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アメリカの採用情報からみる、質の高いコンテンツマーケターの見分け方

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前回「コンテンツマーケティングのクリエイターを誰に任せるべきか?」という記事で、クリエイターの候補にマーケティングチーム内の誰か、エージェンシー、フリーランサーと上げました。

自社のコンテンツ戦略を外に頼ることは特に問題ないのですが、社内に誰もコンテンツマーケターがいないというのは問題です。外注しようとも、その外注先とのコミュニケーションは必要となります。その際、しっかりコンテンツマーケティングの知識に富んでいて、経験値の高い人がいないと話になりません。

コンンテンツマーケティングは近年急激に伸びているマーケティングトレンドです。ですので、コンテンツマーケターを雇うにしてもどんな人を雇ったら良いのか分からないのが正直なところなのではないでしょうか?

そこで今回は、アメリカの採用募集情報を基にどんな人材を企業が求めるべきかを考えていきたいと思います。

アメリカのコンテンツマーケター採用の現状

2016年の5月3日〜6日の間でIndeedに掲載されていたコンテンツマーケターのポジションは3,300ありました。その数は2011年からどんどん増えていて、5年間でコンテンツマーケターの求人が350%増えたようです。

求めるべきスキル

そのポジションで求められていたスキルの項目は大きく分けて「テクニカルスキル」と「クリエイティブスキル」の2つに分けることが出来ました。

テクニカルスキル

  1. SEO
  2. HTML
  3. Google Analytics
  4. CSS
  5. プログラミング

クリエイティブスキル

  1. ライティング
  2. マーケティング戦略の知識もしくは経験
  3. コンテンツ戦略の知識もしくは経験
  4. リーダーシップ
  5. ブランディングの知識もしくは経験

 企業によっては、「テクニカルスキル」か「クリエイティブスキル」どちらかを持っていれば良しとしていますが、3,300の募集要項の内50%は両方のスキルを必要としていました。戦略を立てる人とそれを具現化する人は分けても問題ではないのでは?と思う人もいるかもしれません。

しかし、Webサイトのコンテンツをどんなものにするか考える際、HTMLやCSSの知識があった方が具体的なコンテンツ案が出せるので、両方持っていた方が良いでしょう。コーディングが出来ないにしても、ある程度HTMLやCSSを使えばどんな表現が出来るかを知っておく必要はあるでしょう。その方が、コーディングする人とのコミュニケーションがスムーズになりますからね。

 学歴より経験値

3,300の求人の中で求められていてポジションの地位は、大きく分けて「インターンシップ」、「平社員」、「マネージャークラス」の3つありました。それぞれで、どの程度の学歴と経験が必要とされるかの調査をしたところ、以下のような結果となりました。

最終学歴

ポジション MBA 大学院 大学
インターンシップ 5% 17% 78%
平社員 5% 13% 83%
マネージャークラス 20% 13% 67%

経験

ポジション 無経験歓迎 0~4年 5~10年 それ以上
インターンシップ 90% 8% 1% 1%
平社員 33% 55% 11% 1%
マネージャークラス 17% 45% 33% 5%

上記の結果を見る限り、あまり学歴は重視していないようで、最低でも4年制大学を出ていれば良しとしているようです。ただマネージャークラスになると従業員のマネジメント要素が必要とされるので、MBAは大きな価値となります。

そして、経験値ですがやはり数年間の経験年数を必要としているようで、ここからコンテンツマーケティングは学歴より経験値を重要だと考える企業が多いことが分かります。

ただ、インターンシップに関しては経験を求めていません。つまり、コンテンツマケーターとしてのキャリアに進むにはインターンシップからスタートすることになります。日本でもコンテンツマーケターを増やすなら、まずはインターンシップの募集から始めるのが良いかもしれません。

面接で何を見るべきか?

ここまでアメリカのコンテンツマーケター採用のデータを見てきましたが、一番重要なのはここですね。履歴書上の能力と実際の能力とでギャップが激しい人もいることがあります。ですので、面接では以下の点を見てみることが良いかもしれません。

1. 勉強熱心かどうか:

コンテンツマーケティングにおけるテクノロジーの変化は非常に早いです。特にソーシャルメディアではFacebookとTwitterからInstagram、そしてSnapchatとトレンドが移り変わっています。時代に合った戦略が立てられるかどうかでコンテンツマーケティングの効果は大きく変わってきます。

なので、面接では興味のあるマーケティングトピック、そしてそのトピックに対してどれくらい知識があるかを確認すると、その人のコンテンツマーケティングに対する本気度が見れます。

2.新しいテクノロジーを利用出来るかどうか

勉強熱心だけでは足りません。ニュースやセミナーで勉強しただけだと今後立案する戦略が机上の空論となってしまう可能性があります。大事なのはしっかり自分でも利用しているかどうかです。

なので、例えばSnapchatを今後社内で始めたいと思っているなら、実際にSnapchatを普段どんな風に利用しているかを確認する必要があります。ある企業では、Snapchatマーケターを探すために、Snapchatで応募するといった採用方法を取ってたりもします。

3.自分で何かメディアを運営しているか

2番に少し似ているのですが、自分で何かメディアを運営している人はかなりレベルが高いと考えられます。個人的に上手くコンテンツマーケティング出来ていると思う企業は、その担当者が個人でもそれなりに有名なブロガーだったり、コンテンツメディアを運営していたりしています。

4.チームプレイが出来るか

個人でメディア運営している人の懸念材料としてはチームプレイが出来るかどうかです。企業レベルになると個人レベルと違って規模が大きくなり、何人かのチームで進めていかなければなりません。しっかり、その人がチームをまとめてプロジェクトを進めれるかを見るのは非常に重要です。

まとめ

如何でしたか?まだ新しいと言われるコンテンツマーケターを探すのは大変です。というより、まだまだその人材は少ないでしょう。特に日本では「テクニカルスキル」と「クリエイティブスキル」両方を持ち合わせている人材は特に少ないです。

しかし、今後どんどんこういった人材は増えていくと言われています。その時に備えて、上記のことを是非参考にして下さい。

参照:What do employers look for in a content marketer?


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