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サイトを運営していて、ページビューが増えたら見込み客が増えたと嬉しく思うでしょう。
ですがもしかしたら、訪問者は検索にヒットしたので偶然あなたのサイトを通りかかっただけで内容に興味を持たず、すぐに帰ってしまったかもしれません。
また、関心を持って中身を読んでくれていても、特定のページでサイトを離れてしまうことが多いかもしれません。
それらをチェックする指標が、直帰率と離脱率です。
直帰率は、1ページのみ見て返った人の割合で、離脱率はページごとに、そのページからサイト全体を離れてしまった人の割合です。
どちらも重要な指標ですので、対策を練らなくてはなりません。
今回は直帰率が高い場合の対策を考えます。
ネットショップなどの場合、商品購入を目的としているわけですが、そのページの内容がよくわからなくて1ページ目で直帰してしまっている場合があります。
ネットショップなどの場合、必ずしもトップページにアクセスが来るとは限りませんので、1ページごとに購入やダウンロード、資料請求などの流れがわかりやすいようにページを見直しましょう。また順を追ってページ遷移する場合、トップページ以外のページにアクセスがあっても最後まで作業を進められるよう、1ページごとに見直しを入れましょう。
Flashなどを使用していてページが重く、開くのに時間がかかってしまっていませんか?そんな場合はユーザーは途中で諦めて帰っていってしまうことがあります。またファイルサイズが大きい場合も同様です。
あまり重たいページや、Flashを使ったバリバリのサイトは訪問者を困らせます。
重たいページの原因には、ファイルサイズやコンテンツの容量が大きいほか、ユーザーのパソコンやスマホの性能、回線の選択にも関わります。またサーバーの状態にもよりますので、総合的な判断が必要です。またGoogleはFlashをあまり推奨していませんので基本的にFlashはもうやめましょう。
コンテンツの内容が薄い場合も、訪問してすぐに帰ってしまいます。
1コンテンツ1キーワードとして、充実させましょう。
複数のキーワードをまとめて1コンテンツにしてしまうと、どのコンテンツが評価されたのか解析できません。複数のコンテンツをまとめたい場合はリンクを準備するなどしましょう。
充実したコンテンツを提供している場合でも、キーワードと内容が一致していない場合は、ほしい情報がないとみなしてユーザーは帰ってしまいます。内容を充実させたのに直帰率が高い場合は、キーワードと正しく内容がリンクしているか見直しをかけてください。
トラッキングコードが正しく設定されていない場合も、直帰率が高くカウントされます。これは設定を見直してください。
これら5つのポイントをおさえて直帰率改善を目指しましょう。