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デジタルアシスタントデバイスの影響とローカルSEOの最適化方法5選

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digital generated smartphone with intelligent personal assistant app over white wooden background. All screen graphics are made up.

2016年のトレンドの1つにGoogle HomeやAmazon Echoなどのデジタルアシスタントデバイスがありました。これらのデバイスの最大の特徴は、会話形式で人とやり取りするという点です。例えば、「私の今日の予定は?」と聞くと「13時から友達とランチです」と答えてくれます。調べ物に関しても、質問を聞くとネット検索を行ってくれて答えてくれます。「表参道で1000円以下で食べれるお勧めランチ教えて」と聞くと、ユーザーにとって最適なレストランを提案してくれます。

まだこの類いのデバイスを持っている人は少ないですが、今後AmazonもGoogleもこの販売に力を入れていくと明言しています。ですので、数年後Google Homeなどが一家に一台置かれる可能性は大いに有り得ます。そうすると、ネットユーザーの検索の仕方も、タイピング型から会話型へと大きく変化することも予想されます。となると、従来のSEO対策だけでは不十分になってきます。

この記事では、Google HomeやAmazon Echoなどのデジタルアシスタントデバイスが検索結果にどのような影響があるかについて考えて行きたいと思います。

デジタルアシスタントデバイスの影響

まず大きな問題は、このデバイスにはスクリーンがないということです。検索結果をリストにして表示しなくても、デバイスが幾つかをピックアップして声で教えてくれるので、スマホやPCで行っていたタイピング型検索のように、ユーザーは多くの関連する結果をブラウジングする必要がなくなるということです。つまり、デジタルアシスタントが一般的になると、自分のサイトがユーザーに露出するチャンスが下がるということになります。

次の大きな影響は、知識系の検索をするとデジタルアシスタントは、それにマッチしたブログコンテンツを提案するのではなく、その関連したコンテンツから質問に対する答えを見つけて教えてくれることです。今までなら、ユーザーは何か調べものをする時、答えが書いてありそうなコンテンツを探し、飛んで、上から下まで記事を読んで疑問を解消していました。しかし、デジタルアシスタントは、ユーザーにコンテンツに飛ばして読ませるという作業をさせず、自分から関連したコンテンツを探して、ピンポイントで答えを教えてくれます。つまり、いくら質の高いホワイトペーパーを用意しても、全体の一部しか消費されないケースが多くなると考えられています。

このように、一般的な記事やコンテンツに大きな影響をデジタルアシスタントは与えると予想されています。特にネット広告収入を得てきた人にとっては、ユーザーの訪問数が減るわけですから、大きな痛手になることでしょう。残念ですが、これらの問題に対する対策は未だ発展途上の状態で、確実な手法が構築されていません。

もし、仮にすぐにデジタルアシスタントのSEO対策が出来るとしたら、それはローカルビジネスでしょう。ユーザーがローカル検索を行う時、デジタルアシスタントはまずローカル情報を基に答えを探して行きます。ですので、しっかりとしたローカルSEO対策をしていれば、デジタルアシスタント時代に突入しても、近くのユーザーに皆さんのビジネスを見つけてもらえます。それでは、ここからはローカルビジネスに特化したデジタルアシスタントSEO対策について説明していきたいと思います。

ロケーションデータの最適化

Googleは登録されているロケーションだけでなく、サイト内に記載されているデータなどからも関連付けて検索結果を抽出します。ために、これらのデータがぶれているサイトがあります。ですので、正しいデータをGoogleに提供するために、一貫したロケーションデータをセットアップすること、仮に引っ越したりしたら全てのページでアップデートすることを忘れてはいけません。

Google My Businessへのデータ入力

ローカルSEO対策では、ビジネス名、住所、電話番号などをデジタルアシスタントに容易に理解してもらうことが重要です。ですので、Google My Businessに登録している人は、出来る限り全ての情報を埋めることをお勧めします。情報をいれていないものがあれば、その分それに関するキーワードでの検索ヒットの機会が減りますからね。

レビューマネジメント

ユーザーと同様、検索エンジンもレビューを見て検索結果を提案します。顧客満足度が高いと分かれば、デジタルアシスタントも優先して皆さんのビジネスをユーザーに紹介してくれると思います。

APIと繋げる

デジタルアシスタントは未だ一般的に浸透しているとは言えないので、今すぐ必要になるわけではありませんが、Amazon AlexaやGoogle AssistantのようなAPIと自分のサイトを繋げることの重要性は今後高まって行くでしょう。今やっておくと、デジタルアシスタントが浸透してきた時に、良いスタートダッシュを切れますね。

ロングタームキーワードを使う

これはタイピング型検索でも効果的な戦略ですが、デジタルアシスタントではより重要になってきます。Google Homeなどを利用する際、ユーザーは人に話しかけるように質問を投げかけます。例えば、車のタイヤをお店で交換する時、これまで「車 タイヤ 交換」とタイピングしていたと思います。しかし、この検索の仕方だと、お店だけでなく、自分で交換する方法についての記事も結果に表示されます。しかし、デジタルアシスタントで検索する際、恐らくユーザーは「車のタイヤを安く交換してくれるお店教えて」と非常に詳細な質問をすると考えられます。この例で、デジタルアシスタントにおけるSEOでは、よりロングタームキーワードが重要になってくることがわかりますね。今後は、考えられる全ての質問をブレインストーミングして、キーワードの最適化を行うことが必要になるかもしれません。

まとめ

デジタルアシスタントデバイスが浸透すれば、SEOの形は大きく変化することは間違いありません。まだその対策に関して未知の点が多いですが、ローカルビジネスなら今からでも対策出来そうです。是非参考にして下さい。

参照:Search Engine Land, Digital assistants, conversational search and the future of local


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