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Snapchatに遂に親世代も参戦!?35歳以上のユーザーが14%に!

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Senior couple taking a selfie in old town center

写真メッセンジャーアプリSnapchatのユーザー層に新たな動きが見えてきました。Snapchatと言えば、友達に写真を送っても数秒で消えるという斬新な機能で、オープンな環境を嫌う若者から人気を集めて成長してきました。

その勢いは凄く、2013年は18〜24歳のスマートフォンユーザーの24%しか利用していなかったのが、3年後の2016年には60%の18〜24歳が利用するようになりました。マネタイズも去年開始した広告事業が軌道に乗って、今年の収益は300億円に達すると予測されています。

このように、若者から火が付き新たなビッグメディアと成り上がったSnapchatですが、人気ソーシャルメディアならではの避けられない道のりへと進み始めています。それは親世代の利用が始まったということです。

新しいユーザー層データ

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上の写真のデータはComScoreという調査会社が2016年5月に行ったもので、Snapchat、Facebook、Twitterの年齢層別のユーザー数データです。Facebook、Twitterは予想通りの比率でしたが、Snapchatに驚きの変化がありました。なんと35歳以上の14%がSnapchatを利用しているという結果がでたのです。

左のグラフを見てもらっても分かると思うのですが、2014年から2015年末までほぼ横ばいだったグラフが2016年に入っていきなり右肩上がりの軌跡を見せています。もちろん、18歳から24歳の67.9%が利用していることから若者アプリと位置づけられますが、これはFacebookと同じ道を辿っているという声も上がっています。

Facebookは、今となっては若者から年配の人が利用する世界最大のソーシャルメディアとなっていますが、かつてはハーバード大学のネットコミュニティから広がった若者だけが集う場所でした。親世代が子供の影響を受けてFacebookを始め子供と交流を図ろうとしましたが、子供はそれを嫌いFacebookではなくInstagramやSnapchatに移行するようになりました。

Facebookと同じ道を辿っているというのは、このような流れのことです。果たして実際のところはどうなのでしょうか?

Snapchatを始めた年配ユーザー

60歳の人気ブロガー Cathi Crismon

Crismonさんはアメリカで有名のブロガーでFacebookをフル活用して自分のブログをプロモーションしています。そんなCrismonさんが最近Snapchatを開始しました。しかし、利用目的は決して写真を取ってフィルターを掛けて発信していく若者の使い方ではなく、自分の位置情報から流れてくるストーリーという機能を楽しんでいるようです。

未だSnapchatを自分のメディアにしていくかは決めていなく、むしろSnapchatの情報発信の特徴に困惑していると述べています。人気ブロガーといえども、用途を決めるのは難しそうですね。

56歳子持ちのフリーライター Stephanie Marchbanksさん

Marchbanksさんが始めたきっかけは10代の息子さんの影響です。「スマートフォンにいつも息子を釘付けにしているSnapchatとは何か」疑問に思って始めたようです。今では結構Marchbanksさんも動画にスタンプを付けて子供に送ったりなど、Snapchatのヘビーユーザーの1人となっています。

さらにFacebookに対しても「色んなユーザーが行き交っていて疲れる」と感じ初めて、同世代の友人にSnapchatの利用を勧めたとMarchbanksさんは話しました。彼女の勧めで始めたユーザーは未だ0のようですが・・

SnapchatはFacebookと同じ道を歩んでいるのか?

話を戻します。果たしてSnapchatはFacebookと同じ道を歩んでいるという問題提議ですが、それは否めません。ただ決してFacebookというわけではなく、人気ソーシャルメディアが必ず通ってしまう宿命と考えた方が良いかもしれません。

TwitterにしてもInstagramにしてもFacebookと同様、若者から火が付き、徐々にマーケターやブロガー、子供の影響を受けた親が利用するようになりました。そして、大人がいるコミュニティを嫌がる子供は新たなプラットフォームへと引っ越してしまいます。これこそ、ソーシャルメディアが辿る宿命です。

まとめ

ソーシャルメディアの生き残りは過酷です。ユーザーが増えたと思ったら、若者が消えてしまい安定したマネタイズを実現するのは本当に難しいと思います。

Facebookはその点、上手く立ち回わりました。平均年齢が高くなり利用のされ方が変わった瞬間にニュースアプリとしての立ち位置を確立して広告ビジネスを伸ばしていきました。

Snapchatはどうか?もちろん年齢層が変わっていくにつれ方向転換は必要となるでしょう。しかし、Snapchatは他のソーシャルメディアと違いクローズなコミュニティです。もしかすると、先に述べた辿る宿命を通らない可能性もあります。

どうなるかわかりませんが、年配のユーザーが出現したのは事実です。このことから、今後Snapchat広告に参入する企業も増えると思いますし、まずはどんどん成長の方向に向っているは間違いありませんね。

参照:
The Wall Street Journal, Snapchat’s Teen Fans Wince as App Catches On With Their Folks 
Marketing Land, Snapchat usage soars, attracting parents and weirding out teens      


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