KOBITブログ

シングルソースAMPカルーセルとは?Google検索結果に新たなAMPセクションが出没!!

この記事は約 5分 で読めます。

Cloud Google Accelerated Mobile Pages

GoogleがAMPに関して新たなアップデートを発表しました。

AMPコンテンツが検索結果に表示される形は2種類あります。1つは従来と同様、テキストのみが結果にされるタイプで、もう1つはTop Storiesセクション上に表示される画像付きのリッチタイプのものです。

リッチタイプの方は、カルーセル形式でAMPコンテンツの記事がまとめられていて、ユーザーは縦ではなく横にスクロールして、コンテンツ探しを行います。

これまで、まとめられている記事は様々なメディアから配信されているものでした。しかし、今回のアップデートで、リッチタイプ型のセクションが検索結果の1ページで3〜4つ程表示されるようになります。

しかもそのセクションは、1つのメディア専用のものとなります。これをGoogleは、シングルソースAMPカルーセルと呼んでいます。それでは、この新たなアップデートの背景と概要について説明していきたいと思います。

シングルソースAMPカルーセルの概要

シングルソースAMPカルーセルとは、ある特定のメディア専用のAMPカルーセルセクションのことをいいます。

例えば、CNNやNew York Timesには、”trump cabinet”というクエリーに関する記事がたくさんあります。これまで、検索ユーザーが”trump cabinet”とGoogleで検索すると、Top Stories上にCNNやNew York Timesのあらゆるメディアから配信されている”trump cabinet”に関する記事がまとめられて、トップに表示されていました。

しかし今回のアップデートにより、CNNやNew York Times専用のAMPカルーセルセクションが、Top Stories以外に検索結果上に表示されるようになります。

つまり、ユーザーはそのカルーセルセクション内で、New York Times内にある関連記事達をブラウジングすることができるわけです。検索結果上のシングルソースAMPカルーセルの様子が下記の画像になります。

trump-cabinet-4-carousels-with-notes
画像参照:Search Engine Land, Is Google’s AMP carousel working? (Or, SEO insights from Kanye West)

自分のメディアの記事がまとまってカルーセル上に表示されるということで、パブリッシャーにとっては嬉しいアップデートだと思います。

もちろん、各メディアがシングルソースAMPカルーセルのセクションを獲得するには条件があるようなのですが、Googleは明確にその条件を明かしていません。ただ仕組みとして、あるクエリーに関するAMP記事をたくさん配信していなければならないということは間違いないでしょう。

シングルソースAMPカルーセルの背景

従来形のテキストタイプかカルーセル形式で表示されるリッチタイプのどちらの効果が高いか?という記事(実は効果が低い!?カルーセル形式で結果表示されるAMPコンテンツが抱える課題とは?)を2016年末に紹介しました。

一見、リッチタイプの方が効果が高いと思いきや、実はテキストタイプの方が高いCTRが高いことが分かりました。その理由の1つとして、ユーザーがまだ横のスクロールに慣れてはないのでは?ということを私はあげました。

Googleは、多くのユーザーがAMPコンテンツを認識すれば、AMPのカルーセルセクションを優先的に見るようになると信じていると思います。ですので、このカルーセルセクションを検索結果上により多く表示させることで、ユーザーにもっとAMPコンテンツに馴染んでもらおうと考え、今回のアップデートに至ったのではないでしょうか?

まとめ

1つ言及しておかなければならないのは、Googleの最優先事項はAMPではなく、「より関連性のあるコンテンツ表示させてユーザー体験を向上させる」ことです。相変わらずGoogleは、AMPに対応することと検索ランキングは関連しないことを主張しています。

AMPでなくても、検索ユーザーが本当に求めるコンテンツであればトップに表示されるということです。ですので、頻繁にこの新しいシングルソースAMPカルーセルをお目にかかることはないでしょう。

逆に、関連性を重視していることから、そう簡単には自分のメディア専用のカルーセルが作られないということです。シングルソースAMPカルーセルを獲得するためには、あるテーマやクエリーに関連したコンテンツの量産戦略が必要になるかもしれませんね。

参照:Search Engine Land, Google AMP carousels are multiplying!


さあ、KOBITをスタートしよう。