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2016年 今重要視されている「メディアリソース」ランキング in アメリカ

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ここ5年で確実に企業にとって重要なメディアリソースが変化してきたと言えます。何よりオンラインメディアの台頭が、企業の消費者へのアプローチを変えました。ここ5年で起こったことをいくつか上げると、ソーシャルメディア広告の発達、リターゲティングの洗練、オンライン動画広告の出現などがありましたね。

さて、最近アメリカのマーケティング調査を行っているBorrell Associatesという会社が、中小企業を中心に重要視されているメディアリソース調査し、ランキングにした資料を発表しました。それは、2011年と2016年を比べているので、この5年で如何に大きな変化があったかが分かります。非常に興味深いので、今日はその調査結果について簡単に紹介したいと思います。

「メディアリソース」ランキング

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さて、まず2016年第1位に輝いたReferralsから突っ込んでいきましょう。Referralsは口コミのことです。消費者の口コミは2011年も最も重要なメディアリソースとして捉えられていました。口コミは、商品や企業の信頼性を高めることから、見込み客が購買決定を下す際の大きな要因となります。5年間で色んな変化があったにも関わらず、1位の座を守り続けた口コミの強さは、今後どんな新しいテクノロジーが出てきたとしても変わらなさそうです。

次に注目したいのは、やはりSocial MediaとOnline adですね。両方とも5年間で大きくランキングを上げているのが分かります。先にも述べた様に、オンラインメディアはここ5年で非常に発達しました。FacebookやInstagramなどのメディアを持つこと、動画広告やFacebook広告でプロモーションすることは、もはや欠かせません。こういった変化をしっかりランキングは反映しています。

一方で、Print newspaper adsとDirect Mailはランキングを落としています。オンラインプラットフォームの台頭に伴って、紙資源で掛かるコストをそのままオンラインへと予算を移行させている企業が多いですからね。納得できる変化だと思います。

驚きなのは、TV adがランキングを上げていることです。色んなニュースを見ていると、「オンライン予算がテレビを超えるor超えた」という記事をよく見るので、まるでTV adの需要は減っていると錯覚していた人も多いのではないでしょうか?私もその1人です。大衆向けの広告なので、重要性事態は横ばいだと思っていましたが、まさかランキングを上げているとは予想できませんでした。個人的に理由を考えてみたのですが、TV adも動画コンテンツであるということです。日本のCMを見ていてもわかるように、上手くサイト検索させたりするCMが増えて来ていますよね。言い換えれば、これまでTV adはプッシュ型の要素が強かったのですが、コンテンツマーケティングの重要性が高まるに連れて、プル型要素のCMが増えて来ています。そういった理由で、TV adのランキングは上がったのではないでしょうか?

そして、個人的に結構注目したのはEmail Marketingです。2011年と2016年両方とも6位と、ランキングは中間ですが、変わらない重要性を保っていると言えますね。Email Marketingは非常に見込み度の高い消費者、そして既存顧客へアプローチする重要なリソースと言えます。購買行動を起こさせる、最後の一撃として今後もEmail Marketingはこの立ち位置を守り続けると思います。

Social Mediaの重要性

今回のランキングで大きな躍進を遂げたSocial Mediaに関する調査も同時に行われましたので、それも紹介したいと思います。

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まず「ソーシャルメディアのアカウントを持っていますか?」という質問に対して、Yesと答えた企業は2011年では57%だった一方、2016年は85%でした。大きくランキングを上げていることだけはありますね。その中でどのアカウントを持っているかに関しては、Facebookが圧倒的の1位で、次いでTwitter、そしてLinkedInとなっています。アメリカ企業に絞られているので、LinkedInが上位に来るのは分かりますが、Twitterが未だに存在感を見せているのは驚きですね。そして、Instagramは結構上位と思いきや第6位という結果でした。まだまだ発展途上ということなのではないでしょうか。

それにしてもFacebookが凄いですね。Yesと答えたアメリカ中小企業の96%、ほぼ全企業利用していると言っても良いでしょう。しかもただFacebookページアカウントを持っているだけではありません。下の画像をご覧下さい。これはFacebookページとFacebook広告の利用状況を業界別に調べたグラフです。ご覧の通り、ほぼ全ての業界でFacebook広告を利用している企業の比率が60%を超えています。アメリカでは、年間250万ドル(日本円にして2億5000万円)もの費用がFacebook広告につぎ込まれているという報告もありました。

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まとめ

如何でしたか?オンラインテクノロジーが企業のマーケティング手法を5年間で大きく変えてきました。Social Media、特にFacebookの影響が非常に大きいことが、今回の調査で分かりました。

果たして次の5年後はどうなるか?VRがランキングに食い込んでくるのか?それとも未だ誰も知り得ない新しいテクノロジーが出てくるか?そしてSocial Mediaプラットフォームに関しても、今後Instagramがどう伸びていくか?Snapchatが出現するのか?など気になることはたくさんあります。

しかし、「確実にこうなる」ということは誰も言い切ることは出来ません。大事なのは、常に流れについていくことです。そういった意味でも、アメリカのデータだとしても、こういった状況や調査を見ることは役立つと思います。是非参考にして下さい。

参照:Marketing Land, Report: 2.5 million US businesses buying Facebook ads, spending $1,500 per year

 


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