Google Analyticsレポートの「集客」カテゴリの画面解説を行っていきます。今回は「検索エンジン最適化」「ソーシャル」について解説していきます。
検索エンジン最適化レポートを表示するには、事前にGoogleサーチコンソール(旧:ウェブマスターツール)を連携させる必要があります
アクセス | 「集客」 > 「検索エンジン最適化」 |
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5W1H | What(何を)、How(どのように) |
AARRRモデル | Acquisition (獲得) |
Google Analyticsレポートで「集客」 > 「検索エンジン最適化」 > 「検索クエリ」を選択すると、以下のような画面が表示されます。
この画面は、Googleサーチコンソール(旧:ウェブマスターツール)と連携することで表示させることができます。
Googleサーチコンソールは、Google検索結果画面でのデータを解析するサービスです。検索エンジン最適化の取り組みの成果を確認することができます。どのような検索キーワードが入力された場合に、自社のWebサイトがどのくらいの順位で検索結果として掲載されたのかを知ることができます。また、表示された場合に、どのくらいの割合でクリックされたのかという指標もあります。
Organic Search(自然検索=検索結果画面で表示される、広告以外の枠)部分における成果を確認することで、検索エンジン最適化の戦略を改善することができます。ここでの指標は、Google AdWordsを用いた有料広告の成果は含まれません。
Google検索の結果画面で自社のWebサイトがクリックされた場合に、どのページに辿りついたか、という切り口で成果を確認できます。
掲載順位が高く、クリック数も高いページにインパクトのあるコンテンツを掲載すると、ユーザーに強い印象を与えることができます。最終的には、売り上げの向上など成果につなげることができるでしょう。
検索を実行したユーザーの地域ごとに、表示回数・クリック数・クリック率(CTR)を確認できます。検索エンジン最適化の効果がどの地域において、より高くなっているかを確認することができます。
アクセス | 「集客」 > 「ソーシャル」 |
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5W1H | What(何を)、How(どのように) |
AARRRモデル | Acquisition (獲得)、Referral(紹介) |
現代のWebマーケティングでは、ソーシャルネットワークを用いた広告戦略が必須です。ソーシャルネットワークは、友人関係や興味・関心に関する情報が大量に蓄積されているので、より対象を絞り込んだ広告を出稿し、高い成果を得ることが期待されます。
ソーシャルネットワークで自社のページを作成するなどコンテンツを公開している場合、そのリンクから自社のWebサイトへ誘導することを目指します。また、ソーシャルネットワークに対して、有料の広告を出稿している場合もあるでしょう。ソーシャルのレポートでは、ソーシャルネットワークからの訪問者に関する分析を行うことができます。
サマリー画面では、ソーシャルネットワークで共有されたURLからの訪問者の数を確認することができます。
Googleサーチコンソールを使用し、Google Analyticsレポートと連携させることで、検索エンジン最適化に有用なデータを確認することができます。また、「ソーシャル」では、ソーシャルネットワークでの集客に関する分析ができます。
検索エンジンの最適化やソーシャルネットワークは共にAARRRモデルのAcquisition (獲得)部分につながり、どちらも現代のWebマーケティング戦略には欠かせない要素となっています。