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2017年末には売上3億台の見込み!?音声アシスタントデバイスの将来と課題

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音声認識をしている様子

2015年から2016年にかけてGoogleとAmazonからリリースされた、Google HomeやAmazon Echoのデジタルアシスタントデバイスが、が2017年末にはアメリカの売上が3億台に突破すると予想されています。

まさに2017年のトレンドとして考えられているニューデバイスと位置づけて良いでしょう。今回、この予測を行ったのは調査会社のCIRPとVoiceLabsの2社です。具体的な数値は全く一緒というわけではないのですが、2社ともデジタルアシスタントが2017年に急成長を遂げるという調査結果を出しています。

この新しいデバイスは、SEOに大きな影響を与えるものなので、この記事ではその調査結果を簡単に紹介したいと思います。将来のSEO対策の準備の参考にして下さい。

音声アシスタントデバイスの将来

現在Google Homeは40万から50万の売上を記録し、Amazon Echoは数百万の売上を記録しています。どちらも正確な売上を公言していませんが、先にリリースしたAmazonの方が売上に関しては一歩先に進んでいるようです。

VoiceLabsによれば、2017年内にGoogle HomeとAmazon Echoなどの音声アシスタントデバイスは、合計で2億4000万売れると予想しています。つまり、2017年末には音声アシスタントデバイスを持つアメリカの家が3億に到達するということになります。

また、スマートフォンはアップルフォンとサムスンフォン両方持つユーザーもいましたが、音声アシスタントデバイスに関してはGoogle HomeとAmazon Echo両方を2台持ちするという可能性は非常に低いと予想されています。

これもVoiceLabsの調査なのですが、既にGoogle HomeかAmazon Echoを所有している人に、違う機種も買うかどうかを尋ねたところ、11%の人しかYesと答えませんでした。競合からの顧客獲得はなかなか難しそうですね。

音声アシスタントデバイスの課題

デバイスの売れ行きは良さそうなのですが、大きな課題も抱えています。それは、買ったものの、スマートフォンのように、ユーザーによる利用頻度は少ないということです。購入して2週間以上アクティブに利用し続ける確率は3%しかないだろうと、VoiceLabsは報告しています。

その原因は、音声アシスタントデバイスが持つ機能の利便性が低く、エンターテイメント性に欠けていることがあげられています。実際、半分程のユーザーはGoogle HomeやAmazon Echoの利用目的を「音楽や本を流すため」と答えいて、それ以外の目的では利用されていないようです。

皆さんが気になる「サービスの利用」や「ブランドコンテンツへのリーチ」を目的とした利用は、ユーザーの1%しかいないようです。

音声アシスタントデバイスへの対応

まだ人の生活に浸透するには時間が掛かりそうです。ましてや日本ではデバイス自体浸透していないので、日本のマーケターが焦って音声アシスタントデバイスに対応する必要はなさそうです。

ただ仮に日本の生活にも浸透したときは、大きくユーザーのオンライン行動が変化することは念頭に入れておく必要があります。

大きな変化として考えられているのは、検索キーワードやコンテンツブラウジングです。ユーザーは、「横っ腹引き締めたいんだけど、どうしたら良い?」と、音声アシスタントデバイスに話しかけるようにコンテンツを検索すると考えられます。

これまでのタイピング形式なら「横っ腹 引き締め 方法」と検索していて、SEO対策ではこの3つのワードの最適化を行っていたと思います。しかし、会話式になると、そこに「どうする?」といったキーワードも対策しなければなりません。

また、音声アシスタントはユーザーの質問に対する答えだけを探して対応するので、コンテンツ全体を見てもらうことが出来なくなります。そもそも、自分でコンテンツを探すという行動がなくなります。

このように、音声アシスタントデバイスは検索キーワードとコンテンツブラウジングを変えていくという点で、デジタルマーケティングに大きな影響を与えるだろうと考えられています。

まとめ

音声アシスタントデバイス自体は今年のトレンド間違いないでしょう。しかし、デバイスの機能面はまだ不十分で、生活に浸透するには程遠いと考えられます。

ただ、スマートフォンではタイピングよりもsiriなどの音声認識をするユーザーも増えてきています。そういった点では、いつ音声アシスタントデバイスが生活の一部になってもおかしくはありません。

音声アシスタントデバイスは、ユーザーのオンライン行動を変える潜在能力を持っています。変化が起きた時、どう対応していくかは今から考える必要がありますね。

参照:Marketing Land, Report: By end of 2017 there will be more than 30 million voice assistants in US homes


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