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Pokemon Goが日本でリリースされる前にWebマーケターが準備しておきたいこと

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Pokemon-Go

日本でも結構話題になっているので知っている方もいると思いますが、アメリカではPokemon Goが爆発的なトレンドとなっています。

Pokemon Goは、7月6日、米国、オーストラリア、ニュージーランドでiOSとAndroid向けに公開され、たった3日間でAndroid版のデイリーアクティブユーザーが600万人のTwitterを抜えを果たしました。さらに12日時点では、その数が2100万人を超えています。

この結果を受け、任天堂の株価は一気に上昇しました。今後、まだ未定ですが日本でも配信される予定ですので投資家の方はPokemon Goから目を離せないですね。

しかし、目を離せないのは投資家だけではありません。マーケターの方もPokemon Goをすぐに利用して、ビジネス活用の準備をしておく必要があります。既に、アメリカではPokemon Goを利用したプロモーションが話題になっています。今回は、Pokemon Goとは何か?を始め、現在カルフォルニア在住の私から見たPokemon Goの現状と、今後考えられるビジネス活用法を説明していきたいと思います。

Pokemon Goとは何か?

一言でいえば「リアルポケモンワールド」です。1996年に端を発するコンシューマ機向けのゲームでは、マサラタウンやトキワシティなどの街を取り巻くポケモンの世界観がはじめから設定されていました。

一方で、Pokemon Goの世界は皆さんが普段生活している街が舞台となっています。Google Mapがそのままアプリに取り込まれていて、ユーザーの位置情報を基にアプリの主人公も移動し途中でポケモンに出くわし、そのポケモンをゲットしていきます。

ポケモンジムも至るところに設置されていて、ユーザーがそこに行くと他のユーザーとバトルすることができます。このように、かつて多くの子供達が憧れていたポケモンマスターを、リアルの世界で目指せるのがPokemon Goです。

実際のカルフォルニアの現状

私がカルフォルニアに訪れて見た、リアルなPokemon Goの現状をお伝えしましょう。まずユーザーの熱が凄まじいです。どこでどんなポケモンの出現するかソーシャルメディアで拡散されるのですが、ユーザーはその情報を基に自分が求めているポケモンがいる場所に駆けつけます。

例えば、サンディエゴではピカチュウはダウンタウンに出現します。その情報が流れたら多くの人が片道一時間も掛けてダウンタウンに実際向いました。また、既にロサンゼルスやサンフランシスコではPokemon GoのイベントがFacebookで開催され、1000人近くのユーザーが集結してニュースにもなりました。また、現在アメリカの2チャンネルの様なサイトでは伝説のポケモン ミュウツーが何処に現れるのか話題になっています。

このように、アメリカでは若者の活動の軸がPokemon Goになっています。ユーザー数などのデータだけではなく、その熱は実際にその場所にいるとヒシヒシと伝わってきます。

 ビジネス効果

Pokemon GoではPokeStopというモンスターボールや卵、アイテムが手に入るポイントがあらゆるとこに配置されています。ユーザーはポケモンだけではなく、それを求めてPokeStopがある場所に向います。そしてその近くにレストランやカフェがあれば、ユーザーが立ち寄るきっかけになります。

また、あるお店ではLure Modulesというポケモンを近くに呼び寄せるアイテムを課金購入し利用することで、週末の売上を3倍にしたという事例も既に出ています。

このように、Pokemon Goのお陰で消費者の行動範囲が非常に広がっています。店舗ビジネスにとって非常に重要な役割を果たしているのです。売上に直接結びつかないにしても、多くの人が訪れるきっかけとなるので、認知向上には確実に繋がりますね。

日本のWebマーケターが準備したいこと

噂では7月中には日本でもPokemon Goはリリースされるようです。上記のようなビジネス効果を見てもらえれば、Pokemon Goを使わない手はないです。そこで、リリースされて直ぐ集客で使えるようにするための準備をいくつかまとめたいと思います。

  1. 自分の店舗の近くにPokeStopかポケモンジムがあるか確認する。これらのポイントは恐らく任天堂側がランダムで決めると思うのですが、あればラッキーです。すぐにソーシャルメディアを利用して告知していきましょう。
  2. Lure Modulesを利用する。Lure Modulesはアメリカでは1ドルで購入で、有効時間は30分です。日本円ではどれくらいになるかは分かりませんが、上記の事例のように数千円でかなりの集客も見込めます。
  3. 自分の店舗で出現するポケモンを調べる。ポケモンによって出現場所は異なります。リリースされたら、すぐに周りに出現するポケモンを調べて、ソーシャルメディアで拡散しましょう。

Pokemon Goの展望

最後に勝手ながら、Pokemon Goの今後の展望について考えてみたいと思います。現時点ではPokeStopやポケモンの出現場所はランダムで決められていますが、今後これらを購入する企業が出てくるのではないか?と思っています。

それこそ、「1週間キャンペーンやるから期間限定でPokeStopを店の位置において」や「期間限定でうちの店にリザードンを出現させて」などの要望に対応する可能性は大いにあり得るのではないでしょうか?これを任天堂がサービス化させれば、オンライン集客に大きな変革を起こしますね。それこそ、マーケターは「競合の店ではゲンガーが出現するから、うちはミニリューがいいかな?」といった新たな競合分析も求められるかもしれません。

いずれにせよ、Pokemon Goは人々の生活だけでなくWebマーケティングにまでにも影響を与える社会現象となっているのは間違いありません。ただの流行と受け取らず、Webマーケターの方はしっかりとPokemon Goの活用を視野に入れておきましょう。

参照:Marketing Land, Marketers look to climb aboard the Pokémon Go phenomenon


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