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広告パフォーマンスが上がるか?Snapchatが「Auto Advance」を削除し、新たに「Playlist」を追加!!

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Enjoying a great music

Snapchatが先週新たなアップデートを発表しました。主に2つあって、1つは自動的にストーリーを再生する Auto Advance 機能の削除です。この機能は3月に Snapchat に加えられましたが、Snapchat 上のすべてのフレンドのストーリーを強制的に見せられると、多くのユーザーが批判的にこの機能を見ました。

もう1つが、このAuto Advanceの代わりになるのですが、Playlistという新たな機能が追加されます。YouTubeのPlaylistと同じと思ってもらって良いでしょう。自分の友達やアカウントをカテゴリー分けしてリスト化できるという機能です。

これらのアップデートは、現在一部の Android ユーザーには既に反映されていて、のちのち全ての Android ユーザと iOS ユーザにも反映されるでしょう。

さて、今回はこの新たなPlaylist機能に焦点を当てて話していきたいと思います。機能概要からSnapchatの狙い、広告への影響などを考えていきます。

Playlist機能の概要

Playlistとはユーザーが見たいアカウントをリスト化することで、選んだ順番でそのアカウントのストーリーを観ることができるという機能です。今までなら、友達、芸能人、ブランドアカウントがまとまってRecent Updateに凝縮されるので、たくさんのアカウントをフォローしている人は、今見たいアカウントのストーリーを探すのが大変だった思います。Playlistを利用すれば、例えば、フォローしているアカウントを「芸能人」、「友人」、「スポーツ」、「ブランド」などにカテゴリー分けすることができ、自分の気分に合わせてストーリーを閲覧することができます。作成したPlaylistは友達にシェアすることができます。

また、最初に話したAuto Advance機能ですが、完全に自動再生機能がなくなったわけではありません。確かに、Recent Updateに並んでいるストーリーを観る際は自動再生しなくなりますが、Playlistに登録したストーリーは次々と自動再生されます。自分のお気に入りのストーリーですから、Playlistなら自動再生でも良いという考えなのでしょう。

Snapchatの狙い

 今回追加されたPlaylist機能でユーザーはあらゆるアカウントをカテゴリー分けできるわけですから、フォローしているアカウントのストーリーを気分によって閲覧することができます。先ほども言った様に、「友達」はリストは頻繁にチェックし、スポーツの気分なら「スポーツ」アカウントを、芸能人の気分なら「芸能人」アカウントを集中してみることができます。

以前まででしたら、気分が違うコンテンツをスワイプして飛ばしていたユーザーが多かったので、このPlaylistでユーザーのSnapchatに費やす時間が増えると予測されます。それは同時に、Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeのに費やしていた時間を奪うことに繋がるとも考えられますね。これは、企業や広告主に良いアピールが出来そうです。

実は、Snapchatはもう1つストーリーに関してちょっとしたアップデートをしています。それはストーリセクションの位置です。これまでは、ディスカバリーが画面トップにあって、その下にRecent Updateというストーリーセクションがありましたが、これが画面トップにきます。このストーリーに力を入れいくSnapchatの意気込みが伝わってきますね。

(*ただ、そもそもSnapchatにとってストーリーは、Facebookでいうニュースフィード、Twitterでいうタイムラインみたいなものなので、今まで何故トップに持ってこなかったかは疑問に残りますが・・・)

また、Marketing LandではPlaylistを友達にシェアできるのは大きいと述べられています。Snapchatは他のソーシャルメディアと比べると異質な特徴を持っているので、人によっては「どうやって使ったらいいの?」などと、なかなかアクティブユーザーになり辛いと思います。ただ、自分の友達からプレイリストがシェアされてきたら、それは見てみようという気になりますよね。もし、それが面白かったら、楽しかったら、自分もまずはセルフィーを友達に送らないにしても、アカウントをフォローしてPlaylistを使ってみようとなるのではないかと考えられます。

どうなるSnapchat広告?

 Auto Advance機能では、自動再生されるストーリーの間に広告が入り込んでいました。これは、そのままPlaylistに持ち込まれるとのことです。Playlistで再生されるストーリとストーリの間に広告が挟むという感じです。

ただ注目したいのはターゲティング機能です。Snapchatのバックでは、各ユーザーがどんなアカウントをPlaylistに登録したかのデータを収集することができます。この行動データを基にさらに洗練されたターゲティングがSnapchatが出来るのではないかと考えられています。またユーザーの興味・関心ベースではなく、Playlistの名前を解析、カテゴリー分けして、『「旅行」のPlaylistにターゲティング』といったようなことも出来そうです。

さらに、Playlistが出来たことで広告の課金方法のバラエティも広がりそうです。ただ広告クリックだけでなく、Playlistに登録されたら課金なども考えられますね。

まとめ

Playlistは多くのベネフィットをSnapchatにもたらしそうですね。アプリ内の滞在時間の増加、アクティブユーザーの増加、ターゲティングの洗練、課金方法の充実などを上げてきました。これら全てがプラスの結果として出てくるとは言いませんが、Snapchatが新たなユーザー体験の向上に一歩踏み出したのは確かです。実際、既にPlaylistが利用出来るユーザーからは賞賛の声が上がっているようですし。

まずは、皆さんも自分のアカウントがアップデートしたら利用してみましょう。

参照:Marketing Land, Snapchat’s latest Stories tab redesign adds post-roll ads, playlists 
Snapchat official blog, Story Playlist


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