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そのコンテンツマーケティング大丈夫? 世界から学ぶ8つの失敗例

この記事は約 8分 で読めます。

コンテンツマーケティングで失敗している例

新しい情報や知識を頭にいれるのも良いですが、たまには他社の失敗例を見て教訓を学ぶのも悪くありません。Forbesのブログに、コンテンツマーケティングにおける8つの失敗例が書かれていたので、今回はそれを紹介していきます。

どの失敗例も皆さんの身に起こる可能性があるものですので、是非参考にして頂きたいと重います。

1. マレーシア航空

2014年にマレーシア航空は2度の飛行機事故を起こして、大変な非難を浴びていました。それにも関わらず、オーストラリアとニュージーランドの支社は、Web上で「Bucket listを投稿した方には無料で電気製品をプレゼント」というキャンペーンを行っていたのです。

Bucket listとは?思われる人もいると思います。実はこれは「死ぬまでにしたいことのリスト」の事なのです。

わかりますよね?

1年に2度も飛行機事故を起こして、たくさんの命を奪っている企業が死に関わるキャンペーンを行っていることで、さらにマレーシア航空への非難が高まりました。

これは全てのマーケティング組織の統括が行き届いてない、多国籍に進出している企業によく起こる失敗事例です。「木を見て森を見ず」ということわざがお似合いです。

2. オグルヴィ・インディア

文化的、宗教的事情を利用するのは危険なものです。良かれと思ってやった事も誤解され、炎上してしまいます。

オグルヴィ・インディアはマットレス会社Kurl-onの広告支援を行っていましたが、そこで制作した広告が大きな非難を集めました。まずその広告を見てみましょう。

オグルヴィ・インディア

(画像引用:http://www.businessinsider.com/kurl-on-indian-mattress-ad-uses-malala-cartoon-2014-5)

これは、2014年に最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイが銃で撃たれた後、Kurl-onのベッドで寝たら復活して賞を受賞したというのを表現した広告です。銃で撃たれたのは実話ですし、オグルヴィ側もマララ・ユスフザイに敬意を示して、このような広告を作ったと思いますが、第一印象は良いものではありませんね。

3. DiGiorno

間違ったハッシュタグを利用してしまい炎上してしまうことも割と多いです。ピザ会社のDiGiornoは#WhyIStayedというハッシュタグ付けてツイートしてしまい、大炎上が起こりました。

DiGiornoのtweet

(画像引用:https://madovermarketing.com/2014/09/11/digiorno-pizza-reminds-us-to-always-check-the-hashtags-we-use/bxd4sm7iiaavugf/)

上の画像のように、DiGiorno側としては「何故家にいるかって?ピザを食べているからだよ」と少しユーモア溢れたツイートをしたつもりでした。

しかし、#WhyIStayedは多くの場合、DV受けている人に対して「何故あなたは未だそんな虐待者と住んでいるの?」という意味で使われていたのです。

ハッシュタグをいちいち調べるのは面倒くさいかもしれませんが、必要な作業であることがこの事例から分かります。

4. Levi’s

下の画像は実際にLevi’sが行ったジーンズのキャンペーンです。”Hotness comes in all shapes and sizes”とは「おしゃれは千差万別」という意味でしょう。これをキャッチフレーズに売り出したもの、写真の3人のスタイルは全員スレンダーな女性だけで、何も消費者の心には響かなかったようです。言葉と写真の選び方を気をつけなければなりませんね。

levis-ad

(画像引用:http://www.businessinsider.com/levis-love-your-body-campaign-only-applies-to-skinny-girls-2012-2)

5. Apple

これを覚えている方は多いかもしれません。iPhone6の発売企画でAppleと世界的ロックバンドU2がコラボしましたね。なんと、U2のニューアルバムが無料で配布されるという企画です。

しかしこれは任意ではなく強制配布という形になり、ロックミュージックが好きではないユーザーにとっては最悪なキャンペーンでした。

後に、U2側が謝罪したり、強制配布された音楽の削除ツールがリリースされたりなど、このキャンペーンは完全に失敗に終わりました。

6. Adelaide 

企業ではなく市が行った失敗例もあります。オーストラリアにあるAdelaideという市はブランドを一新するために、新しいロゴを発表しました。

adelaide の新しいロゴ

しかし、テレビや新聞で発表されるとすぐに、市民からの大反対を受けました。“particularly crap origami Pope hat.”、つまり「くそ折り紙法王の帽子」と称され完全な失敗に終わりました。

この事例の教訓としては、発表される前に市民の意見を聞かなかったことだと考えられています。いくつか候補を挙げて、投票させるというやり方の方が良かったかもしれませんね。

7. Nesquik

Nesquikは2013年にbunny-fierというアプリを開発しました。それは、写真を取ると自動的にウサギの耳が加えられると言った可愛い写真アプリです。

このアプリをプロモーションするために、NesquikはユーザーにInstagramやTwitterで#NationalBunnyEarsDayのハッシュタグを付けて投稿するキャンペーンを行いました。しかし、このキャンペーンは全く上手くいかず、Twitterでは9ツイート、Instagramではたった2投稿しかされませんでした。

特に非難を浴びたわけでもなく、何も起こらなかったという失敗例です。ただ投稿させるだけでなく、「抽選で○○プレゼント」みたいなお得なサービスを付けると良かったかもしれませんね。

8. Carrefour

この企業を知らない人は多いと思いますが、Carrefourはフランスを拠点にしたグローバルスーパーマーケットです。しかし、近年業績は悪化していて競合であるTescoやGiant、FairPriceなどにどんどん追い抜かされています。その理由を分析した結果、業績が伸びている企業はデジタル広告やアプリ戦略を打ち出す一方、Carrefourは一貫してビルボードや紙広告に頼っていたようです。

要するに、このご時世ではデジタルを利用したコンテンツマーケティングが重要だということです。

まとめ

狙いすぎると、いわゆる炎上騒ぎになるケースもありますし、平凡すぎると何も成果が上がらずに終わってしまうこともあります。
今から取り組もうとしているマーケティングが今回の8つのケースに当てはまっていないか、一度考えてみましょう。

参照:
Forbes,
8 Businesses That Failed At Content Marketing (And What We Can Learn From Them)
Business Insider Advertising,
An Indian Company Is Using A Cartoon Of The Shooting Of A 14-Year-Old Girl To Sell Mattresses,
Levi’s ‘All Shapes And Sizes’ Campaign Only Applies To Skinny Girls
Huffpost Business,
DiGiorno Interrupts Serious Conversation About Domestic Violence To Sell Pizza 
CityMetric,
Why do most city branding campaigns fail? 
Marketing DIVE,
 What are the worst marketing flops of 2013 so far?


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