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Facebook 虚偽ニュース排除法を発表!!ユーザーと第三者機関に委ねる!!

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lying about selling news for the money on a white background

大統領選の際、あらゆる虚偽のニュースがFacebookに流れ、大きな社会問題になったことは未だ記憶に新しいと思います。この一件以来、FacebookのみならずGoogleもネット上に溢れる虚偽ニュースの排除に取り組み始めています。

まさに「ネットの虚偽ニュースの排除」こそ2016年末のトレンドの1つと言って良いでしょう。そんな中、Facebookが2016年12月15日(米国時間)に、具体的な虚偽ニュース排除法を発表しました。

Facebookの虚偽ニュース排除法

Facebookは今回、虚偽ニュースの排除をユーザーと第三者機関に頼る手法を発表しました。簡単に言えば、ユーザーがフィードに流れたニュースに「これってフェイクでしょ?」とFacebookに報告すれば、Facebookが真偽のチェックする第三者機関にそのニュースを渡して診断してもらうというものです。それでは、具体的なフローを紹介して行きます。

1. ユーザーが虚偽ニュースと報告

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もしユーザーが「この記事の言っていることは嘘だ」と思ったら、報告画面に移動します。すると、上の左画像のように「Choose a Reason(何故ですか?)」と尋ねられるので、一番下にある「It’s a fake news story(この記事の言っていることは嘘です)」を選択します。

続いて、「What Would You Like to Do?(この記事をどうしたいですか?)」という質問が出てきますので、虚偽のニュースだと他のユーザーにしってもらいたいならば、「Mark this post as fake news (虚偽ニュースのマークをつけて!)」を選択します。

2. 第三者機関に診断

1番のような報告が一定数蓄積されれば、Facebookは真偽をチェックする第三者機関にその記事を送ります。ちなみに、どの程度の数で報告されるかは明らかにされていません。第三者機関のチェックの結果、報告されたニュースが嘘だと判明した場合、Facebookは次のアクションを起こします。

3. 虚偽のニュースだとユーザーに伝える

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Facebookは、第三者機関が嘘だと下した投稿をフィード上から削除するわけではありません。そのかわりに、画像のように、嘘と判明した投稿の下に「Disputed by 3rd Party Fact-Checkers (第三者機関によって、意義を唱えられています。)」という表示されます。

また、この投稿をユーザーがシェアすると、右側の画像のように、再度同じ警告がポップアップ表示されます。決して削除はしませんが、ユーザーに警告して、後の行動はユーザーに委ねるということですね。もちろんですが、嘘と判明した投稿は、あまり多くの人にリーチしないように、フィードの上には表示されなくなります。また、広告でプロモーションすることもできなくなります。

このように、Facebookの虚偽ニュース対策は、主にユーザーと第三者機関に頼るものとなっています。もちろん、Facebookは今後、ユーザーが報告する前に虚偽ニュースを自社で発見できるような仕組み作りもしていくとも明言しています。

また、こういった虚偽ニュースを流したアカウントやメディアに罰則も与えるようです。主には、そういったメディアの記事の拡散を防止すること、ポリシーに乗っ取った改善箇所を提示することが明言されています。

まとめ

虚偽ニュースの判断は非常に難しいと思います。日本のFacebookフィードを見ていると、現在はアイドルグループの解散報道や俳優の違法薬物ニュースの記事で溢れていますよね。どの記事を見ても、言っていることはバラバラだし、何が本当で何が嘘なのかユーザーとしても判断はできません。

こういうゴシップネタは、一般的にアクセス数が非常に稼げるタイプのコンテンツです。ですので、事実の裏付けもないのに適当記事にするメディアも少なくありません。

しかし、先にも述べた様に、それを判断することは非常に困難です。仮に、こういったネタに対してユーザーからの虚偽報告が蓄積され、第三者機関に送られたとしても、その機関がちゃんとした判断を下せるとも思えません。

今回のFacebookが発表した仕組み自体は悪いとは思いません。ですが、それが機能するかどうかは難しいと思います。

参照:Marketing Land, Facebook to use crowdsourcing, fact checkers and labels to combat fake news,
Facebook newsroom, News Feed FYI: Addressing Hoaxes and Fake News

 


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