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Snapchatが遂にリターゲティング広告を発表!新たな3つのターゲティング方法とは?

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Retargeting

Snapchatが待ちに待ったリターゲティング機能を発表しました。これまでSnapchat広告では、年齢、性別、居住地、デバイスの種類などでのターゲティングが出来ましたが、ユーザーの興味・関心ベースでのターゲティング、リターゲティングは出来ませんでした。これらが、今回のアップデートで可能になったのです。それでは詳しいターゲティング内容を見ていきましょう。

新たな3つのターゲティング内容

今回導入されたターゲティングは「興味・関心」、「Lookalike」、「Snapchat ライフスタイルカテゴリー」の3つです。

興味・関心

これはリターゲティング広告の1つに含まれます。ユーザーが閲覧した商品ページやランディングページをトラッキングして、それらを基にターゲティングするものです。例えば、一度商品ページを閲覧したけど購入に至らなかったユーザーのログを記録して、企業はそのユーザーに向けて広告を配信することができます。

既にFacebookやInstagramではこの手のターゲティングが可能となっていて、広告主にとっては欠かせない手法だと思います。今回Snapchatも同様のものを導入したわけですが、少しリターゲティング手法がFacebookやInstagramとは異なります。FacebookやInstagramの場合は、ユーザー行動をトラッキングしたいページにコードを貼付けることで、ユーザーログを貯めることができます。しかし、Snapchatのログの蓄積方法はトラッキングコードではなくE-mailアドレスベースになっています。Snapchatアカウントを作成する際、ユーザーは自分のメールアドレスを登録します。この同じメールアドレスでGoogleにもログインしていて、ネットサーフィンしていたらその行動ログが自動で貯められるという仕組みです。

つまり、Cookie IDではなく1人ひとりの個人情報ベースでのトラッキングなので、今後注目されるPeople-Based広告の1つと言えると思います。

Lookalikes

これも最早FacebookやInstagramでお馴染みのターゲティング方法と言って良いでしょう。リターゲティングで貯めたログを基に、そのユーザーに似たWeb行動を行っているユーザーにもターゲットできるというものです。これによって、より広い範囲で広告を配信することができます。

Snapchat ライフスタイルカテゴリー

これはSnapchat内でユーザーが起こした行動を基にしたターゲティング方法です。これもリターゲティングの1つですね。ユーザーが閲覧したStoriesやDiscoveryのコンテンツから、それぞれの興味・関心を認識してターゲティングが出来ます。ただ企業が配信しているレンズやジオフィルターはこの手法からは外れるようです。

以上の3つが新しいターゲティング方法です。 ちなみに最初の「興味・関心」「Lookalike」は既に利用することができるようですが、「Snapchat ライフスタイルカテゴリー」は今秋末に正式リリースされるそうです。

ユーザーへの影響

気になるのがユーザーへの影響です。特にメールアドレスを基にトラッキングされるのは、ユーザーにとって気分の良いものではありません。実際、Snapchatはこの手のターゲティングをこれまで好みませんでした。しかし、広告収益が上がるにつれ、さらなる成長が求められるようになったのでしょう。導入せざるを得なかったと思います。

ただその代わりに、ユーザーにトラッキング回避方法を提供しています。ユーザーが自身のアカウント設定画面で、トラッキングに対してOpt-outすれば、メールアドレスベースでのログ収集を回避することができると明言しています。

しかし、いつこれができるようになるかは不明という状態です。ですので、仮に今すぐにトラッキングを回避をするには、アカウントに登録しているアドレスをブラウザで利用しないアドレスに変更するしかありませんね。

まとめ

前回の記事(2017年に約10億円の広告収入が期待されるSnapchatのユーザー現状と今後の広告動向予想)で、 Snapchatの広告事業は今後さらに伸びていくと述べました。逆の言い方をすれば、Snapchatは広告収益を伸ばすために、広告主を惹き付ける様々な広告機能をどんどん充実させなければならないということです。

生き残るためにユーザーが嫌う広告を導入しなければならないのが、ソーシャルメディア企業の宿命と言ってもいいでしょう。そんな状況でも、Facebookのようにユーザーがそのアプリに残ることは非常に難しいことだと思います。Snapchatのユーザー動向が今後も注目です。

参照:Marketing Land, Snapchat adopts Facebook-style ad targeting like email, mobile device matching


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