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Google広告運用でWeb担当者がしがちな3つの勘違い

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Google の広告を運用するwebマーケティング担当

Web広告運用においてGoogle広告はメインの媒体になると思います。しかし、常に最適なキーワードの入札やターゲティングをして、高いコンバージョンやCPAを獲得するのは難しいと思います。

広告から十分なトラフィックとコンバージョンが得られていないのに、自社商品やランディングページの改善策を考え、さらに同じような広告キャンペーンを流してしまったりしていませんか?それはただの無駄なコストを垂れ流しです。現実、こんな事態に陥っている企業は少なくありません。

今回は、そんな事態の原因でもあるWeb広告担当者がよくするGoogle広告の勘違いを紹介していきたいと思います。

1. 関連性の高いキーワードだけをとにかく入札していませんか?

これは決して間違っていません。間違っていないんですが、関連性の高いキーワードしか入札していないのでは良い結果は残せません。
関連性の高いキーワードは競合性の高いキーワードである可能性が高く、非常に入札価格が高いです。競合性の高いキーワードということは、ユーザーが入札したキーワードを検索してくれても、検索結果のトップに表示されることは非常に困難です。

トップに表示させるには競合より高い価格でキーワードを入札しなければなりません。本当に人気のあるキーワードでしたら1クリック当たり1000円とかもあります。
仮に広告費100万円あるとして、1クリック当たり1000円のキーワードしか入札していなかったら、たった1000回しかクリックされないという事になります。正直、100万円のWeb広告費で1000回しかクリックされないのは成功キャンペーンとは言えません。むしろ失敗です。

このような失敗を起こさないためにも、競合性の低い、安価なキーワードも活用しなければなりません。

2. しっかり競合企業名を入札していますか?

安価のキーワードの一つは競合企業名です。企業名は固有名詞になるので、一般名詞に比べると値段は高くありません。 競合企業名のキーワードを入札する意義は「見込み客の略奪」です。

例えば、フィットネスクラブの会社「ガイザップ」という企業があったとしましょう。そして最大の競合企業は「ホナミスポーツジム」です。あるユーザーが「ホナミスポーツジム」とGoogle検索をかけるとします。ユーザーの意図は様々ですが「ホナミスポーツジム」に入会のためというのも可能性の一つです。
もしそのユーザーが検索結果ページのトップで「本当に成果出すならガイザップ」というタイトルみたらどうでしょう?全員ではないにしても、何人かはその広告に興味を持つと思います。

このように、競合名のキーワードを入札することは、競合サービスの購入を一歩踏みとどまらせ、上手く行けば競合ではなく自社サービスを選択するきっかけになります。つまり「見込み客の略奪」に繋がるのです。

3. 自社名を落札していますか?

自社名も安価なキーワードの一つです。
「うちの会社名は唯一無二だから、わざわざ入札しなくてよくない?」
そう考えている担当者は大きな勘違いを犯しています。

前述した競合社名の入札を行っている企業はしっかりいます。逆の立場となって考えたら、せっかく見込み客が取られてしまう可能性があります。

「では競合が自社名を入札していなかったら?」と思われるかもしれません。

結論は入札して下さい。

再び、「ガイザップ」と「ホナミスポーツクラブ」の例で考えてみましょう。「ガイザップ」と検索されたら、大概「ガイザップ」の公式サイトが検索結果のトップに表示されます。

しかし、検索した後すぐにページ上に表示されるサイトは4〜5個あります。そして5番目に表示されているサイトが、「ガイザップ」と「ホナミスポーツクラブ」を比較したブログコンテンツで、検索したユーザーが「ガイザップ」の公式サイトではなくブログサイトに訪問してしまったらどうでしょう?

他社と比較されるということは、そのユーザーが「ホナミスポーツクラブ」に取られる可能性が出てきてしまいます。このようなことが起こらないためにも、競合が自社名を入札していなくても自社名は入札するようにしておきましょう。

入札すれば、「ガイザップ」と検索された際、まずトップに自社の広告タイトルが表示され、その後に公式サイトが表示されます。もちろん広告が表示された分、他社と比較したブログサイトは下の方に追いやられ、見込み客と憎きそのブログとの接触を防げるかもしれません。

大事な見込み客を他社に奪われないためにもしっかり自社名は入札しておきましょう。

より高度な広告運用をするために

ここまではWeb担当者によく見られる勘違いを紹介しましたが、最後により高度なGoogle広告運用をするためのキーワード選びを説明したいと思います。

キーワードを考える際、自社のサービスに未だ興味を持っていないけど、これから興味を示す可能性がある潜在顧客について考えてみましょう。

フィットネスジムの「ガイザップ」のターゲットの一つは「体を絞りたい」人だと思います。「ガイザップ」と検索するユーザーも「ホナミスポーツクラブ」と検索するユーザーも既に「体を絞りたい」という自信の欲に気づいている人達です。

しかし、それに加えてそのような欲に気づかせるのも広告担当者の役目です。例えば、「ガイザップ」は「人気 ウェディングドレス」というキーワードを入札してみても良いと思います。「人気 ウェディングドレス」と検索する目的は、自分を綺麗に見せるウェディングドレスを探すためが大半です。そんなユーザーが「体を絞ってより美しいウェディング姿に!」といった広告を目にしたら、「ドレス選ぶ前にやせなきゃ!」と思うかもしれません。

他にも、「1歳向けのおむつ」も入札して、「出産後のダイエットならガイザップ」なんて広告も効果的かもしれません。出産後の女性の多くは、妊娠時に増えたお腹周りの肉を気にしているものですからね。

このように、ちょっと視点を変えて見込み客だけでなく潜在顧客のことも考えることも一つのテクニックです。良いアイデアを思い浮かぶのは難しいですが、一歩進んだ広告運用をしていくためにもこれは取り入れるべき戦略です。

まとめ

Google広告に関して長々と説明してきましたが、3つの勘違いの改善と視点を変えたキーワード選びで、皆さんの運用結果は大きく変わってきます。作業量は増えると思いますが、是非実践してみて下さい。

 

参照:500, 23 Campaigns Every Startup Should Run to Gain Immediate Traction.


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