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Facebook広告はもう飽和状態!!次の配信場所候補にFacebookグループ!?

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Social network concept

Facebookはここ3年は常に大きな右肩上がりを見せていました。モバイル化や動画広告をどのプラットフォームよりも速く整備して時代を切り開いて来ましたが、とうとうその勢いが落ち着いて来たようです。

なんとFacebookが企業やメディアから委ねられる広告の数が、ニュースフィードのオーガニック投稿の量に達したのです。Facebook広告飽和してしまったのです。ニュースフィード以外にも、Instagramやオーディエンスネットワークにも広告を配信できる場所をFacebookは持っていますが、これらは選択式なので広告主が望まなければ在庫を処理することはできませんね。つまり、このまま在庫処理ができないとFacebookの広告収入の伸びが横ばいになってしまうわけです。

今後も右肩上がりを見せるには在庫を処理する場所を増やさなければなりません。その方法は主に2つで、1つはユーザー数を増やすこと、もう1つは配信する場所を広げることです。今回Facebookは後者側に含まれるテストを開始しました。

Facebookグループに広告を

そのテストとはFacebookグループに広告を流すことです。 毎月10億人ものユーザーがグループを利用していることから、この場所も広告を配信する場所になり得ると考えたのでしょう。オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランドの4ヶ国のFacebookグループに広告がテストは配信されているようです。

Facebookグループ広告は機能するか?

 まず広告主側の視点で考えてみます。ターゲティングに関しては非常に機能すると思います。FacebookグループはFacebookページに比べると興味や関心が強い人が集まっているのではないでしょうか?

例えば、日本食を紹介するFacebookページよりも、日本食を学ぶオフ会のFacebookグループの方が日本食に対する関心度が高い人が集まってくるようなものです。母体は少なくなるかもしれませんが、広告を配信する人の質は上がるということです。つまり、FacebookページよりもFacebookグループにターゲティングして配信した方が、全体的になクリック率やコンバージョン率は高くなることが期待出来ます。

またグループはクローズドな環境ということも活かせるような気がします。例えば、自分の大好きなアーティストの広告がニュースフィードに出て来た時、皆さんはその広告をシェアして話題にするでしょうか?恐らく殆どの人がNoだと思います。というのも、必ずしも興味や関心が同じ人だけが友達ではないからです。一方、グループ内なら興味・関心が一致しているユーザーの集合体なので、大好きなアーティストの広告がそのアーティスト関連のグループに流れれば、コミュニティ内がかなり盛り上がりそうですね。

続いてユーザー側の視点で考えてみましょう。今述べた様にFacebookグループはクローズドなコミュニティです。人によってはグループを神聖なる場所と位置づけているかもしれません。その場所に見ず知らずの広告が流れて来たらどうでしょう。どこか自分のテレトリーが侵略された気分になってウザったく感じるのではないでしょうか?そういう意味ではグループ内広告はマイナスに機能するのかな?とも思えます。

まとめ

広告の注文数が増えても配信する場所がないと広告ビジネスは成り立ちません。これはFacebookにとって大きな問題であることは間違いありません。ユーザー数自体は増えているのですが、今回のテストを行ったということは、広告注文数の伸び率に追いつかないということなのでしょう。

まだターゲティング設定方法などは明らかになっていませんが、これは非常に重要になると思います。マイナスポイントでも述べた様に、グループに関係ない広告が出てくるのはユーザー体験を下げる原因となります。

Facebookページのように「旅行」というカテゴリーだと不十分でしょう。恐らく、「フランス旅行」のコミュニティ、「日本旅行」のコミュニティといったよりコアなグループにも配信されてしまいます。旅行には変わりませんが、「フランス旅行」の話しで盛り上がっているのに日本旅行の広告が出て来たらストレスですよね。つまり、より詳細なターゲティングが求められるというわけです。

テスト結果が上手く行くかはわかりません。ただ、まさに今がFacebookにとって1つの分岐点でしょう。今後の動きに要注目ですね。

参照:Marketing Land, Facebook tests ads in Groups, potentially easing ad load issue


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