ここでは、これまで本コラム「Googleアナリティクス完全ガイド」で使用した主な専門用語を50音順にまとめ、その中でも重要な語句について、再度ピックアップしていきます。
用語 | 解説 |
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A/Bテスト | デザイン等、Webサイトにおける施策の良否を判断するために、2つの施策を比較すること |
CTR (Click Through Rate) | クリック率。広告がクリックされる割合 |
CPA (Cost per Acquisition) | 顧客獲得あたりのコスト。成果一件あたりの広告支払額 |
CPC (Cost per Click) | クリック単価。ユーザーが広告を 1 回クリックする度に広告主が受け取る収益額 |
CPM (Cost per mille) | 1000回あたりのコスト。Google AdSenseにおいて、広告が1000回表示された場合の平均収益額 |
Google AdSense | Googleの提供している検索連動型広告。Webサイトなどに広告を設置することで、Webサイト運営者は収益を得ることができる |
Google AdWords | Googleが提供するクリック課金広告サービス。広告を出稿することで、Webサイトの認知度を高めることができる |
Googleコンソール(旧:ウェブマスターツール) | Googleが提供するサイト管理者ツール |
SEM (Search Engine Marketing) | 検索エンジンを利用したマーケティング |
SEO (Search Engine Optimization) | 検索結果でより上位に現れるようにウェブページに対策を講じること |
CPCについてはCPCなどのコスト分析でPDCAサイクルを上手に回すための広告戦略で触れました。集客におけるコスト分析に役に立つ指標です。
また、集客広告といえばGoogle AdWordsです。Google AnalyticsでAdWordsの効果を分析! 最適な広告表示と費用対効果では、Google AnalyticsレポートでAdwordsを詳細に分析する具体的な方法について解説しています。
近年多くの企業が取り組んでいるSEOやSEMについては、その概念や仕組みについてSEO・SEM・ユーザーエクスペリエンスの向上で、見つけやすく使いやすいサイトへで解説しています。
用語 | 解説 |
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SKU (Stock Keeping Unit) | 在庫管理のための最小の分類単位。「赤色でMサイズのドレス」といった注文できる最も細かい分類のことを指す |
KPI(Key Performance Indicator) | 組織の目標達成度合いを定量的に計る指標 |
WordPress | 世界的に利用されているブログ管理システム |
アクティブユーザー | ある期間内に1回以上のサービス利用があったユーザーのこと |
イベント | Google Analyticsで計測できる、Webサイト上でのユーザーの行動 |
インプレッション | Google AdSenseにおいて、広告が表示されること |
オーガニック検索 | 検索エンジンの検索結果のリスト。スポンサー広告などを含まない部分のこと |
オペレーティングシステム | WindowsやiOSなどのシステムを管理するソフトウェア |
カスタムキャンペーン | Google Analyticsで追跡できる、どの参照元からWebサイトに訪れたかを把握する仕組み。 |
クッキー(Cookie) | Webブラウザに一時的に情報を書き込んで、閲覧履歴などのデータを保存させる仕組み |
イベントやインプレッション、キャンペーンといった言葉は、Googleアナリティクスにおいては普段とは別の意味で使われます。
また、Cookieは、Google Analyticsでは検索ワードやユーザー属性がどうして得られるの?にある通り、Googleアナリティクスで正確なデータを得るために必要な仕組みですね。
用語 | 解説 |
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グロースハック | 豊富な広告費を使わずに、インターネット上での口コミを利用して製品の利用者を大幅に増やす取り組み。 |
検索連動型広告 | 検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに関連した広告を表示する仕組み |
コンバージョン | 商品購入や資料請求など、ウェブサイト上から獲得できる最終成果 |
セッション | 訪問数。ある訪問者がWebサイトを訪れてから離れるまでの一連の行動を1セッションとして数える |
セールスファネル | 製品を認知される状態から購入される状態までに顧客が絞り込まれていく様子を漏斗(ファネル)に例えて表現したもの |
滞在時間 | ユーザーがそのページを閲覧していたと推定される期間。最後にアクセスしたページの時刻 – 最初にアクセスしたページの時刻 |
チャネル | ユーザーがWebサイトを訪れるまでに経由した経路。無料検索、ソーシャルメディア、ブックマークなど。 |
直帰率 | 一ページのみ閲覧して離れたユーザーの割合 |
ディスプレイ広告 | Webページの一部として埋め込まれて表示される、画像や動画などによる広告 |
トラッキングコード | Google Analyticsで情報を収集するためのプログラム。運営するサイトに設置する |
グロースハックについてはSNSの口コミを増やすグロースハック A/Bテストで収益UPを狙え!でその代表例と共に取り上げましたが、近年のwebマーケティングにおいて非常に重要な取り組みです。
また、滞在時間や直帰率は、ユーザー行動の分析の際に重要な指標となりますが、Google Analyticsでわかるかも? あなたのサイトの離脱率・直帰率が高い理由では、そのページのコンテンツ以外の要因でも高くなってしまう可能性があることについて解説しています。
是非一度読んでみてください。
用語 | 解説 |
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トランザクション | Eコマースにおいて、成約に至った数。複数の商品が一度に購入された場合でもトランザクションは一回。 |
バナー広告 | 長方形の広告枠 |
ブラウザ | Internet ExplorerなどのWebサイトを閲覧するためのソフトウェア |
ページビュー | 閲覧者が表示したWebページの数 |
目標 | サイトが目標をどの程度達成しているか計測する仕組み。購入、連絡先情報の送信など |
ランディングページ | 訪問者に最初に表示されるページ |
離脱率 | セッション内において、そのページでユーザーがサイトを離れた割合 |
ランディングページは前述の滞在時間や直帰率、そして離脱率にも関わる重要なページです。
ランディングページごとの行動フローを確認 あれ?このページ直帰率高い!ではランディングページでのユーザー行動の分析という切り口からサイト改善の方法を探ることを推奨しています。
用語を正しく理解することは、ビジネスシーンに必要というだけでなく、その物事や問題を正しく理解することにもつながります。もしわからない用語があれば、今のうちに確認し正しく理解しておきましょう。