WEBマーケティング

サイト改善に必須!離脱率と直帰率の違いとは?

窪田望
窪田望
2021/11/30 07:41

株式会社クリエイターズネクストの窪田です。

離脱率と直帰率。

名前だけを見ると似たようなものに感じるため、どういった違いがあるのか、一見分かりません。

ですがこの2つをしっかりと使い分けることで、ウェブ解析をする際の「問題の焦点」を合わせて会話ができるようになります。

今回は、離脱率と直帰率の違いについて詳しく解説していきましょう。

「直帰」と「離脱」の違い

「直帰」とは、訪問者が最初に来たページ(ランディングページ)から、ほかのページへ移動しないでサイトから出る行動のことを言います。

一方、「離脱」とは、訪問者がサイトに来て、別のウェブサイトに移動してしまったり、ウェブブラウザを閉じてしまったりする行動を指します。

つまり、直帰とは、離脱の中に含まれる行動の1つとなります。

離脱率と直帰率の具体例

直帰は離脱という行動の1つであることが分かってくると、離脱率と直帰率の違いもイメージできると思います。

具体例として、Googleのオフィシャルページに書かれている例で見ていきましょう[1]。

 
  • 月曜日:ページB→ページA→ページC→離脱
  • 火曜日:ページB→離脱
  • 水曜日:ページA→ページC→ページB→離脱
  • 木曜日:ページC→離脱
  • 金曜日:ページB→ページC→ページA→離脱
 

月曜から金曜日までのページ閲覧状況を示したものですが、ページA、B、Cの離脱率と直帰率はそれぞれ何%になるでしょうか。

答えはそれぞれこのようになります。

 
  • ページA:離脱率33%/直帰率0%
  • ページB:離脱率50%/直帰率33%
  • ページC:離脱率50%/直帰率100%
 

まずは離脱率から考えていきましょう。

ページAは、月曜から金曜日までに合計3回閲覧されていることが分かります。これをセッション3回と表します。一方、Aから離脱した回数を見てみると、金曜日の1回になります。

※セッションとは・・・ウェブサイトにアクセスしたユーザーが、サイト内を閲覧しはじめ、離脱するまでの行動のこと

セッション3回に対して離脱が1回なので3分の1となり、離脱率は33%になります。

同じようにページBとページCも見ていくと、セッション数と離脱回数がともに4回と2回なので離脱率は50%であることが分かります。

 

では、直帰率はどうでしょうか。

直帰とは、訪問者が最初に来たページ(ランディングページ)からすぐに別のページもしくはサイトを閉じてしまう行動だと説明しました。

よって、分析する際には各曜日の最初に閲覧されたページを見ていきます。

ページA見てみると、最初にページAが見られた日は水曜日の1回だけということが分かります。その日は、離脱までにページC、ページBを見ていることから、Aからの直帰は0回、よって直帰率は0%となります。

ページBはどうでしょうか。最初にページBが見られた回数は月曜、火曜、金曜の3回、その内、ページBだけ見て離脱した回数は1回なので、直帰率は3分の1で33%ということが分かります。

ページCを最初に見られた日は木曜日の1回のみ。しかもページCだけ見て離脱してしまっているため、直帰率は100%ということが分かります。

まとめ

ここまで見てきてお分かりになるかと思いますが、離脱率と直帰率は、低いほうが良いとされています。

その前提で考えると、離脱率が高いということは、コンテンツでユーザーを失望させてしまっているページが多いことにつながり、サービスの申し込みや購入にまで至っていないという分析ができます。

一方、直帰率が高いということは、お店に入ってすぐ出ていかれてしまうのと同じことですので、サイトデザインや訪問者にサイト全体の雰囲気が訪問者に気に入られていないのかもしれません。

自分のサイトにどのような問題点があるか見極めるために、離脱率と直帰率をしっかりと使い分けて分析していくことが重要です。

適切なマーケティングプランを立てるために、離脱率と直帰率の違いをしっかりと理解して、分析に活かしていきましょう。

 
 

◎本記事の内容はYouTubeチャンネル「窪田望のアンテナ」でもご覧頂けます!

【離脱率と直帰率の違いとは?】の動画本編はこちら

 
 

<参考文献>

[1] 離脱率と直帰率の違い – アナリティクス ヘルプ

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