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サーチコンソールを用いたサイト運営 クロールの統計情報、 Fetch as Googleから何が分かるの?

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前回の記事でクロールの意味解説をした後、サーチコンソールで特定できるクロールエラーとはどのようなものか紹介しました。サーチコンソールにはクロールエラー以外にも確認できるクロールに関する項目があります。

クロールへのアクセス

サーチコンソールのダッシュボード→クロールをクリックしましょう。

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クロールをクリックするとクロールエラーを含め6つの項目が選べます。まだ説明していない以下5つの項目があります。

  • クロールの統計情報
  • Fetch as Google
  • robots.txtテスター
  • サイトマップ
  • URLパラメータ

今回は、クロールの統計情報とFetch as Googleについて紹介したいと思います。

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クロールの統計情報

クロールの統計情報にアクセスするには、クロールメニューの中にあるクロールの統計情報をクリックしましょう。

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ここでは最近90日間のGooglebotの活動が確認できます。3つの項目がありますので、見ていきましょう。

①1日あたりのクロールされたページ数

一日あたりのクロールされたページ数

まずは、1日あたりのクロールされたページ数が把握できます。右上には最高値、最低値、平均が表示されます。検索上位に表示されるためには、平均値が100超えるかどうかが目安となります。

グラフは比較的平坦であることが望ましいため上の図のように急激な変化がある場合には注意しましょう。サイトの情報の質が高いか大量に情報を追加することでクロール速度が上昇します。逆に、クロール速度が低下する理由には新しいrobots.txtを追加した、ページのHTMLが壊れている、コンテンツがサポートされていないなどの原因が考えられます。

②一日にダウンロードされるキロバイト(KB)数

一日にダウンロードされるKB数

ダウンロードされるサイズが大きいと、ダウンロード時間も長くなり、良いユーザーエクスペリエンスを提供できません。ダウンロードのデータサイズが大きい場合には、サイトのコンテンツを確認し、サイト内の画像を小さくするなどして、データサイズを縮小していきましょう。

③ページのダウンロード時間(ミリ秒)

ページのダウンロード時間

ページのダウンロードに時間がかかると、ユーザーのページ離脱率が高くなってしまいます。上図の例では、2016年の8月中旬からページのダウンロード時間が大幅に低下していることが読み取れます。平均1ページあたり約0.9秒かかっていますが、ダウンロード時間の低下後だけのデータで見れば、さらに平均ダウンロード時間は短いでしょう。

以上がクロールの統計情報の見方となります。

Fetch as Google

Fetch as Googleは、Googleにクロールを再依頼してインデックスを促進したり、レンダリング機能を用いてGooglebotがどのように情報を取得するか確認できる機能を持ちます。

Fetch as Googleにアクセスするには、クロールメニューのFetch as Googleをクリックします。

Fetch as Google

すると次のような画面に移ります。

Fetch as Google メニュー

それではFetch as Googleの機能を見ていきましょう。

①まず対象となるデバイスを選ぶことができます。

Fetch as Google device

クローラーからのサイトの見え方をチェックできるもので、PC・スマホ・フィーチャー フォンを選ぶことができます。

②クロールの再依頼

サイトページのインデックスを促進するために必要な機能となります。下図にある取得というボタンをクリックしましょう。サイト全体をクロールしてもらいたい場合には、入力欄を空白のままにします。

クロール再依頼 取得

取得結果は以下のようになります。

取得結果

上図の「インデックス登録をリクエスト」をクリックすると、リクエストを送ることができますが、必ずインデックスされるわけではないということに注意が必要です。

実際に「インデックス登録をリクエスト」をクリックしてみましょう。すると送信方法の選択画面に変わります。

送信方法選択画面

URLのみのクロールを希望する場合は「このURLのみをクロールする」のボタンをクリックすることで、「単一のURL」というメッセージが表示されます。

送信方法選択画面2

URLと直接リンクをクロールしたい場合には、「このURLと直接リンクをクロールする」のボタンをクリックします。すると、「複数のURL」というメッセージが表示されます。目的に合わせて、どちらのクロールが良いかを選んでいきましょう。

取得完了後のページの詳細結果を見ると以下のようになり、クローラーが取得したソースコードが確認できます。

クローラーソースコード

③レンダリング機能

レンダリングとは、画面の内容が記述されたデータを、コンピューター上で処理を行いデータに書かれている記述通りに、実際の画面や画像のイメージを表示させることです。

Fetch as Googleでは、デバイスとURLを指定したあと「取得してレンダリング」をクリックすることで、Googlebotによるページの表示とユーザーに表示されるページの表示内容の違いを検出できます。

取得してレンダリング

結果の取得には時間がかかります。

取得中

取得が終わると以下のようになります。

取得終了

先ほどと同様に「インデックス登録をリクエスト」をクリックすればリクエストを送信することができます。

レンダリング機能の結果を確認するには、下図のようにレンダリングリクエストにチェックがついている行のパスをクリックしましょう。

レンダリングリクエスト

すると以下のようなレンダリング内容が表示されます。

レンダリング内容

左にクローラーが見るイメージ、右にユーザーがブラウザで見るイメージが表示されます。

レンダリング結果から、エラーの原因やページ情報が正確に検索エンジンに伝わっているかということが分かります。このようにFetch as Googleはサイトデザインのチェックに使えるものとなっています。

また、今回の結果のステータスが「完了」ではなく「一部」となっているため、レンダリング内容を表示したページの下部には以下のような表示があります。

レンダリング内容下部

Googlebotがrobots.txtにより一部のリソースからブロックされていることがわかります。重大度が高い場合には早急に対策を行いましょう。

取得後のステータスには以下のものがあるので参考にしてください。

さあ、KOBITをスタートしよう。