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パーソナライズマーケティングの重要性!!何故消費者は個人情報を企業に与えるか!?

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Young woman playing Pokemon GO indoor at shopping center, using smart phone. Girl play the popular smartphone game - catching pokemon in hypermarket mall

パーソナライズマーケティングとは、企業が消費者1人ひとりに合ったアプローチをすることです。消費者のニーズ、行動、生活は様々で、購買決定を下す前に影響を受けるメッセージや体験は1人ひとり異なります。このような消費者購買行動の多様化が、パーソナライズマーケティングの重要性を高め、現在多くの企業が取り組もうとし、消費者から出来るだけ多くのデータを収集しようとしています。

自分の個人情報を収集される側ですが、日本人はそれについてあまり良い印象を持たないかもしれません。ですが、アメリカでの調査によると、パーソナライズマーケティングを企業が与えてくれるなら、個人情報を提供して良いという消費者が非常に多いです。この記事では、アメリカ消費者の個人情報を企業に提供することへの考えと、企業がこのためにどのようなデータを収集しているかを説明していきます。また、「日本は違うでしょ!?」と思う人もいるかもしれないので、今後日本の消費者もパーソナライズマーケティングの重要性を気づけるよう、この手法が消費者にとってどのようなメリットがあるかについても話していきたいと思います。

アメリカ消費者の個人情報提供に関する考え

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上記のグラフは、考えられるパーソナル体験別に「個人情報を喜んで提供する」かを調査した結果となっています。パーソナル体験は3つあり、上から順に、「自分だけの宣伝やディスカウント」、「自分だけの店舗、もしくはオンラインショップ体験」、「自分のニーズにマッチした商品レコメンデーション」です。

Baby Boomer世代はともかく、ミレニアム世代とGen X世代(35歳〜51歳)では、50%以上が3つの項目に対して前向きな姿勢を示しています。特にミレニアム世代は、自分の個人情報を企業に与えることにそれほど抵抗がないことが分かります。また、3つのパーソナル体験の中でも「自分だけの宣伝やディスカウント」に価値を見いだす人が多いことが分かりました。

「自分だけの宣伝やディスカウント」とは何か?例えば、頻繁に購買している人だけが購入出来る商品の宣伝、また最後の購買から一定期間日数経った人にだけ提供されるディスカウントです。自分だけのディスカウントなら、非常に消費者も特別感を感じ「買わないともったいないと」思う可能性が高いですよね。上記の結果からも分かる様に、かなり効果的なパーソナル体験と考えられます。

企業はどんな情報を収集しているか?

例えば、週1回は必ず訪れる大好きなお店を想像してみて下さい。もちろん、物が良いからとか雰囲気が好きだからという要素から通い続けているケースもありますが、店側の接客や対応が素晴らしく、信頼して常連になるケースもありますよね。素晴らしい接客や対応とは何か?それは、自分の名前、好み、生活感などを覚えてもらっていて、それらを全て考慮したうえで対応してくれることです。こういったことが出来る営業マンは強いですよね。

パーソナライズマーケティングは、こういった従来からの良い営業手法が基になっています。企業は自分の顧客に特別な体験を与えるために、彼らの年齢、性別、居住地だけでなく、これまでの購買履歴や好み、普段どんな生活をしているか、子供は何人いて何歳か、子供の好みは何かなどのデータまで収集します。

このような細かなデータの収集方法は様々ですが、基本的にアンケートなどで消費者側が提供してくれます。例えば、ある消費者が自分の子供の服のサイズや好みの色を登録しておくと、企業からメルマガなどでそのサイズと色にマッチした服のレコメンデーションメールが送られてくるといった仕組みです。

消費者側のメリット

消費者側のメリットですが、ここでは単に「自分のニーズにあった商品を提案してくれる」、「自分だけのディスカウントしてくれる」といったレベルではなく、何故こういった企業からのアプローチを消費者が望んでいるかを説明していきたいと思います。

何か物を買うと決定するまで結構な時間を掛けます。店舗に行って服を買うにしても、気に入った色やデザイン、そしてサイズをしっかり選んだりしますよね。人によっては、仕事、子育て、友達との付き合いなどで、買い物に時間を割くことが出来ない人もいるかもしれません。そんな中、企業が顧客1人ひとりのニーズを把握して提案できたらどうでしょう?先ほど述べたフローを踏まずとも、消費者は購買しようと思い易くなりますよね。つまり、パーソナライズマーケティングは時間の削減に繋がるのです。

今、日本でも共働きしながら子育てする人、遅くまで残業する人など、なかなか物を買う時間が取れない人もいるのではないでしょうか?もし自分の好きなブランドから、自分が欲しかったもの、好みのサイズや色がメールで提案されたらどうでしょう。店舗に出向いて、一から品定めしなくて良いので楽ですよね。このようなメリットがあるからこそ、アメリカの消費者はパーソナライズマーケティングに価値を見いだし、自分の個人情報を進んで提供したがると考えられています。

まとめ

如何でしたか?紹介したデータはアメリカのものですが、パーソナライズマーケティングの消費者のメリットは日本にも当てはまるものだと思います。日本消費者で個人情報を進んで提供するという人は多くはないと思います。ですので、大事なのは、今後パーソナライズマーケティングがこの記事で述べたようなメリットがあるということを、企業側が消費者に伝えて上げることだと思います。消費者1人ひとりにあったアプローチを最適化できるよう、是非参考にして下さい。

参照:Salesforce Blog, Please Take My Data: Why Consumers Want More Personalized Marketing


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