Facebookクーポン機能がアップデートされました。クーポン機能がリリースされたのは随分前の話で、正直そこまで利用されていませんでした。しかし、今回のアップデートを見てみると、企業側もユーザー側も使わないわけにはいかないくらい便利になりました。
簡単に言えば、企業側は誰に、どこで(オンラインorオフライン)、どのくらいの期間有効かを決めることができるようになり、ユーザー側は自分が興味持ったクーポンを手軽に簡単に管理、利用できるようになったのです。
それでは、企業側とユーザー側それぞれどのようにクーポン機能が便利になったか紹介しましょう。
まず企業はオンラインクーポンと店舗クーポンを分けて発行することができます。もちろんオーガニック投稿だけでなく広告でも配信でき、 クリエティブなデザインでしっかりターゲティングすることができます。
またコードとバーコードでクーポンを管理することができるので、どれくらいのクーポンが消費されたかを広告レポートでチェックすることができます。
一番大きいのはこのコード管理だと思います。実はFacebookは今後さらなるアップデートを予定していて、それはユニークコードというものです。これまでのオンラインクーポンの1つのリスクは、大量に拡散されて想定以上の数が利用されてしまう点でした。
企業によっては数が制限されたクーポンを発行したいと思います。ユニーククーポンではコード情報を基に、一度利用されたクーポンは二度と利用出来ないという設定が出来ます。
つまり、Facebookファン限定の配布とかが可能になるのです。このような限定クーポンはロイヤリティを高めるきっかけとなりますね。
メインとなるのはクーポンの利用方法でしょう。取得したクーポンはしっかりユーザーのクーポンブックマークに自動保存され、いつでもそれらを確認し利用することができます。
オンラインで利用する場合、わざわざコード番号を覚える必要はなくワンクリックでコピーすることができ、詳細情報にアクセスすることができます。オフライン店舗で利用する場合、 クーポンはバーコードかQRコードで発行されるのですが、ユーザーは自分のブックマークから利用したいクーポンを引っ張りだしレジでスキャンするだけです。
ユーザーにとって損した気分になるのは、使おうとしていたクーポンの期限が切れてしまうことだと思います。それももう心配ご無用です。そんなユーザーのために、Facebookは期限切れが近いクーポンをユーザーに通知してくれるのです。クーポンの使い忘れがなくなりますね。
今回のクーポン機能のアップデートはかなりでかいですね。店舗ビジネス、ECサイトビジネス問わず安心して利用出来る機能になっていると思います。
個人的に、ユーザーとしてもマーケターとしてもこの機能を利用出来ることを楽しみにしています。
参照&トップ画像参照:Facebook Business, Capture People’s Attention with the New and Improved Facebook Offers