KOBITブログ

先行企業から学ぼう!海外のリマーケティング事例5選

この記事は約 6分 で読めます。

remarketing-examples

リマーケティングはGoogleなどのアメリカ企業が市場を先導してきました。ユーザー企業も、それに追随して、多くのリマーケティングの実例を作ってきています。Webサイトを一度訪問したユーザーに再訪を促す広告を表示するリマーケティングは、最も効果の高いオンライン広告宣伝活動として注目が集まっています。海外のリマーケティング事例から、どのようにターゲットを特定し、どのような広告を活用しているのか、参考になる点を見つけてみましょう。

日本と同様に海外でも普及が進むリマーケティング

リマーケティングは以前にWebサイトに訪問したユーザーをターゲットとして広告を配信する仕組みです。広告配信ネットワークを活用するため、自社サイト以外のWebページやモバイルサイトを利用して、広告を表示できます。自社サイトに一度訪れているため、その商品やサービスに興味を抱いている可能性が高く、高い広告効果が期待できます。リマーケティングは海外においても普及しつつあり、最も広告効果の高いオンラインマーケティング手法として知られています。日本と同様に、Google、Facebook、Microsoftといった広告配信ネットワークの利用が一般的です。海外のマーケティング担当者は、リマーケティングリストの細分化、有効期間の精緻化、広告バナーの最適化などを進め、より効果的なリマーケティングの研究を行っています。

海外のリマーケティング事例

小売り:動画広告によりコンバージョン当たりコストが87%削減

アメリカの小売店を運営するA社はクリスマスツリーを始めとする季節商品を取り扱っています。短い特定の期間で販売を行わなければならないため、リマーケティングにより、該当の季節商品への興味が高い見込み顧客へ訴求する必要がありました。特に、YouTubeでの動画リマーケティング広告へ投資し、一度Webサイトを訪問したものの商品を購入しなかったユーザーに対し、専用の広告を表示し、購入を促すCTA(コール・トゥ・アクション)を提示しました。

リマーケティングに注力したため、過去の広告キャンペーンに比べてコンバージョン数が10倍という高い効果を得ました。また、コンバージョン一件当たりのコストは87%削減の達成です。動画広告は、何人のユーザーが視聴し、何人が広告をクリックし、その内どのくらいがコンバージョンに至ったかが定量的に分析できるため、マーケティング活動が高度化できるのです。

非営利団体:Eメール送信によりコンバージョン率が20倍

40か国にまたがり人道支援を行う非営利団体B社は、Webサイトから寄付を募集しています。非営利団体で寄付を集めるには、訪問者が社会問題を認識し、何らかの貢献をしたいと感じたタイミングでタイムリーに行動を後押しする仕組みが必要です。同社はWebサイトの機能追加を行い、Webサイトを訪問し、寄付をしなかったユーザーに対し、自動的にフォローアップのEメールを送信しました。また、友人や知人に代わって寄付を行うギフトカードを運用していましたが、ギフト寄付の手続きを完了しなかったユーザーについても、自動メールを送付しています。

適切なタイミングで適切な内容のメールを送信すると、Eメールの開封率は50%を超え、また、Eメール経由での寄付率が20倍になりました。非営利団体であっても、見込み顧客の特定やコンバージョンの促進は、営利企業と変わりません。Eメールを組み合わせて効果的な販売促進が実現できます。

高額商品販売:詳細なユーザーリスト作成により投資対効果が1300%向上

中古の高級腕時計を販売するC社は、アクセス解析を行った結果、新規訪問で商品を購入するユーザーは1%にも満たない事実を発見しました。すぐに購入を決断しにくい高額商品であるため、サイトへの再訪を促さなければ、売り上げにもつながらないのです。そこでリマーケティングの機能を利用し、ユーザーの居住地、使用言語、サイト上の行動パターンに基づいて、購入する見込みの高いリマーケティングリストを作成しました。リストの条件に合致したユーザーに対して、広告を表示する6か月の広告キャンペーンを展開しています。

投資対効果の向上は目覚ましく、1300%のROI向上につながりました。平均注文額は13%増加し、CPA(顧客一人獲得当たりのコスト)は34%の削減です。リマーケティングを運用する間に、よりコンバージョンの確率が高い顧客特性の学習も行えました。例えば、新規訪問で10分以上滞在したユーザーは、その後に購入する場合が多くなります。リマーケティングのPDCAサイクルを回すと、投資対効果のさらなる向上が目指せるのです。

建築資材販売:一時間の設定作業でコンバージョン当たりコストが30%削減

イギリスで建築資材販売を行うD社は、販売や追加注文の機会損失に課題を抱えていました。商品特性から顧客は品質・コスト・配送・サイズ・スタイルなどを調査してから購入に至るため、販売機会を増やすにはWebサイトへの再訪促進が欠かせません。

Webサイトを訪問したものの購入に至らなかったユーザーの特徴を分析し、リマーケティングの設定を導入すると、1000人以上のユーザーが三か月以内に再訪しました。また、コンバージョン一件あたりのコストが30%削減されています。驚いたことに、これらのリマーケティングの設定は、Google AdWordsを使って、一時間で完了しました。わずかな時間で大きな効果が得られるリマーケティングの力を示す例と言えるでしょう。

カスタム印刷:パーソナライズ広告でコンバージョン率2倍

結婚式の招待状などカスタマイズされた印刷サービスを提供するE社は激しい競争にさらされています。新規顧客の獲得はもちろん、クロスセル・アップセルによる既存顧客の再訪促進が同社の課題でした。ブランド認知を高め、顧客と長期的な関係を構築するため、リマーケティングに白羽の矢を立てたと言います。リマーケティングの機能を活用し、同社のサイトを訪問した際の行動履歴に基づいて、パーソナライズされた広告バナーを提示する施策を開始したのです。リマーケティングの効果は顕著に表れました。通常の広告キャンペーンに比べて、コンバージョン率は2倍以上という高い成果を上げています。

まとめ

リマーケティングは日本と同様、海外でも利用が広がっています。詳細なリマーケティングリストを作成し、適切なタイミングで適切なコンテンツを提示すると高い成果が得られます。動画やEメールと組み合わせると、よりリマーケティングの幅が広がるでしょう。


CATEGORY:

さあ、KOBITをスタートしよう。