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自尊心を刺激するスノッブ効果とは?マーケティングへの活用具体例!

窪田望
窪田望
2022/08/29 00:14

株式会社クリエイターズネクストの窪田です。

「マーケティングと心理学」について考えていくシリーズ。良いコンテンツを作るには、人の心理を知ることは非常に大切なことです。

前回の記事「アフォーダンス効果×マーケティング」はこちら

第8回目の今回は、スノッブ効果について解説し、マーケティング・コンテンツ制作に活かすコツをご紹介します。

スノッブ効果とは

スノッブ効果とは、「多くの人が持っていないものを持ちたいと思う心理」のことです。

「多くの人が持っていない」というところがポイントで、例えば自分が何か購入する時に、「他の人と被りたくないなー」と思ったことはないでしょうか。

よくあるシーンで言えば、車。

雑誌やカーショップで、これ良い車だなと思ったものの、ふと、「近所の人がこの車を持っていたら、その車と全く同じものはちょっと嫌だな。」と思ってしまう。

こうした心理が働くことをスノッブ効果と言います。

「snub(スノッブ)」という言葉は、「鼻であしらう」「剣突を食わせる」「相手にしない」という、実はちょっと嫌な意味が含まれています。

やや心苦しいところはありますが、イメージしやすいように噛み砕いて表現するならば、

“気取り屋でお高い奴”

というのがスノッブ効果であり、1950年にアメリカの理論経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインが提唱し、以降ビジネスやマーケティングの分野でも応用されています。

スノッブ効果を活かしたマーケティング事例

では、具体的にどのようなシーンでスノッブ効果は活用されているでしょうか。

限定のプレミア時計

例えば、世界に100個しかない時計というフレーズを聞いたことがある方も多いと思います。

そうした、いわゆるプレミア時計と言われるものは、No.57やNo.84、あるいは84/100といったように刻印がされていることが多いです。

こうしたものは、

「あっ!世界にこれしかないレアものなんだな」

ということが一発で分かるため、スノッブ効果を活用した販売方法といえます。

絵画の原画

絵本などの原画も同様に、世界に一つしかないという特徴があるため、

「あっ!これは本当にレアで希少性がある」

と思いますよね。

このプレミア性を利用して、世界に一つしかない原画をレンタルしてイベントで活用すると、

“すごくレアなものが今は提供できている”

と、参加者は提供価値を感じることができるので、数段もそのイベントの質を上げることができるようになります。

つまり「希少性」や「特別感」を刺激することが、非常に大事ということになります。

スノッブ効果の応用事例

では、スノッブ効果をさらに応用するとどのような展開が望めるでしょうか。

一例としては、

・期間の限定
・地域の限定
・コミュニティの限定

などでもスノッブ効果を応用することが可能です。

期間限定であれば、

「この商品は、あと一日しか申し込みできません!」
「今月末まで!」

地域の限定で言えば、

「地域限定のお菓子」

とかありますよね。同じようなお菓子があるけれど、“ここでしか買えない”と言われると妙に「これ欲しいな」という感覚にならないでしょうか。

コミュニティでは、最近増えているオンラインサロンが良い例です。

「このオンラインサロンだけでしか聞けません。」

とか言われると「なんかすごそうだな」という風に思います。

これらはスノッブ効果を応用したマーケティング手法になります。

まとめ

スノッブ効果は、希少性や限定性、特別感をユーザーに抱かせることによって、人間の内にある「気取り屋でお高い心理」に訴えかけ、購買意欲を刺激することができます。

取り入れるタイミングは慎重に判断する必要がありますが、初動の集客やマーケティングなどで効果を発揮しますので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

◎本記事の内容はYouTubeチャンネル「窪田望のアンテナ」でもご覧頂けます!

【なぜ、旅行先で地域限定のお土産を買いたくなるのか?スノッブ効果とは?】の動画本編はこちら

 

 
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