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Facebookチャットbotに支払い機能が追加!ユーザー、企業共に大きなメリットが!!

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Facebookが新たな事業領域にまた大きな一歩を踏み出しました。なんと企業はFacebookメッセンジャーのチャットbotを利用すれば、消費者にメッセンジャーアプリ内だけで商品を購入してもらえるようになるのです。これまで消費者はチャットbotで表示された商品を購入する際は、わざわざクリックして別の購入ページに飛ばなければなりませんでした。既にFacebookでは友人とのお金のやり取りはでき、メッセンジャー内でクレジット情報を登録しているユーザーもいます。メッセンジャーにこの情報があるのに、商品を購入する時は再度別ページに飛んで、新たにクレジット情報を打ち込まなければなりませんでした。これは非常にユーザーにとって面倒くさい作業ですよね?この手間が今回のアップデートでなくなり、ユーザーはFacebookメッセンジャー内で、しかも一度クレジット情報を登録していれば、簡単に購入することができるのです。

そもそもチャットbotとは?

チャットbotを簡単に説明すれば、登録されたキーワードをユーザーから受け取れば、それに対し自動的に応答するという機能です。 例えば、ユーザーがあるリクルート代理店に「渋谷の仕事を探しています」と送れば、自動的に渋谷の求人リストを送信することができる仕組みです。このような企業と消費者のリアルタイムコミュニケーションを可能にすることから、見込み客からの質問、カスタマーサポート、そしてEコマースで利用することが出来るわけです。ちなみに、皆さんとも親しみが深いLINEも2011年にこの機能は導入していて、ローンチ当初は天気予報や翻訳でのチャットbotが行われていました。

Facebookはこのチャットbotを2016年の始めに導入しました。レストランの予約、飛行機チケット購入などのユーザー購買を支援することを目的に、企業に画像やリンクなどのCall to Actionボタンを送ることを可能としました。

しかし、導入当初から問題になっていたのは支払い機能をサポートしていなかった点です。先述したように、ユーザーは受け取った商品リンクをクリックし、Facebookメッセンジャーの外のページに飛んで、クレジット情報を打ち込んで購入しなければなりませんでした。しかし、今回のアップデートで一度クレジット情報を打ち込めば、Facebookメッセンジャー内で素早く購入することが出来るようになったのです。

企業のメリット

今回のアップデートは企業にも大きなメリットをもたらします。まずは、もちろん消費者がスムーズに商品を購入できるということで、売上向上が期待できますね。企業が発行した購入リンクはFacebook広告に貼付けることができ、直接チャットbotを通じてユーザーに配信することができます。例えば、メッセンジャー限定セールやロイヤリティの高いユーザー限定にクーポンを配信できるわけです。

それだけではありません。Facebookメッセンジャーの外にユーザーを飛ばさないということは、その購入ページをメッセンジャーアプリ専用のものにしないといけません。これをFacebookは「Webビュー」と呼んでいます。メッセンジャーアプリ専用のページにすることで、企業は購入したユーザーの管理を簡単に出来るのです。Facebookは購入ページをクリックしたり、購入したユーザーIDを企業に送るので、企業は誰がクリックして購入したかを可視化することができます。これによって、各商品の購入ページの効果測定が簡単に出来ますね。

まとめ

如何でしたか?この記事をユーザーとして見ている方も、web担当者として見ている方も、支払い機能が搭載されたチャットbotは便利に思ってもらえたと思います。スピーディーに物を購入「する」、もしくは「してもらえる」ことはどちらにとってもメリットです。

こっからは私自身の見解ですが、今後もっと素早く物を購入できる日が来ると思います。今Webサービスはあらゆるフローのスピード感を高めることに集中していると思います。ローディングを速めるFacebookのインスタント記事、GoogleのAMPや、素早い購入を可能とする今回のチャットbotのアップデート、Amazonプライムなどがそれに当てはまります。今まさに、創造的なアイデアより「スピード感=ユーザー体験の向上」に傾いていると思います。これからはそういった観点でWebサービスの変化を見るのも楽しいかもしれませんね。

参照:Marketing Land, Facebook Messenger adds buy button, native payments and links bots to Facebook ads  


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