KOBITブログ

SEO担当者が知っておきたいGoogle Homeの将来の影響力4選

この記事は約 6分 で読めます。

Home, Internet, Design, 3D

2016年中盤、Amazon Echoを追うようにしてGoogleはデジタルアシスタントデバイスGoogle Homeを開発、リリースしました。

デジタルアシスタントデバイスは、人工知能(以下AI)を利用して、所有者と会話し、対応するものです。例えば、「音楽つけて」と頼むとアシスタントデバイスは音楽を流してくれますし、「中目黒で美味しい焼き肉屋さん」と尋ねると最適なお店を提案してくれます。

現在、GoogleとAmazonはこのデジタルアシスタントデバイスの普及に尽力しています。同時に、業界では2017年の1つのトレンドはデジタルアシスタントだと予想されてもいます。

さて、ここからはSEOの話になります。SEO担当者として、Google HomeかAmazon Echoかどちらを重点的に注目しておきたいかと言うとGoogle Homeです。Googleは世界最大の検索エンジンプラットフォームを抱えており、そこから収集したデータを基にAIを洗練してきました。

そのため、まずSEOに大きな影響をもたらすとしたら、Amazon EchoではなくGoogle Homeでしょう。ということで、今回はSEO担当者が知っておきたいGoogle Homeの影響力について考えていきたいと思います。

ロングテールキーワードの重要性がより増す

ユーザーがGoogle Homeとどう接するかというと、それは会話です。

これまで利用していたスマートフォンやパソコンだと、会話のような文章を打ち込むのは面倒くさいので、ユーザーは適当に2、3個のキーワードを組み合わせて検索していました。

しかし、Google Homeだとタイピングではなく話すだけで済むので、検索クエリーは長くなります。恐らく、ユーザーは自分が求める答えを引き出すために、かなり具体的にGoogle Homeに質問を投げかけるでしょう。

つまり、Google Homeを多くのユーザーが利用し始めると、ロングテールキーワード対策の重要度がより増すことになります。Google Homeは質問に対する最適な答えを1つだけピックアップするので、その1つに選ばれるためにも具体的で関連性を明確にしたキーワード対策が必要となりますね。

検索ランキング1位に拘らないといけない

先ほどチラッと述べましたが、Google Homeはユーザーが投げかけた質問に対して最適な答えを1つだけしかピックアップしません。つまり、ユーザーの質問に関連する検索結果の1位のものが選ばれるわけです。

これまでのスクリーンを持ったデバイスだと、1ページに10個の結果が表示され、1位と言わずとも1ページ目に表示されていれば良しと考えられたものですが、それが出来なくなるのがGoogle Homeです。

この対策としては、完全にターゲットを絞って、ロングテールキーワード戦略を取っていくことです。どの会話のパターンなら1位になれるかを考えてキーワードを考えていくことが、今のところ私が考える対策です。

コンテンツへのインタラクションが減る

これまでWebコンテンツの効果測定の指標は、セッション数、PV数、ソーシャルシェア数などがあったと思いますが、Google Homeが一般的になるとそれらの指標に狂いが出てくるでしょう。

Google Homeはページに記載されている答えだけをユーザーに与えるだけで、ユーザーはページに訪問もしませんし、良いと思ってシェアしたりもしません。ですので、恐らくそれらの数値が減っていくと予想されます。

そもそも、自分のコンテンツが回答として選ばれて、それをトラッキング出来るのかが未だ明確ではありません。この点は、SEO担当者というよりGoogleの課題になってきますが、効果測定方法が変化することは間違いありませんね。

検索結果の個人化がより進む

Googleが自社のデジタルアシスタントデバイスに期待することは、より詳細な個人情報を収集することだと思います。Google Homeは検索デバイスというより、ユーザーとの会話相手として要素が強いと考えられています。

つまり、ユーザーはデバイスと会話を楽しみ、これまでのスクリーンデバイスでは決して与えない自分の情報を、会話を通じて与えるでしょう。決して個人情報を乱用することはありませんが、よりデバイスユーザーに合ったアシストを出来るように、このような個人情報を最大限に使ってくるでしょう。

先ほどから、ロングテール戦略の重要性ばかり述べてきましたが、パーソンライズマーケティング戦略もGoogle Home SEO対策で欠かせないものとなるでしょう。

Google Homeがピックアップする回答は、長いクエリーに関連性をみるだけでなく、過去の収集した個人情報を基に各ユーザーに最適なページを探し出します。

ですので、コンテンツを作成する際は、「誰に見てもらうか」をこれまで以上に考え、ターゲティングしていくことが必要になってくるでしょう。

まとめ

今回紹介した影響は業界内で予想されていることであって、まだGoogle Homeが一般化していない今は確実なものと言い切れません。しかし、これらはGoogle Homeの特徴から考えると理にかなっていて、SEO担当者もデジタルアシスタントデバイスが普及する前に念頭に入れておかなければならないことです。

最後にAmazon Echoにも1つ言及しますが、Amazon Echoは商品検索関してはGoogle Homeより優れていると考えられます。世界最大のECサイトなので、Eコマース関連の情報量は圧倒的にGoogleより保有しています。

ですので、ECサイトプラットフォームをよく利用する企業は、Google HomeよりAmazon Echoの動きをより重点的に注目しておきたいところです。

参照:Forbes, What Does Google Home Mean For SEO?


CATEGORY:

さあ、KOBITをスタートしよう。