KOBITブログ

FacebookがLiveビデオでテストしているMid-roll広告への期待

この記事は約 5分 で読めます。

Business, Technology, Internet and networking concept. Young bus

Facebookが時間の長いLive中継に限ってですが、Mid-roll広告をテストすることを発表しました。この広告ではFacebookだけでなく、もちろんLiveビデオを配信しているパブリッシャーの収益にもなります。

つまり、Facebookの動画投稿者のマネタイズの道を作ったということです。

Mid-roll広告とは?

Mid-roll広告とは動画の途中に流れる広告のことです。テレビCMと同じと考えて良いでしょう。15秒程度の長さの広告が1時間ぐらいのLive動画の途中で何回か流れるという仕組みです。

先にも述べた様に、この広告はFacebook社だけの収益ではありません。広告が配信された動画投稿者の収益にもなります。動画投稿者は、どのカテゴリーの広告を流す選ぶことができますし、もちろん自分の配信する動画から広告を排除することも出来ます。

収益分配の方法は未だハッキリと明らかになっていませんが、YouTubeと同じ分配方法が取られるという噂です。YouTuberの人にとっては、新たな収益プラットフォームとなり得ますね。

Mid-roll広告のメリット

Facebook社のCEOマークザッカーバーグ氏は、「再生前に流れる広告は嫌がれるかもしれないが、途中で流れる広告はさほど悪くないのではないか?」と考えているようです。

確かにPre-roll広告(Live中継を見る前に流れる広告)はかなり邪魔ですね。個人的な話になりますが、最近バーチャル高校野球というサイトで甲子園の予選のLive中継がネットで見れるということで、アメリカから大好きな高校野球を観戦してました。

どの試合を見るかは、ネット上で全試合状況を確認しながら見ます。特に私は9回の逆転の場面が好きなので、その状況の試合があったらすぐにその試合のLive中継にアクセスします。しかし、このバーチャル高校野球の残念な点は中継を見る前に15秒のPre-roll広告が流れるという点です。15秒って結構長くて、広告が流れ終わった時には既に試合がひっくり返っていて、一番大事な場面を見れないということが何回かありました。

スポーツのLive中継は非常に多いです。FacebookやTwitterでもテニスやサッカーがLive中継されています。スポーツは数秒で戦況が変化します。その瞬間をPre-roll広告に奪われるのはたまったものではないですね。

一方、Mid-roll広告は投稿者が長いライブ中に休憩が取れるようにと、ザッカーバーグ氏が考えてテストされているものです。
もちろん視聴者側にもメリットはあります。皆さんは1時間のライブ中継を一息もつかないでずっと見ていられるでしょうか?普通の動画なら途中で停止し続きをみることができますが、ライブ中継は中断というものがありません。1時間のライブ中に結構急ぎのLineが来て返信してたら一番大事なところを見落としたということは結構ありますよね?
今、テストされているmid-roll広告は1回15秒のものです。15秒あれば今の若者なら速攻で大事なLineに返信できそうです。

このように、投稿者側も視聴者側も一息つけるのがMid-roll広告のいい点なのではないでしょうか?

今後のFacebook動画

このニュースの前には、Live中継ではない普通の動画投稿へのマネタイズ環境もテストしていまし、 今後Facebookは動画投稿者によるマネタイズ環境を整えていくでしょう。今Facebookでの動画の閲覧数は非常に多く、世界中で1日あたり80億回再生されています。

近い未来、Facebookのニュースフィードには動画コンテンツのみになるとまで言われています。目指しているのは間違いなくYouTubeです。今後YouTuberと並列してFacebookerが台頭してくるのも遠くはなさそうですね。

まとめ

Mid-roll広告はLive中継にはもってこいの広告形式です。ユーザー目線で考えれば、大事な瞬間を見たい時に見せてあげるのがコンテンツプラットフォームの鉄則ですので、その瞬間には広告を見せずに、割とどうても良いところで広告を流すという形を取れればベストですよね。

ユーザビリティを第1に考えるという点では、さすがFacebookと思える取り組みです。世界リリースされるのが楽しみです。

参照:Marketing Land, Facebook tests monetizing live video with mid-roll ads 


さあ、KOBITをスタートしよう。