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Instagram Storiesが採用しているFacebookアルゴリズムのメリットとデメリットとは?

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InstagramがSnapchatに対抗するためにStories機能を追加して今非常に話題になっています。そして、遂にInstagramはStories機能にFacebookと同じアルゴリズムを採用していることを明らかにしました。

InstagramのStories機能

Stories機能が分からない人のために一応説明しておくと、Storiesとは撮った写真や動画を自動的にまとめてスライドショーしてくれる機能です。最大の特徴は24時間経った写真やコンテンツは自動的に削除される点です。

StoriesはもともとSnapchat独自の機能で非常に若者から人気を博していました。24時間で消えるという設定だけでなく、充実したエフェクト(フィルターやレンズ機能)や動く絵文字などSnapchat内で普通では出来ないような編集機能が特に若者を魅了しています。

Instagramが発表したStories機能もほぼ全く同じ機能です。ただ、Snapchatのように動く絵文字や位置情報を基にした高度なエフェクト機能は搭載していなく、編集機能に関してはSnapchatと比べると劣るのかな?という印象です。

Instagram Storiesのアルゴリズム

先にも言った様に、InstagramのStoriesはFacebookのアルゴリズムを採用しました。Facebookのアルゴリズムと言えば、投稿されたコンテンツが時系列で順番に全てフィードに表示される形ではなく、自分の友達やフォローしている人の中でも良くInstagramやFacebook内で交流している人、エンゲージしている人の投稿が優先的に表示されるという仕組みです。

このアルゴリズムはFacebook社のこだわりと言って良いでしょう。これこそ最高のユーザーエクスペリエンスだと言わんばかりに、このアルゴリズムを押しています。人によっては何百人、何千人の人やビジネスアカウントをFacebookやInstagramでフォローしています。そしてその中には、本当に親密な関係を築いている人、ものすごく好きなビジネスアカウントがいる一方、割とどうでも良いと思っているアカウントもあります。

もし時系列で全ての友達の投稿がフィードに流れてくる設定だったら、ユーザーは本当に見たい投稿を見る前に興味のない投稿で埋め尽くされて見れなくなってしまいます。これってユーザー体験を損なわせてませんか?という考えをFacebookは強く持っていて、このこだわりを持っています。

Facebookアルゴリズムは広告ビジネスを伸ばす

このアルゴリズムはマーケターがFacebookに費やす広告費を増やしてくれます。さっきは「ユーザー体験をよくするために」と少し感動的な言い方でFacebookアルゴリズムについて説明しましたが、実はマーケターにとってはあまり嬉しくない仕組みです。

エンゲージメントが高いユーザーにしか自分の投稿が届かないとなると、一度エンゲージメントが低いと判断されたユーザーにはなかなかコンテンツを届けられないからです。ではどうすか?広告投資が一番手っ取り早い方法です。広告を利用することでオーガニックリーチでは届かないユーザーにコンテンツを発信することができます。

一方、時系列アルゴリズムでしたらタイミングさえ合えばエンゲージメントの低いユーザーにコンテンツを届けることが出来るので、むやみに広告を発信する必要はありません。

今のFacebookのアルゴリズムこそFacebook社の広告事業を大きく支えている要因と言えます。Instagramも最初は時系列アルゴリズムを採用していました。しかし、Instagram広告が始まってしばらくした後にFacebookアルゴリズムへと変更されました。この時、多くのマーケターがInstagram広告予算の増額を迫られ悲鳴を上げていました。

このように、Facebookアルゴリズムはマーケターに「広告打たなきゃ!?」と思わせる仕組みとなっています。

まとめ

Facebookアルゴリズムは確かにユーザー体験を高める機能です。実際、FacebookでもInstagramでも社交辞令的にフォローしている人はたくさんいますので、この仕組みは多くのユーザーにとってプラスに働いています。

一方、マーケターにとっては嫌な仕組みだと言うことが分かりますね。ただシンプルに考えればエンゲージメントを高めれば良い話なんです。 常にしっかりと効果測定をしてユーザーが何を求めているかを認識すれば、クオリティの高いコンテンツを作成することができるでしょう。

InstagramのStoriesの話に戻りますが、もちろんアルゴリズムも大事ですが、やはりまずは使ってみることから始めるのが良いでしょう。色んなコンテンツを作って結果を見ることでクリエイティブさは徐々に洗練いくと思います。

参照:Marketing Land, Instagram is using an algorithm and Facebook data to sort its new Stories feed 


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