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モバイル広告は縦長がいい?マーケターが抱える3つの課題

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モバイル広告でマーケティング

広告活動においてモバイルへの配信はもう欠かせません。多くの企業は自社のWeb周りの戦略をモバイル中心で考えています。実際、アメリカでは2016年に企業が費やすWeb広告の60.5%はモバイル広告を占めるようになると予測されています。

しかし一方で、多くのモバイルマーケターは知識面と効果測定面に関していくつか課題を抱えています。今回はそれらの課題について紹介したいと思います。

①時代は横長動画ではなく縦長動画

モバイルの中でもモバイル動画を活用したプロモーションが増えています。テレビの時代から私たちは動画と言えば横長というイメージがありました。縦長デザインのスマートフォンが流行してからもイメージは変わりませんでした。スマートフォンを縦にした状態で動画を観る時は、上下が黒い小さな画面で観なければならず、フルスクリーンで観るにはわざわざスマートフォンを横に倒さなければなりまんでした。

スマートフォンで見た従来のYouTube動画(横長動画)
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スマートフォンで見たSnapchat動画(縦長動画)
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参照:Snapchatオフィシャルサイトより

そんな常識を初めて覆したのがSnapchatです。Snapchatは基本的にスマートフォンから閲覧されることから、ユーザービリティを高めるために横長ではなく縦長動画を採用したのです。この取り組みが大当たりして、Snapchatユーザー数は未だ2億人ですが、アプリ内の一日の動画再生回数がなんと100億回を超えました。Facebookの一日の動画再生回数が80億回だということを考えると驚異的な数字です。

あらゆるサービスがSnapchatの影響を受け、今ではFacebook、YouTube、Viemoで縦長動画の再生が可能となりました。同時に、動画配信する際はPC向けには横長動画、モバイル向けには縦長動画を準備する必要性が高まってきたのです。

②購買行動におけるモバイルの役割を考える

消費者はあらゆる過程を通過して購買決定を下します。

例えば、
 『PCで効率的なダイエットを調べる』
➡『面白いダイエットメディアを見つけたのでFacebookページにいいね!する』
➡『スマートフォンでFacebookページを定期的に閲覧していたら目新しいダイエット器具を発見する。しかし購入しない。』
➡『何となくPCでネットサーフィンをしていたら再度その器具を発見。割引セールをやっていたので購入』
と言った流れでダイエット器具の購買決定を起こすユーザーがいるとします。

この時、PC、Facebook、モバイル広告の3つがユーザーの購買決定に大きな役割を果たしています。Webマーケターはこれら3つの要素を各々効果測定して役割を明確にしていかなければなりません。こういった効果測定の仕方をアトリビューションと言います。

実は、モバイル戦略をこのようなアトリビューションに盛り込んでいるマーケターは多くないようです。単にモバイル広告の配信によって購買してもらえたという結果に一喜一憂せず、しっかりモバイルの役割を深掘りしていかなければなりません。

マスターカードやウォルマートなども独自のモバイル戦略をアトリビューションに含めて役割を明確にしたところ、キャンペーンの認知が向上したという結果を得たようです。

③適切なモバイル広告費

モバイル動画広告は非常に高額ですが、動画でなければ手頃な価格で広告配信ができます。しかし、モバイル動画広告の高さが原因で、モバイル広告全体が高いと勘違いしているマーケターが多いようです。現在莫大なアプリやネットメディアが存在していて、実は広告枠の在庫はかなり余っています。

DSPという世界中のメディアやアプリの広告枠を管理しているサービスがあります。サービスでは、広告主は自分に合った予算と目的に合わせた広告配信を自動的にしてくれます。これを上手く利用すれば、無駄にモバイル広告費を使う必要もなくなり、効率的な広告運用が出来るようになります。

まとめ

以上が今多くのマーケターが抱えるモバイル広告の課題と解決策です。特に①に関しては最近出て来た新しい課題です。
縦長動画と横長動画を両方準備するのは非常に手間な作業になりますが、今後モバイルユーザーが縦長動画に慣れてしまうと、横長動画のエンゲージメントが下がる可能性もあります。ですので、今からしっかり対応さえることをお勧めします。

参照:Marketing land. Go ahead and swing at mobile, marketers – even if you miss.


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