?旅行やイベント企画で新しいユーザー体験を提供せよ!!

この記事は約 5分 で読めます。

fotolia_90824657_s

Facebookでは、「シングルです」「○○さんと付き合ってます」、「○○さんと結婚しています」などのRelationshipステータスを記録することが出来ます。これらの情報を公開することは人によって様々ですが、彼女/彼氏がいる時と、別れた時ではユーザーの、投稿する内容、打ち込むもの、そしてお金を費やすことなどのFacebook上の行動に大きな変化が見られることが、Facebook IQの調査で分かりました。

今回の調査では、別れた時の行動にフォーカスしていますが、企業のマーケティングにも活かせる情報となり得ます。ということで、この記事ではFacebook IQが行った「失恋したばかりのユーザー行動」をテーマに書いていきたいと思います。

ちなみに今回調査が行われた国は、フランス、オランダ、ポーランド、アラブ首長国連邦、イギリスの5ヶ国で、日本は含まれていませんが、個人的に日本のユーザーにも近いものがあると思ったので、このテーマを扱うことにしました。

別れた後のユーザーの投稿傾向

別れた後、男性も女性も「悲しみから復活している」といった内容の投稿をするようなのですが、男性の方が女性より少し早い段階で行うようです。

男性は、RelationshipステータスをSingleにする前にこういった投稿をする一方、女性はSingleを公表した当日に行うことが分かりました。また、女性に関しては公表して2週間はこの類いの投稿をし続ける傾向にあるようです。

別れた後にユーザーが打ち込むもの

彼女/彼氏が出来た当日にRelationshipステータスをすぐに変更しないように、別れた時の変更もある程度時差が発生します。この別れた時のステータスの変更をする前後2週間で、ユーザーのイベントの参加率が増えることが分かりました。

女性も男性もその前後2週間で少なくとも1つのイベントに参加することが分かりました。参加する1番の理由は、別れた悲しみを忘れるためです。

女性の方が特に前向きなれるらしく、男性の2倍の女性がイベントに参加したことで「次に進もう」と思えたと述べています。一方、男性の方はイベントの参加ではなく、料理や新しい趣味を始める傾向があり、別れた後料理を始める男性は女性の2.19倍、新しい趣味を始めるのは1.72倍だそうです。

男性、女性共通して言えることは、イベントの参加や新しい趣味、そしてオンラインでのコミュニケーションを通じて、友人や家族との繋がりに重要性を感じる点です。Facebook IQの調査によれば、全体の78%の人がこういった繋がりが重要になると答えています。

別れた後にユーザーがお金を費やすもの

意外にも別れたユーザーは洋服や靴などのリーテール商品にお金を費やさないようです。もちろん購入する人もいますが、実際に失恋した後に洋服や靴を購入したユーザーは、今回調査を行った中でたった31%しかいませんでした。しかも、その購入したユーザーの中で、「前向きな気持ちになれた」と答えた人はたったの8%でした。つまり、物欲によって心が癒される人はあまりいないようです。

では、何にお金を費やすか?ずばりそれは旅行です。FacebookでSingleと公表する前より、後の方が旅行パッケージの購入は25%増えたことが分かりました。旅行によって「前向きな気持ちになれた」と答えたユーザーも55%と、リーテール商品の購入よりも遥かに高い数値が出ました。つまり、旅行ビジネスにとって失恋ユーザーは大きなターゲットになり得るということです。

今回の調査を受けマーケターが考えるべきこと

失恋したユーザーが求めていることは、人との繋がりや新しい体験です。家族や友人と一緒に過ごしたり、料理など新しい趣味を始めたり、そして旅行をしたりすることで、ユーザーは失恋の傷を癒し、前向きになることができます。

そういった意味では、イベント企画や旅行系の会社は、ターゲットのカテゴリーに「失恋した人」という項目を作った方が良いかもしれません。配信するコンテンツも、そういったユーザーを惹き付けるために、傷を得た人が前向きになれるような内容にしていくと良いと思います。

今回Facebook IQが行った調査は、失恋をテーマにした全く新しいユーザー行動についてで、興味深いものでした。確かに、調査対象はヨーロッパの国々で直接日本とは関係ありませんが、どこかリンクするとこはあるのではないでしょうか?もし良かったら参考にして下さい。

参照:Facebook IQ, What Mends a Broken Heart on Facebook

 


さあ、KOBITをスタートしよう。