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エンジニア任せになっていない?離脱率にも関わるページ遷移速度の改善法

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ページの遷移速度が遅くて,離脱率が上がってしまう様子

Googleアナリティクスレポートの「行動」カテゴリの画面解説を行っていきます。今回は「サイトの速度」の項目について解説します。

サイトの速度

技術的な用語を多く含むレポートです。一部の内容は、Webサイト構築に関する技術的な知識が必要です。

アクセス 「行動」 > 「サイトの速度」
5W1H What(何を)、How(どのように)
AARRRモデル Activation(利用開始)、Retention(継続)

サマリー

サイトの速度レポートでは、Webサイトのページが表示されるまでの速さを分析できます。表示速度が速いほどユーザー体験が向上します。

サイトの速度>サマリーマーケティングの観点よりも技術的な観点の要素の強い指標ですので、サイト運営担当者よりもエンジニアが利用するレポートになります。主要な指標は以下の6つです。

指標 説明
平均読み込み時間(秒) ページ表示を開始してから読み込みが完了するまでの時間
平均リダイレクト時間(秒) リダイレクト(ページの転送)があった場合に、転送に要した時間
ドメインの平均ルックアップ時間(秒) ドメインの名前解決に要した時間。DNSサーバーの速度を表す指標
サーバーの平均接続時間(秒) ブラウザがサーバーとの接続を確立するまでの時間
サーバーの平均応答時間(秒) ブラウザからの要求にサーバーが反応を返すまでの時間
ページの平均ダウンロード時間(秒) ページのデータをサーバーからダウンロードするまでに要した時間

ページ速度

ページ毎の平均読み込み速度を表示します。ページ上部には、エクスプローラ分布地図表示のタブがあります。

エクスプローラでは時系列の推移と、主要な指標の表が閲覧できます。分布では技術的な指標を確認できます。表示速度が遅い場合に、どの箇所にボトルネックがあるかを分析できます。さらに、地図表示では、地域毎の表示速度が分析できます。ユーザーの所在地とサーバーの物理的な距離が離れている場合に、表示速度が遅くなる傾向があります。

速度の提案

ページの表示速度を改善するには、いくつかの方法があります。速度の提案レポートでは、Googleが推奨する設定方法に基づいて、ページ毎の改善案が提案されます。エンジニアにこの情報を渡すことで、ページの表示速度を向上させることができるでしょう。

カスタム速度

カスタム速度は、特定のイベントに関する表示速度を示します。

通常、Googleアナリティクスはページ遷移単位で分析を行いますが、高度なデザインを持つWebサイトでは、画面の一部のみの分析が必要になります。例えば、Facebookで投稿を行うと、画面全体が更新されるわけではなく、画面の一部のみが更新されます。その場合、投稿機能のみの表示速度を計測する必要があります。

このような画面の一部だけが更新される際の速度をカスタム速度と定義します。この計測には、ページ内に特別な設定をする必要があります。カスタム速度を設定した範囲において、その検出数と平均表示速度がレポートで確認できます。

まとめ

ページ速度は技術的な要素が強い問題ですが、ユーザー体験に直接関わる問題でもあるので、エンジニアでなくてもある程度は問題を理解しておく必要があります。
エクスプローラで速度を視覚的にも確認できるGoogleアナリティクスレポートは、問題を正しく理解することにも役立ちます。


さあ、KOBITをスタートしよう。