KOBITブログ

YouTubeでマーケティングを行うには?動画広告とプラットフォーム

この記事は約 6分 で読めます。

Online video marketing monetization and viral video sharing

動画マーケティングに関する前回コラムnestle、Dove、レッドブル B2C動画マーケティングの事例10選【後編】まででは、これまでの有名メーカーの動画マーケティング成功事例を、口コミを起こすポイントと共に紹介してきました。

さて、いよいよ今回からは、動画マーケティングを実際に行う際に必要な、
動画と広告に関する考え方と、どういったプラットフォームがあり、それぞれ何ができるのかという、動画マーケティングの仕掛け方に関する情報を紹介していきます。

ベン・ウィンクラーの考え方

無料公開と有料広告

もともと出来の良くない動画広告をメディア戦略で流行らせることは不可能だ

– ベン・ウィンクラー –

「動画をバズらせる方法は無い。出来ると言う人はウソをついている。できるのは確率をあげることだけだけだ。」とオンライン広告代理店のベン・ウィンクラー氏は語ります。

ウィンクラー氏は視聴者からの注目を得るために有料広告を活用し、200~300万回の再生回数を獲得しています。「それ以下だと、人気に火が付かないかもしれない。それ以上だと、有料広告を使用しなくても再生されたであろう視聴までお金を費やしていることになり、予算の無駄遣いに終わってしまう。」と、適切な広告予算を見出すことの重要性を示唆しています。

オンライン動画の位置づけ

さらにウィンクラー氏は、「動画を数百万回再生させることはできても、視聴者に無理やり好きだと思わせることはできない。広告を視聴させることだけが目的であれば、テレビで動画を流せばよい。」とオンライン動画の位置づけを明確にしました。

オンライン動画はただ視聴者へ情報を押し付けるものではなく、視聴者の参加を促し、コミュニティを形成する契機とし、結果としてブランド認知の向上につなげるべきものなのです。

 参考資料:

現代は多くのプラットフォームが動画有料広告を掲載しています。そして、より多くのユーザーにより強い印象を与えるために、各プラットフォームが新たなユーザー体験の創造に躍起になっています。

ここからは、各プラットフォームの特徴を紹介していきます。

動画共有サイト

YouTube

YouTubeは世界最大の動画プラットフォームであり、テレビと変わらない程の影響力を持っています。YouTubeで動画広告を出稿する方法は以下の手順になります。

  1. 動画を作成する
  2. YouTubeにアップロードする
  3. Google AdWordsで広告の設定をする
  4. 動画広告が配信される
  5. YouTube Analyticsでアクセス解析をする

広告を表示する視聴者属性などはGoogle AdWordsで管理されます。また、広告効果や視聴者の情報はYouTube Analyticsで分析することができるので、試行錯誤を経て、より良いマーケティング施策を見出すことができるでしょう。

YouTubeは「制作に欠かせない基本10か条」を公開しています。

検討項目 概要
共有しやすさ 速報性のある話題、実用的な価値など人に伝えたくなる情報を盛り込む
会話 視聴者に語り掛けることで関心を引く
双方向性 質問を投げかける、アイデアを募集する、視聴者のパロディ動画・トリビュート動画を取り上げる
一貫性 定期的に動画をアップロードする、テーマから逸脱しない
ターゲットを絞る 特定のユーザー層を想定する、ユーザーごとにYouTubeチャンネルを作成する
長く続けられる 配信予定を予め立てておく、まとめ撮りしておく
見つけやすさ 流行を取り入れる、色あせないテーマを取り上げる、タイトル・タグ・説明文を工夫する
わかりやすさ 動画単体で楽しめるようにする、まとめを入れる、Call-To-Action(行動喚起)を入れる
コラボレーション 他の動画制作者と提携する
インスピレーション 制作者自身が楽しむ、ブランドに恥じないことをする

参考資料:

ニコニコ動画

2006年に設立されたニコニコ動画は日本を代表する動画共有サイトです。再生される動画の時間軸上に合わせて表示されるコメント機能が人気を呼び、ゲームやアニメなどを中心とした独自の文化を持ちます。

YouTubeとの違いとしては、ニコニコ動画には無料・有料のユーザー登録が必要になる点が上げられ、よりニコニコ動画の内容に興味を持ったユーザー層が集まっていることが推察されます。アクセス解析機能はYouTubeに比べて劣るため、費用対効果に敏感なビジネスとしての利用には、あまり向いていません。

動画を宣伝するには、アップロードした動画にニコニコ動画内のポイントを適用することで、動画がユーザーの目に入りやすい位置に表示されるようになります。

宣伝を行う日付を指定できたり、宣伝料を上げることでより目立つような表示方法が利用できたりする等、きめ細かな宣伝の仕組みが導入されています。

まとめ

既に投稿された動画を面白くすることはできませんが、適切なプラットフォームに適切な予算で広告を投入することにより、面白いと言ってくれる可能性のある視聴者を増やすことはできます。

面白い動画を作ることが勿論大切ですが、その上でこうした視聴者を増やすための施策も行うことで、動画がバズる確率がぐっと上昇します。


さあ、KOBITをスタートしよう。