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「コンテンツマーケティング」でコーポレートサイトの集客を増やす

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コーポレートサイトでコンテンツマーケティング(動画)を行う

前回のコラムグロースハックをすぐに始めるための「Growth hackingアイデア導出フレーム」って一体?の続きとして、5つの種類のWebサイトの目的を抽出し、それぞれのグロースハック案について検討していきます。今回は1つ目の「コーポレートサイト、ブランドサイト」について、目的と打てる施策を挙げていきます。

コーポレートサイト、ブランドサイトの目的

コーポレートサイト、ブランドサイトの目的は認知度を高めることです。また、プレスリリースやIR情報など、特定の情報を正確に届けることも、目的の一つと言えるでしょう。

AARRRモデルにおいては、獲得・利用開始・継続・紹介が重要であり、収益を上げるケースは稀です。収益を目指す場合はEコマースサイトとの組み合わせと捉えることができます。

以下に、一般的なグロースハックの目標設定案を示します。

AARRRモデル グロースハックの目標案
Acquisition(獲得) 自社に興味を持った人が検索エンジンで容易に発見できること
Activation(利用開始) ニュースレターやメールマガジンを配信している場合、アカウントの登録を行うこと
Retention(継続) ブログを運営している場合、定期的に訪問させること
Referral(紹介) プレスリリースや新規ブログ記事などがシェアされること
Revenue(収益) (なし)

コンテンツマーケティング

ブランドの認知度を高める施策

集客や継続の数値を向上させ、ブランドの認知度を高める施策としてコンテンツマーケティングが推奨されます。コンテンツマーケティングとは、ブログ記事や動画などで価値のある情報を作成・配布し、見込み顧客との関係性を深める取り組みです。

例えば、トヨタは「ドッグサークル」というオンラインコミュニティを立ち上げ、犬の熱中症対策や犬のしつけ方法といった、自動車と犬に関連した記事を掲載しています。直接自動車を売り込むのではなく、犬の飼い主という特定のターゲットに有益な情報を提供することで、消費者の自動車に対する需要を喚起すると共に、企業のイメージアップに貢献しました。

トヨタが運営する「ドッグサークル」

http://dog.toyota.jp/

AARRRモデルにおける位置

AARRRモデルにおいては、主にAcquisition (獲得) に対する施策で、Webマーケティングにおいてはプル戦略(生産者が顧客に直接働きかけるマーケティング手法)に分類されます。

上記のトヨタの例であれば、「自動車 犬」と検索したユーザーはドッグサークルの記事に到達し、Webサイトの訪問者数増加に寄与することが期待されます。さらに、魅力的なコンテンツを提供することでRetention(継続)やReferral(紹介)についても、ポジティブな効果が期待できるでしょう。

自動車と犬に興味のあるユーザーは新たな記事を見たり、自分の疑問・興味を解決したりするために、定期的にWebサイトを訪れます。また、興味深い記事やイベントは友人同士でシェアすることも考えられます。

ホワイトペーパーマーケティング

ホワイトペーパーを用いた手法

コンテンツマーケティングの中でも、ホワイトペーパーを用いた手法をホワイトペーパーマーケティングと呼びます。
ホワイトペーパーは、従来、「白書」を意味しており、政治や社会経済の現状分析を行う文書でした。現在は、特定の技術・製品に関して市場動向などを解説するものを意味する場合が多くなっています。

ホワイトペーパーはブログに比べて、通常、分量が多く、専門性が高いため、その会社の技術力をアピールするのに役立つと言われています。ユーザーの氏名やメールアドレスを登録する代わりに、無料でダウンロードできる仕組みが多く見られ、見込み顧客のリストを作成できることもホワイトペーパーマーケティングの利点の一つです。

AARRRモデルにおける位置

AARRRモデルでは、コンテンツマーケティングの一種なので、Acquisition(獲得)への貢献が主となります。加えて、メールアドレスの登録などを行うため、Activation(利用開始)のきっかけとも考えられるでしょう。

取得したメールアドレスはイベントなどの通知に活用できるため、Retention(継続)向上の施策に利用できます。

まとめ

コーポレートサイトやブランドサイトの場合、まずは多くの人に認知してもらうことが大切です。

認知度を高める施策としてはコンテンツマーケティングが挙げられます。単に製品を紹介するのではなく、より製品を深く追求したコンテンツを提供することができれば、Acquisition(獲得)やRetention(継続)の向上につながるでしょう。


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