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Google広告に2つの大きなアップデート!モバイルのみの入札とテキスト文字数の拡大!

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変更のあったGoogleの広告についての解説

先週Googleが広告に関して大きな改訂を発表しました。

一つは、Googleレスポンティブ広告が端末毎(PC、タブレット、スマートフォン)に入札価格を設定できるようになりました。今更感を感じざるを得ないのが正直なところですが、間違いなく広告主にとっては嬉しいニュースに違いありません。

もう一つが、テキスト広告の見出しが25文字から30文字に変更されます。

この記事では、これら2つの変更点に関して説明していきたいと思います。

PCとスマートフォン毎に入札価格を設定

これまでのレスポンティブ広告

レスポンティブ広告とは、Googleディスプレイネットワーク広告の機能の一つで、広告キャンペーンを立てれば自動的に最適な広告バナーを作成してくれて、掲載されるメディアに合わせて最適なサイズのバナーを貼付けてくれる広告です。

例えば、右側の正方形バナーの枠が入札されて掲載されるなら正方形の広告が、サイト上部の長方形バナーの枠が入札されたなら長方形の広告が表示されます。

この機能ができるまでは、広告主は自分で配信したい広告バナーサイズを選択して、そのサイズに合ったバナーサイズを持ったメディアだけにしか表示されませんでした。
自分でバナーサイズを考えなくてよくなったので、広告主にとっては業務効率化が出来て魅力的な機能と話題になったのですが、問題点が一つありました。

それは、入札単価設定がキャンペーンや広告グループ単位でしかおこなえなかったことです。つまり、PC、タブレット、スマートフォン毎に入札価格を設定できなかったのです。

広告主によっては、スマートフォンだけに広告を配信したいという要望を持っていると思います。もしそうしたいなら、「引き上げ率」と「引き下げ率」という“%”で入札単価調整比を設定をすることでしか、スマートフォンのみの配信に近い状態にすることができませんでした。

例えば、入札単価を低く設定して「フル インターネットブラウザ搭載の携帯端末」の引き上げ率を+300%に設定すると、PCで広告は表示がされにくくなり、仮に広告が表示されてしまった場合でも単価が低いので掲載順位が低く無駄なクリックを防ぐ事ができます。

とはいえ、この方法は非常に手間ですし、PCにも表示されてしまいますので、ユーザービリティが良いとは言えませんでした。

変更後のレスポンシブ広告

そんな広告主の不満に応えてGoogleは、今回PCとスマートフォンを分けて入札価格の設定ができるようにしました。

これによって、スマートフォンのみの広告を配信したい担当者も、全く無駄のないキャンペーン運用が実現できるのです。

ちなみに、「引き上げ率」と「引き下げ率」の機能も残り、「引き上げ率」に関しては300%から900%までつり上げることができるようになったようです。 また同時に、レスポンティブ広告のバナー形式のレパートリーにスマートフォン専用のデザインが開発されました。下図がそのイメージです。より、スマートフォンサイトにとけ込んだデザインとなっていて、ネイティブ広告感が出ていますよね。これは、かなり広告効果を高めるのでは無いでしょうか。

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(画像出典:http://marketingland.com/google-adwords-device-bidding-text-ad-changes-178320)

Google曰く、今回この変更を行ったのには、モバイル対応ができていない広告主が多かったことが背景にあるようです。もちろん、モバイルでの活動は非常に活発的になったのですが、直接Googleに「モバイル対策したいのですが、その一歩を踏み出すきっかけがつかめない」という相談が多かったようです。

ですので、Googleは今回変更をきっかけに多くの広告主にスマートフォン対策を行って欲しいと考えているようです。

テキスト広告の見出しが拡大

Google検索した際にトップに表示されるテキスト広告の見出しの制限文字数が、25文字から30文字に変更されます。

多くの広告主は、ユーザーを惹き付けるために、限られた文字数で魅力的なキャッチフレーズを必死で考えていると思います。そのような人にとっては、文字数に少しゆとりが持てるということは嬉しいニュースですね。

ちなみに、テキスト広告は検索結果の上部だけでなく右側に表示されていましたが、右側にテキスト広告を表示することをやめるようです。確かに、右側に表示されているテキスト広告をクリックすることは少ないです。ユーザーにとっては少し目障りに感じられていたかもしれませんので、この変更は非常に合理的だと思われます。

Googleの狙いとしては、ユーザーの広告に対する嫌気を緩和して、限られた魅力的な広告だけを検索時に表示させ、より広告効果を高めていこうということなのではないでしょうか?

まとめ

Googleは前回のGoogler Performance Summitで、Google広告によって既に20億ものアプリがインストールされていると明言しました。今回のこの大きな2つの変更によって、より高い広告効果を企業にもたらすと考えられます。

Facebookの広告事業が非常に好調であるため、それに負けない機能が必要であったのでしょう。今後、全世界の広告主がどのように広告運用活動を変えていくか見物です。

参照:Marketing Land, Google announces significant changes to AdWords bidding and text ads


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