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Instagramがオーガニックでの「shop now」投稿をテスト!!広告費なしでもインスタコマースが可能に!?

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Instagramが広告主にとって嬉しい機能を追加しました。このニュースは私も全ての仕事を中断してもいち早くお届けしたい程アツいものです。なんと、広告ではなくオーガニックで自社商品の購入ページに飛べる投稿ができる機能を発表しました。しかも、その購入ページは自社サイトではなく、Instagram内で構築されたページなので、ユーザーはブラウザーに飛んで長いローディングを待つ必要がなくなるのです。今のところテスト段階で、Instagramパートナーのリテール企業20社しかアクセスできませんし、ユーザー側もアメリカでしかこの投稿を体験することはできません。ですが、今後世界でこの機能がリリースされる可能性は多いに有り得ます。ということで、今日はこの新しいInstagramのオーガニックコマース投稿機能を徹底的に説明していきたいと思います。

これまでのInstagramオーガニック投稿

これまでのInstagramのオーガニック投稿はリンクを貼付けられないということが大きな特徴の1つでした。自社ページに飛ばしたいならCall to Action付きの広告を配信しなければなりませんでした。ですので、Instagramは売上に繋げるのではなく、商品やブランドの認知拡大に利用されるプラットフォームとして位置づけられていました。しかし、企業にとってはInstagramの自社サイトへの影響力が可視化し辛いという点で、人気ソーシャルメディアとはいえ、困難がつきものでした。

もちろんユーザーにとっても直接詳細ページに飛べないのは不便なものでした。可愛い服、カッコいいサングラスをInstagramで発見したら、その投稿が広告でない限り、一度Instagramを離脱しブラウザーを開き検索を掛けなければなりませんでしたね。これは地味に手間な作業になります。

広告主側とユーザー側双方の問題点は非常に前から叫ばれていましたが、長い間Instagramはこの声に応えることはありませんでした。ですが、遂にその重い腰を上げる瞬間が来たのです。

それでは気になる詳しいオーガニック「Shop Now」投稿の内容について説明していきましょう。

オーガニック「Shop Now」投稿の流れ

ここでは、ユーザーが投稿からどのように商品を購入するかの流れを見せながら、この新しい機能を説明していきたいと思います。

1.投稿画面

投稿された写真は以下のような感じです。ほぼ普通の投稿と変わりませんが、唯一「TAP TO VIEW PRODUCTS」という表示が画像左下にありますね。ユーザーはまず指示通りこの写真を1回タップします。

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2.一枚の写真に複数商品が!!!

写真をタップすると写真内にある企業が売りたい商品のタグがポップアップします。タグには商品名と値段が表示されていますね。そう!驚きなのが、企業は写真内に複数の商品を紹介することが出来るのです。これはソーシャルコマースでは斬新ですね!今紹介しているバックのように、企業としては小物アイテムを一緒にプロモーションして売りたいので非常に便利ですね。アパレル企業なんかはパンツとジャケットのコーディネート写真1つで2つの商品をプロモーションできますね。さて、次のステップは興味持ったポップアップした商品タグをタップします。

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3. 商品詳細ページ

タグをタップすれば商品詳細ページに遷移します。横にスワイプすれば前の画面で一緒に表示されてた小物アイテムの情報を閲覧することもできます。このページはInstagramが最も拘りをもった部分だと思います。

Instagramは今回のテストに至る前にユーザーのオンラインコマースの行動傾向を調査しました。その結果、新しい商品を発見してから1日以内にそれを購入するユーザーはたった21%しかいないということがわかりました。これは、ユーザーは物を購入するのに非常に慎重で、購入前に綿密な下調べをするからです。Instagramは、他のプラットフォームようにすぐに購入ページに飛ばしても意味がないと感じ、1クッション商品詳細ページを挟むことに決めたようです。

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4. 購入画面

商品詳細で本当に気に入って画面をタップしたら、最後は購入画面です。「ADD TO BAG」のボタンを押してお馴染みのフローを踏めば完了です。

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以上が、新しい機能での購入フローです。何より、この流れがInstagramアプリ内で完結するのはユーザーにとって優しいですね。

マージン取られないし、データ収集も可能!

続いて企業のマーケター目線で話しを進めていきます。今回のオーガニック「Shop Now」投稿では、何人が投稿にエンゲージメントしたかはもちろん、商品ページへのクリックが何回あったかのデータを確認することができます。しっかり効果測定できるので、マーケターはどの写真が売上に効果的かをみることができますね。

さらに、クリックしたユーザーデータをFacebookが抱えるリターゲティングデータベースに蓄積することができるようです。ただ、このデータはFacebook広告だけにしか利用出来ないようで、Instagram広告では未だアクセスできないようです。しかし、InstagramのマーケットオペレーションディレクターのJim Squire氏は、今後Instagram広告でもリターゲティングリストが利用出来る可能性は大いに有り得ると話しています。

さらにさらに、企業にとって嬉しいのは、オーガニック「Shop Now」投稿で上げた売上の一部を手数料としてInstagramに渡す必要がないということです。つまり、上手く運用している企業なら広告より費用対効果が高い結果を得れるわけです。

このように、企業にとっても嬉しいことが盛りだくさんなのがオーガニック「Shop Now」投稿なのです。

まとめ

如何でしたか?この新しい投稿形式を使いたくでウズウズしてきましたか?最初に言ったように、まだこれはテスト段階でアメリカの20社しか利用出来ません。しかし、オーガニック投稿からの購入ページの遷移はかなり前から望まれていたことですし、Instagramで商品を探すユーザーにとってもマイナスにはならない機能だと思います。むしろユーザー体験を向上させる一手ですね。ですので、今後日本でもアクセスできる可能性は大いに有り得ます。楽しみですね。

参照:
Marketing Land, Instagram tests shopping outside of ads with 20 retailers in the U.S.  
Instagram for Business, Shopping Coming to Instagram (画像参照含む)


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