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Facebookのリマーケティング施策は、どのようにやればいいの?

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リマーケティングはユーザーの行動を追跡し、自社サイトに興味を示したユーザーに広告を表示する強力な施策です。Facebookの広告プラットフォームを活用すると、リマーケティングを実施できます。

従来のFacebookマーケティングはFacebook内で取得される個人情報や興味・関心を中心に行われますが、リマーケティングを行うと、Facebookの外にある自社サイトでの行動を組み合わせて広告が出稿できるのです。強力な広告戦略であるリマーケティングの設定手順を紹介します。

■自社サイトの訪問履歴によってFacebook広告を表示

Facebookにリマーケティングの機能が導入されました。リマーケティングとは、自社サイトへ訪問したユーザーに対して広告を提示し、サイトへの再訪を促す手法です。サイトへ一度訪問したユーザーは商品やサービスに対して興味がある可能性が高いため、リマーケティング広告からは高い効果が期待されます。

Facebookはこれまで、実名を含んだ多くの個人情報や、友人やビジネスとの交流から推定される興味・関心から、精度の高い広告表示を行ってきました。リマーケティングの導入によって、Facebookの外側にある自社サイトでの訪問履歴を活用できるようになったのです。

自社サイトを訪れたユーザーに対して、日常的に目にするFacebook上で広告を提示すると、ユーザーの興味を喚起し、再訪が促進できるでしょう。また、リマーケティング用の広告グラフィックが利用できるため、ユーザーへより強い印象を与えられます。

■リマーケティングを行う3つのステップ

Facebookリマーケティングの設定はFacebookピクセルの作成から始まります。Facebookピクセルは、以前はカスタムオーディエンスピクセルと呼ばれていました。

リマーケティングを実施するには、自社サイトにユーザーが訪問した際に、その履歴をFacebookへ送信しなければなりません。自社サイトへ情報を送るためのプログラムがFacebookピクセルです。Facebook上でプログラムが自動生成されるので、そのプログラムを自社サイトへコピー&ペーストすると設定が完了します。プログラムを埋め込むためにはエンジニアの支援が必要になるケースもあります。

Facebookピクセルが設定された後には、リマーケティング広告を表示する対象とする条件を指定します。特定の条件に合致するユーザーグループは、オーディエンスと呼ばれます。具体的には、特定のページを訪問したユーザーをカスタムオーディエンスとして登録することになります。オーディエンスの行動を追跡する期間などが設定できるため、高度な条件分けが可能です。さらに、既存顧客だけでなく、新規顧客に対して効果的な広告提示を行うために“類似オーディエンス”の設定が推奨されています。

類似オーディエンスとは、既存顧客と類似した興味・関心を持つと推定されるユーザーグループです。オンライン上で実際にとられた行動に基づいているため、通常の広告よりも高い効果が期待されます。

最後のステップとして、リマーケティングで表示するための広告を設定します。Webサイトへの誘導やコンバージョンの実現などの目的を示した上で、特定の広告を指定できます。

■リマーケティングの設定手順

●Facebookピクセルの開始

Facebook広告マネージャーを訪問します。上部メニューの中から「ツール>ピクセル」を選択すると、Facebookピクセルの設定ウィザードが開始されます。

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https://www.facebook.com/ads/manager

●ピクセル名の設定

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Facebookピクセルに分かりやすい名称を設定します。

●ピクセル作成の完了

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FacebookピクセルはWebサイトに埋め込むためのタグが自動生成されます。自分でピクセルを取得する場合は「ピクセルをインストールする」を押下してください。また、他のエンジニアに委託する場合は「ピクセルコードをメールで送信」を選択します。

●ピクセルコードの取得

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画面上部に表示されるピクセルコードをWebサイトのHTMLファイルにコピー&ペーストすると、リマーケティングの設定が完了します。また、特定のイベントを追跡するには、画面下部にあるコードをピクセルコードの下に追加します。特定ページへのアクセス、自社サイトでの検索行動、または、ショッピングカートへの操作が追跡できます。

●オーディエンスの作成

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ピクセルコード作成後に、広告を表示する対象となるユーザーグループを指定するために、オーディエンスを作成します。

●条件の設定

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ウェブサイトのアクセス状況に応じて条件を設定します。デフォルト設定では「ウェブサイトにアクセスするすべての人」が指定されていますが、「特定のページにアクセスする人」や「特定のウェブページ以外にアクセスしていない人」「一定期間アクセスしていない人」が選択可能です。オーディエンスとしてユーザーを含める期間を日数で指定します。

●広告の作成

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Facebookピクセルとオーディエンスの作成の後に、表示する広告を作成します。広告の目的として「ウェブサイトへの誘導」を選択すると、対象となるURLとFacebookピクセルが指定できるようになります。

●広告アカウントの作成

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広告アカウントが作成されていない場合は、新規に追加できます。

●ターゲットと予算の設定

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広告を表示するターゲットと、広告の予算を設定します。オーディエンスの他にも、地域や興味・関心、年齢をもとに絞り込みが行えます。1日あたりの予算や通算の予算を指定し、最大限使用する金額を指定します。自動的に推定されるリーチ人数が表示されるため、ターゲットが広すぎたり、狭すぎたりしないかの確認が可能です。

●広告デザイン

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広告のフォーマットをはじめ、表示する画像や動画を指定します。広告1件に対し1件の画像や動画を表示するレイアウトや、1件の広告で最大5件の画像を表示する方法が選べます。見出しやテキストを記載し、詳細な設定が完了です。加えて、Instagramのアカウントがある場合は広告の連携が行えます。

■まとめ

Facebookのリマーケティングを利用すると、自社サイトへ一度訪問したユーザーに対し、Facebook内で広告を表示し、サイトへの再訪を促すことができます。Facebookピクセルとカスタムオーディエンスを設定し、該当の広告を作成すると、リマーケティングの設定が完了です。

参考文献

https://www.facebook.com/business/learn/facebook-ads-website-custom-audiences

https://www.facebook.com/business/a/online-sales/custom-audiences-website


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