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クロスデバイスで広告を!YouTube広告のターゲティングにGoogleアカウントデータが使われる!?

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Video marketing concept. Digital design. Social network and media communication.

YouTube広告のターゲティングが、より洗練されたものとなります。Googleは、今後YouTube広告を配信する際のターゲティングにGoogleアカウントデータが使われることを発表しました。

これにより、Google広告とYouTube広告のターゲティングデータが統一され、さらに異なるデバイス間のユーザー行動を認識できるようになることから、無駄のない効率的な広告配信が可能となります。それでは詳しい概要を説明していきます。

Googleアカウントデータが使われるとは?

従来のYouTbueの広告では、Cookie情報からデモグラフィック情報やオンライン行動情報をトラッキングすることで、ターゲットユーザーを認識してきました。しかし、Cookie情報を基にしていると、デバイス間でのユーザー認識が出来ないという問題がありました。

現在、ほとんどのユーザーがデスクトップとモバイルなどの複数のデバイスを利用しています。デバイス毎にCookieはことなりますので、同一ユーザーでもデスクトップとモバイルで違うユーザーとして認識されてしまいます。

そうなると、デスクトップの広告をきっかけに既に商品を購入したユーザーに、モバイル上で同じ商品の広告が表示されてしまう無駄が生まれてしまうことが頻繁に起こっていました。

そこで、GoogleはCookieではなく、FacebookやTwitterのように、Googleのアカウントデータを基にYouTube広告のターゲティングを行っていくことを決めました。

アカウントデータを利用すれば、1人ひとりのユーザーのデバイス間の行動のトラッキングが可能となるので、複数デバイスによる重複した広告配信を防げるようになります。また、広告主側も複数デバイスでのターゲットユーザー行動を可視化できるので、より詳細なユーザー分析と効果測定が可能となります。

クロスデバイスを超えたターゲティング

Googleアカウントデータを利用するメリットは、複数デバイスのトラッキングを可能にすることだけではありません。Googleの検索行動とも関連づけて、YouTube広告の配信が可能となります。

ユーザーは、同じアカウントIDでGoogle検索を行ったり、YouTube動画を閲覧したりします。Google検索行動から個々のユーザーの興味・関心を読み取ることができます。

つまり、アカウントIDを利用することで、検索エンジン履歴と動画の閲覧履歴を統合してユーザーのオンライン行動を認識することができるのです。例えば、検索エンジンで「冬物のコート」に関して調べたユーザーに対して、YouTube上でそれに関わる広告を配信することが可能となります。

またGoogle Adwordsでは、企業が保有している顧客のメールアドレスと、その顧客のユーザーデータを一致させるCustomer Matchという機能があります。

例をあげれば、お店でメール会員登録したユーザーのオンラインプロフィールをCustomer Matchで認識して、そのユーザーに対して広告が配信できるというものです。このCustomer Matchを利用したターゲティングが、今後YouTube広告でも可能となります。

ユーザーの広告コントロール

今回にアップデートによって、より最適なユーザーに、より最適な広告配信が可能となり、ユーザーにとっても、広告主にとってもプラスとなるものであることは間違いありません。しかし、それでも尚、広告を嫌がりブロックするユーザーは存在します。

ユーザー体験の質を維持するために、Googleは今回のアップデートと同時に、検索エンジンとYouTube間の広告ブロックも統合させました。

具体的には、Google検索エンジン上で、ある企業の広告をブロックすれば、YouTube上でもその企業の広告がブロックされます。例えば、既に会員登録しているにも関わらず、その広告が依然として検索エンジン上で配信されている場合、検索エンジン側でその広告をブロックすれば、YouTube上でもその動画広告は流れなくなります。

このように、アカウントIDベースで2つのプラットフォーム上のユーザー行動を管理することで、ユーザーの手間も軽減することができるようになるのです。

まとめ

今回のアップデートはYouTube動画広告のパフォーマンスをあげるものとなります。現在、YouTube動画の50%以上はモバイルで閲覧されています。そういう点では、デバイス間のユーザー認識は、広告配信において欠かせないものだと思います。今後のYouTube広告の期待値があがりますね。

参照;
Google Inside Adwords, Making YouTube Better in a Mobile, Cross-Screen World 
Marketing Land, YouTube gains access to Google account data for ad targeting, teases new measurement solution


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