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Googleが新たに発表した3つのアトリビューション測定を助ける機能

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The concept of Omnichannel between devices to improve the performance of the company. Innovative solutions in business

デジタルマーケターの多くが抱える問題の1つがアトリビューション効果測定だと思います。テレビからオンライン、オンラインからオフライン店舗、スマートフォンからデスクトップなどなどの繋がりを測定するのは非常に困難です。Googleは2016年9月末にこういった課題を解決できる仕組みを発表しました。主に3つありますので、簡単に紹介していきたいと思います。

テレビとオンラインの繋がりを測定

テレビ広告というのは効果測定しづらいものです。テレビ広告によってどれだけの認知が広まったかを、なるべく正確に測定したいですよね。今回Googleはブランドリフトというサービスを利用して、テレビによる認知拡大度を測定する仕組みを可能としました。

そもそもブランドリフトとは、YouTubeの動画広告がどれだけ認知を広めたかを測定するために作られたものです。最近YouTube動画が再生される前、「あなたはこの広告を閲覧しましたか?」というアンケート広告が流れてきませんか?それを基にYouTube動画広告を閲覧したユーザー情報を記録し、その閲覧したユーザーがどれだけその企業のWebサイトを検索し訪問したかを数えることで認知の拡大を測定するものです。

今回、こういった仕組みをテレビ広告でも適応できるようになりました。Googleの発表では、YouTube広告でのブランドリフトを登録しておけばテレビ広告にも適応されるということなので、ほぼ同様の仕組みで認知の拡大度が測定されるでしょう。

ちなみに、同発表でYouTube広告とテレビ広告の1インプレッション当たりに生み出された検索数をGoogleが明らかにしました。結果は下記の画像のように、YouTube広告の方がテレビ広告より2倍高い結果となっていました。

updated tv lift

画像参照:Google Inside AdWords, New digital innovations to close the loop for advertisers

オンラインとオフラインの繋がりを測定

オンラインとオフラインの関係性は随分前から問題になっていましたね。これまでの解決法といえば、オンラインクーポンを発行してそれを如何に店舗で利用したかを測るのが1つでした。ですが、Googleディスプレイネットワークなどで配信した広告による店舗への誘導を測定することは出来ませんでしたね。現在、スマートフォンユーザーの30%が会社のWebサイトやアプリを閲覧後24時間以内に、どこかしらの店舗でものを購入しているという研究結果もあります。ですので、バナー広告によって店舗に訪問したユーザー数を測定することは非常に重要になってきます。

Googleはこのオンライン広告によるオフライン店舗への影響も測定できるようになったと発表しました。具体的な手法は明らかにしていませんが、Google AdWordsのブログでは「私たちは99%正確な測定結果を提供するために、世界中2億店舗以上のあらゆる情報にアクセスできる。」と述べていることから、少なからず位置情報などを利用して測定していると想定されます。例えば、広告を閲覧した際のユーザーの位置情報を取得して、それをトラッキングするなどが考えられますね。

クロスデバイスでの繋がりを測定

Googleは、デバイス間、アプリ間、Webサイト間などを別々に測定するのではなく、ユーザーベースで効果測定できるようになったと発表しました。どういうことかと言うと、例えばこれまで広告をスマートフォン、デスクトップ、タブレット全てのデバイスに配信するとき、同じユーザーが全てのデバイスで広告を閲覧しても、効果測定では違うユーザーとしてカウントされていました。しかし、今回のアップデートにより違うと認識されていたユーザーを同一のものと見なせるようになったのです。これによって各デバイスでの役割や貢献度をしっかり測ることができますね。

またリターゲティングの面でも、違ったデバイス毎ではなくユーザーベースでリストを作成してくれるようになったので、より効率的なリマーケティング広告を打てるようになりますね。

まとめ

いかがでしたか?テレビの影響力やオフラインへのオンラインによる影響力を測定することは、マーケティング全体のPDCAを回すのに非常に役立つ指標になりますね。また、デバイス間での繋がりですが、これはFacebookも力を入れているPeople based広告の1つです。今や多くの人が各デバイスで同じGoogleアカウントにログインしてWebサービスを利用しています。だからこそ、デバイス毎ではなくユーザー1人ひとりのデバイス間、アプリ間の行動をトラッキングでき、より効果的な広告を配信できるプラットフォーム環境を作れるのだと思います。

参照:Google Inside AdWords, New digital innovations to close the loop for advertisers


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