KOBITブログ

今更聞けない…ペンギンアルゴリズムって? SEOに関係するGoogleの最新発表

この記事は約 6分 で読めます。

SEO (Search Engine Optimization) Penguin

9月23日、Googleから以下のような発表がありました。

Penguin が Google のコア アルゴリズムの一部になりました

SEOに関係してくる発表なのですが、この一文では何が起こっているのかわからない!!という方は、さらっと一読して最新情報にキャッチアップしていきましょう。

ペンギンアルゴリズムとは?

冒頭でPenguinと記されていますが、一般的にはペンギンアルゴリズムと呼ばれています。

ペンギンアルゴリズムを説明するにあたって、まずはGoogleとウェブスパムとの戦いの歴史について少しおさらいしましょう。

Googleの共同経営者のラリーペイジが昔、1兆ある論文の中から、論文が優れている順番に並べ替えるための方法を考え出そうとしました。みなさんならどのように並べ替えるでしょうか?

ラリーペイジは、その論文がどれだけ他の論文に引用されているかで、その優劣を図ろうとしました。その論文が優れていればいるほど、他の論文に引用され、新しい論が展開されていくというのは納得出来るものですよね。

これを検索エンジンに置き換えてみるとどうなるでしょうか。膨大な情報のなかで、当初は、被リンクの数が多いことが良いサイトと判断され、検索時の掲載順位に加味されていたんですね。これは当初、PageRankという、0から10の11段階でサイトを評価する仕組みのなかで利用されていました。
*現在はPageRankは機能停止しています。

しかし、このアルゴリズムの導入後は、過剰な被リンクや相互リンクの工作を行うサイトが出てきました。掲載順位を上げることやトラフィックを増やすことを追求し、本来の適切な掲載順位より高い掲載順位を得ようとしているこうしたサイトを、”ブラックハットSEO”や”ウェブスパム”と呼んでいます。

ブラックハットSEOを監視し不正行為を取り締まるために様々なアルゴリズムのシグナルがあります。その中の一つであり、Googleの提唱する「品質に関するガイドライン」への違反が発見された場合にランキングを下げるのが、ペンギンアルゴリズムというわけです。

品質に関するガイドラインでは、基本事項として大きく4つのことに触れられています。

  1. ユーザーの利便性を最優先にする
  2. ユーザーを騙すようなことをしない
  3. 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない
  4. 独自性や価値、魅力のあるサイト作りをする

注意しなければならないのは、意図的でない違反でもこのシグナルに引っかかることがあり、掲載順位が下げられてしまうことが起こりうる、ということなんですね。

今回のGoogleの発表

今回、冒頭にあるように、Googleからペンギンアルゴリズムは、Googleのコアアルゴリズムの中に組み込まれたことが発表されました。それに加えて大きく二つのことにふれられています。

アップデートがリアルタイムに

これまでペンギンアルゴリズムは定期的に更新されてきたのですが、それがリアルタイムに変更されました。つまり、ウェブマスターがサイトを改善したとすれば、それが従来に比べて格段に早く掲載順位に反映されるということです。

また、これに伴って、今後ペンギンアルゴリズムについてGoogleが発表することはなくなります。リアルタイムで更新されるため、発表の必要もなくなるということですね。

よりきめ細かな対応に

これまでは違反すると判断された場合は、サイト全体の掲載順位が下げられてしまっていたのですが、今後はスパムのシグナルに基づいてランキングが表示されます。これについては、ページごとにスパムかどうかが判断され、掲載順位が変更されるのではないかという仮説が多く立てられています。

国内・海外での反応

2012年に最初に発表されたペンギンアルゴリズムも、2014年の10月を最後にアップデートがされていませんでした。そのため、このままペンギンアルゴリズムはなくなるのでは?という意見も出ていたほどです。

しかし、正式な発表の1週間ほど前から、ランキングが大きく変動したウェブマスターもいたようで、なかには10日間でランキング5位から100位圏外へ、そしたまた5位へと戻った例もあったようです。そのため、Twitter上ではペンギンアルゴリズムの変更がなされるのではないか?という予測も飛び交っていました。

Googleからは、今回でペンギンアルゴリズムに関して発表するのは最後とも発表されましたが、リアルタイムでのペンギンアルゴリズムもまだ始まったばかりです。もうサイトに影響が出ているサイトもあれば、まだ何も変化がないサイトもあります。完全移行には数週間かかるのではないかという見方もあるようです。

まとめ

今回の変更について、不正行為をしているサイトには不利に働いてくるのはもちろんのことですが、意図していない違反には気をつけていきたいところです。また、意図せず違反してしまった場合も、アップデートの早さからすぐに発見・修正することができるため、今後はより細かくサイトの状態を確認しておくようにしましょう。

参照:https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/04/blog-post_25.html
https://www.seroundtable.com/google-testing-penguin-22735.html
http://searchengineland.com/google-updates-penguin-says-now-real-time-part-core-algorithm-259302


CATEGORY:

さあ、KOBITをスタートしよう。